作品データ
公開年月 | 1985/07/03 |
---|---|
ジャンル | SF/アドベンチャー |
原作 | なし |
監督 | ロバート・ゼメキス |
脚本 | ロバート・ゼメキス、ボブ・ゲイル |
製作 | ボブ・ゲイル、ニール・カントン |
製作国 | アメリカ |
鑑賞方法 | 購入DVD、Blu-ray |
あらすじ
友人の天才科学者ドクの使ったデロリアン・タイムマシンに誤って乗り込んだ高校生のマーティは30年前の世界へタイムトラベルしてしまう。
その世界でマーティは若いドクの協力を得て元の世界へ帰る方法を見つけるが、彼は若い頃の母親に惚れられたせいで歴史が変化していた。
元の正しい世界を修復するべくマーティは父親と母親をくっつけようと奮闘する中、時計台に落ちる雷のエネルギーで元の世界へ帰る時間が迫っていくのだった。
登場人物&出演者

デビュー作に『オールナイト大学狂騒レース!』があります。
主人公。高校生。ロック好きで夢はミュージシャン。年の離れた科学者のドクと親友関係。
ドクの実験の撮影を手伝うが、リビア過激派の襲撃で過去にタイムトラベルしてしまう。
1955年から1985年に戻るべく過去のドクに会い、なんとか信じてもらい落雷の日にを待つ。
その間、自分のせいで両親が愛し合うように色々と工作し、その過程で父親が覚醒する。
最後は1985年に戻ると、父親が別人のようになり、憧れの車を手に入れる事となった。

デビュー作に『カッコーの巣の上で』があります。
準主人公。変わり者の科学者。全財産を投じてデロリアンをタイムマシンに改造する。
燃料であるプロトニウムをリビアの過激派から騙し取ると、報復に実験中に撃たれてしまう。
1955年ではやって来たマーティを「未来少年」と呼ぶが、次第に彼を信じて手伝う事に。
未来の出来事である落雷に合わせてタイムマシンを走らせ、見事にタイムトラベルに成功。
最後は1985年の未来でマーティの手紙を読み、防弾チョッキを着用して難を逃れた。

デビュー作に『ジョーズ3』があります。
ヒロイン。マーティの母親。1985年ではアルコール依存で体型もふくよかになっている。
1955年ではマーティと同い年で彼を車で轢いた事により、ひと目惚れしてしまう。
本来の相手であるジョージに見向きせず、そのせいでマーティの存在が消えかかる。
マーティの活躍によってジョージとキスをして、本来あるべき形に戻す事に。
最後は1985年にはスタイル抜群の熟女となり、今でもジョージとアツアツの関係となる。

代表作に『チャーリーズ・エンジェル』シリーズなどがあります。
マーティの父親。1985年では上司のビフに頭が上がらず、車をぶつけられても文句が言えず。
1955年ではいつも一人でいて、SF小説を書いているが、誰にも見せた事がなかった。
マーティが余計な事をしたせいでロレインとくっつかず、そのまま出会わない状態になる。
プロムではロレインを襲っていたビフを一発ノックアウトし、それによって生まれ変わる。
最後は1985年に作家として大成し、ビフとの力関係で上に立ち、円満な人生を送る。

代表作に『Still Waters Burn』、『Alien Armageddon』などがあります。
マーティの恋人。マーティと同じ高校に通い、彼のミュージシャンとしての夢を応援する。
時計台に落雷があったチラシに電話番号を書いて、マーティより一足先に学校へ向かった。
最後は過去から戻ってきたマーティとドライブに出かけ、ちょっと変わった彼に少し戸惑う。

デビュー作に『Stiletto』があります。
1955年でもつるっぱげであり、相変わらず厳しく、問題を起こすビフをマークしている。
遅刻魔であるマーティを常に見張っていて、何かとマクフライ一家を侮辱している。
またも遅刻したマーティと巻き込まれたジェニファーを見つけて厳格に注意していた。
1955年ではいじめを受けるジョージを見つけ、しっかりするように叱っていた。
最後は食堂でマーティとビフが揉める場面に介入して、二人のケンカを事前に止めた。

デビュー作に『Los Angeles Streetfighter』があります。
悪役。1985年ではジョージの上司であり、借りていた車をぶつけても謝るどころか怒る。
1955年では不良仲間を連れて、ロレインに対して片想いするもずっと拒絶されている。
未来から来た反抗的なマーティに一目を置き、何度か出し抜かれてしまっている。
プロムではロレインを襲っていたが、そこに来たジョージの一発でノックアウトされる。
最後は1985年ではジョージと立場が逆転し、自動車整備工場を細々と経営している。
感想
[個人的な評価]
第一作は1985年に、第二作は1989年に、第三作は1990年に公開されたSF映画です。
数あるタイムトラベルを扱った作品の中で最高峰だとオイラは思う。
いやっ、これはオイラだけの意見じゃない。世間もそう思っているはずだ。
この作品は元々一作だけのつもりで作ったらしい。
ですが、最後に『TO BE CONTINUED…』としたシャレでやったのに、まさか本当に続編を作るとは思わなかったと監督や製作が言っていましたね。
全体を通して、この映画は非常に巧みな構成力を持っています。
入り乱れる同一人物。これはかなり高度に計算されていていますね。
コメント