【レイダース/失われたアーク《聖櫃》】MY-1

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洋画

作品データ

公開年月 1981/06/11
ジャンル アドベンチャー/アクション
原作 なし
監督 スティーヴン・スピルバーグ
脚本 ローレンス・カスダン
製作 ジョージ・ルーカス、フランク・マーシャル、ほか
製作国 アメリカ
鑑賞方法 購入DVD

あらすじ

大学で考古学を教えるインディアナ・ジョーンズ。
しかし、彼は教室で教えるだけでははく、実際にお宝を発掘する冒険家。
そんなある日、インディの元に伝説とされたアーク《聖櫃》の発掘を依頼される。
だが、そこには同じくアークを狙うナチスドイツとの争奪戦が展開されるのだった。

登場人物&出演者

インディ/インディアナ・ジョーンズ(演:ハリソン・フォード)

デビュー作は1966年公開の『現金作戦』となります。

主人公。大学で教鞭を振るう考古学者。教壇に立つ事よりも現場主義で世界中を冒険する。

恩師であるアブナー・レイヴンウッド教授の遺志を引き継ぎ、聖櫃の入手に乗り出す。
恋人関係にあったマリオンと再会し、放置したという事でパンチを顔面に食らう。
カイロでサラーと会って、聖櫃が隠される場所を探し出すもナチスに見つかって逃げる。
最後は聖櫃を見つけるが、ナチスが開けて中身の危険さを忠告してマリオンと生還した。

マリオン・レイヴンウッド(演:カレン・アレン)

近年の出演作に『ティーン・ビューティ』、『ズールー戦争』があります。

ヒロイン。アブナー・レイヴンウッド教授の娘。ヒマラヤ山脈奥地で酒場を営んでいる。

かつてインディの恋人であったが、聖櫃を探す父親に振り回されて関係が悪化した。
久しぶりに会ったインディを見て、ブチ切れてパンチを見舞うような強烈な再会となる。
父親の為にインディと行動していくが、ナチスに加担するルネたちに捕まってしまう。
最後はナチスが聖櫃を開けると、インディの言葉を信じてやり過ごして生還を果たした。

マーカス・ブロディ(演:デンホルム・エリオット)

1986年公開の『眺めのいい部屋』でアカデミー助演男優賞にノミネートされています。

インディの教鞭を振るう大学で学部長で博物館の館長でも務める。インディの古くからの友人で絶大な支援者。

ルネに黄金像を奪われた事をインディから聞いて、彼の奮闘ぶりを励ましていた。
ナチス・ドイツが聖櫃を求めていると陸軍情報局の者が来ていると案内した。

サラー(演:ジョン・リス=デイヴィス)

代表作に『ロード・オブ・ザ・リング』三部作があります。

エジプトで発掘をしていた。インディの友人で何かと協力してくれる頼れる人物。

エジプトへやって来たインディとマリオンを出迎え、広い家で一時の安らぎを与える。
インディと協力して聖櫃のある場所を探し出していき、ようやく見つける事ができた。

ルネ・ベロック(演:ポール・フリーマン)

近年の出演作に『ホット・ファズ/俺たちスーパーポリスメン!』などがあります。

フランス人考古学者。インディのライバルで安堵も出し抜いているハイエナのような男。

ナチス・ドイツと組んで聖櫃を狙うも、正確な情報がなく間違った場所を発掘していた。
当然のように聖櫃を探し当てたインディから奪い、更にマリオンまで奪おうと企む。
結局は聖櫃を開いた事によって、精霊が飛び出して顔面を炎で焼かれ、頭が爆発した。

アーノルド・エルンスト・トート(演:ロナルド・レイシー)

晩年の出演作に『ランドスライド』、『陰謀/ナチスに挑んだ男』などがあります。

ゲシュタポのエージェント。聖櫃を手に入れる為、マリオンの酒場を手下とともい現れる。

見た目は非常に恐ろしく、独特の雰囲気を持っているが、実はコミカルなキャラクター。
特に折りたたみ式のハンガーを取り出す時の完璧な間は本作随一の名シーンでした。
最後は聖櫃が開かれ、素晴らしいリアクションとともに顔が溶けていきました。

ヘルマン・ディートリッヒ(演:ヴォルフ・カーラー)

近年の出演作に『シャロット・グレイ』、『ブリジット・ジョーンズの日記/きれそうなわたしの12か月』があります。

ナチス・ドイツ聖櫃捜索隊の司令官。ドイツ国防軍大佐で純然なるナチス・ドイツの人間。

あくまでヒトラーからの任務としてこなし、考古学に対しては一切の敬意は持たない。
最後は聖櫃が開かれ、砂しかない事に激怒するが、間もなく精霊により頭部が潰れる。

サティポ(演:アルフレッド・モリーナ)

近年の出演作に『シルク』、『お気に召すまま』があります。

ペルー人のガイドで泥棒。インディをホヴィト像の洞窟へ案内する。

洞窟に仕掛けられた数々の罠をインディのおかげで突破し、像を取る瞬間を見ていた。
ホヴィト像をインディから手渡され、そのまま盗もうとするが、帰りの罠で死亡する。

感想

[個人的な評価]

評価 :4/5。

今や伝説の名作シリーズ『インディ・ジョーンズ』の記念すべき一作目。
当時は超大作ではなく、中規模の製作費で作られ、世界中で大ヒットしました。
すでに『ジョーズ』や『未知との遭遇』で知名度のあったスティーヴン・スピルバーグが監督を務めています。
製作を務めたジョージ・ルーカスは『スター・ウォーズ/新たな希望』で知られていました。
その二人が組んだ連続冒険活劇として、アイディアをルーカスが出し、スピルバーグが監督を務めるという経緯がありました。
結果として世界的に大ヒットし、後々に三部作として素晴らしい名作シリーズとなります。
ただし、個人的に『インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国』はなかった事にしたいと思います。
本作はまさしく、アメリカの大敵であるナチスが悪役として安定した存在感を出します。
やはり、シリアスな雰囲気を出しながら、実はコミカル担当だったゲシュタポのエージェントであるアーノルド・エルンスト・トートでしょう。
杖飾りを手に入れるが、高温になっていたせいで大火傷するというコミカルなシーン。
見た目は危険極まりない人物に見え、拷問危惧を出すと思えば、実はコートを掛ける折りたたみ式のハンガーというのは何で見ても面白い。
もちろん、シリーズの主人公であるインディ・ジョーンズを演じるハリソン・フォードが言うに及ばずでしょう。
もはや、インディ・ジョーンズ=ハリソン・フォードという構図は揺るぎないです。
インディ・ジョーンズの一挙手一投足は子供心にヒーローとして刻まれ、どんなに時間が経過しても永遠の名作と言えるだろう。
ヒロインであるマリオンのカレン・アレンもキレイであるが、インディすらも引いてしまうほどの強い女性像もかなりの好み。
三部作にすべて出演しているマーカス・ブロディのデンホルム・エリットのボケ具合と存在も忘れちゃいけない。
連続冒険活劇でありながら、オカルト要素を取り入れ、適度なコミカルさなど、エンターテイメントの教科書と言える不朽の名作でしょう。

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