作品データ
あらすじ
2年前、外宇宙物質の影響で巨大化し、ワシントンを破壊した「類人猿怪獣」のエイブラハム。
その戦闘力に注目したアメリカ軍は、極秘で「類人猿型AI兵器」メカエイプを開発するが、実験中にテロリストの襲撃でコントロールを奪われてしまう。
テロリストに操作されるメカエイプは基地を破壊して核弾頭を奪うと、アメリカ軍はエイブラハムを保護区から移動させて対決させいようとするのだった。
登場人物&出演者
・スローン・フォスター(演:アンナ・テルファー)
代表作に『シーワールドZ』、『プラネット・デューン/砂漠の惑星』などがあります。
主人公。「NASA高度戦闘機局」の職員。唯一巨大ゴリラの「エイブラハム」とコミュケーションができる。
地元住民からの抗議でエイブラハムが移送される事に反対するが、上層部の決定に逆らえず。
メカエイプの計画にも協力してロシアの化学工場を破壊するが、そのせいで恨みを買った。
暴走するメカエイプに直接の乗り込み、停止させようとするもできず核ミサイルを見つける。
最後はエイブラハムにメカエイプを倒させると、救世主として孤島での平穏な暮らしとなる。
・ローラ・ミラー(演:リサ・リー)
代表作に『ザ・スイッチ』、『ザ・メガロドン/怪獣大逆襲』などがあります。
「NASA高度戦闘機局」の職員。巨大なゴリラ「エイブラハム」の監視をして、周囲で起きている事を分析する。
ジョエルのドローンが侵入してエイブラハムが不安定になると、危険をだとピアースに話す。
メカエイプが失踪した事で現場へスローンと向かうと、彼女が飛び出して混乱していた。
エイブラハムが持ち出される事を聞いてピアースたちと合流し、スローンと連絡を取った。
最後はエイブラハムがメカエイプを倒す姿を見ているだけで、彼の活躍にみんなと喜んだ。
・ピアース(演:コーヴィン・ティムブロック)
代表作に『マン・イーター/秘められた罠』、『キングスパイダーVSメカデストラクター』などがあります。
「NASA高度戦闘機局」の職員。類人猿の専門家。巨大ゴリラ「エイブラハム」のエイリアン遺伝子を研究する。
ジョエルのせいでエイブラハムが不安定になり、今後は面倒が見られないとして覚悟する。
エイリアン遺伝子に興味を持ったジョエルが接触すると、彼の言葉に説得されて協力をした。
軍がエイブラハムを使う事から止める失敗し、ジョエルの自家用機で現場まで向かった。
最後はエイブラハムがメカエイプを倒す姿を見ているだけで、彼の活躍にみんなと喜んだ。
・ジョエル・アドラー(演:ジャック・ピアソン)
代表作に『ホワイトシャーク/海底の白い死神』、『ジュラシック・ドミニオン』などがあります。
大学の天文学部長の教授。エイブラハムの保護区にドローンを飛ばして、そのせいで余計なストレスを与えた。
エイブラハムの権利を主張して悪びれる事がなく、スローンから刑事事件と言われて黙る。
今度はピアースに会って事情を話すと、エイブラハムの問題について協力する事になる。
軍の無茶な作戦に抗議するも失敗し、エイブラハムとメカエイプの場所へ自家用機で向かう。
最後はエイブラハムがメカエイプを倒す姿を見ているだけで、彼の活躍にみんなと喜んだ。
・ハミルトン(演:トム・アーノルド)
代表作に『オースティン・パワーズ』、『トランスモーファー/メカ・ビースト』などがあります。
アメリカ国防長官。1968年に戦略爆撃機の搭載していた核ミサイルが海で見つかり、その処分について案を講じる。
副長官や将軍から核ミサイルの状態を聞いてから、冷静に言葉を選んでアドバイスをした。
消えてしまったメカエイプが勝手に動き出すと、副長官からの情報を聞いてブチ切れていた。
メカエイプのせいで多くの人命が失われてしまい、エイブラハムを使うように命令した。
最後はエイブラハムがメカエイプを倒した事で救世主として、孤島へと平穏な生活を与えた。
・アーノット(演:ザンダー・ベイリー)
代表作に『デンジャラス・チェイサー』、『ブレット・エクスプレス/弾丸特急』などがあります。
ロシアの外事情報局の副局長。メカエイプによって化学工場が破壊され、アメリカに復讐しようとしている。
パヴラの協力を得てメカエイプを奪い取ると、アメリカが見つけた核ミサイルを狙っていく。
外事情報局に黙って作戦を進めている事でチームの覚悟を確認し、メカエイプを奪い取った。
運ばれる核ミサイルの施設を制圧して、メカエイプに運ばせるも逮捕されると知っていた。
最後はパヴラに脅されて別の国に逃げようとして、スローンたちの襲撃を受けて逮捕された。
・パヴラ・オルク(演:アイリス・スヴィス)
代表作に『ザ・ランドロマット/パナマ文書流出』、『From Zero to I Love You』などがあります。
メカエイプに息子を殺されている。アーノットも恐れる存在であり、息子を殺害したアメリカに恨みを持つ。
アーノットのツテと自己資金を使ってメカエイプを奪うチームを作らさせ、作戦を任せる。
メカエイプを奪ったところでアメリカに来ると、チームに黒幕だと分かって危険さを出した。
核ミサイルの施設へ侵入して制圧して、メカエイプに装備させてシカゴを爆破しようとした。
最後はメカエイプが倒され、帰国できないと分かり他国へ逃げようとしてアメリカに捕まる。
感想
[個人的な評価]
本作はアサイラム製作とアルバトロスの配給となっています。
この作品はまさかの『ロード・オブ・モンスターズ/地上最大の決戦』の続編となります。
多分、日本に需要のある作品となっているが、あくまでアサイラムの製作となっているから派手な内容にはなりません。
前作よりも多少CGがマシになっているけど、基本的には安い予算で作っているから違和感しかありません。
もちろん、脚本も相変わらず三流レベルであり、ツッコミどころ満載でファンタジー映画として考えるべきです。
「キング・コング」を少しだけ意識した内容であるけど、できる事が限られているからほぼ会話劇となります。
アサイラム作品の特徴として、それっぽい専門用語を並べる会話があるけど、今回はハッキングについてが多かったです。
別にこれが合っていようが間違っていようが、物語の根幹に関わる部分じゃないからアサイラム作品のごかましがよく分かります。
敵は時代遅れのロシアとなっているけど、アサイラムのアメリカ軍というのはセキュリティの概念がガバガバです。
核ミサイルを運ぶのに数人しかいないような施設に置いているし、掃除ロボットに仕込んだスパイすら気づきません。
簡単にハッキングできるようなセキュリティなので、実際にテロリストが入っても一瞬で制圧できてしまいます。
危険な兵器であるメカエイプもパソコン1台でハッキングできるガバガバなセキュリティですが、そうしないと物語は進まないでしょうか。
安心のアサイラム作品という感じになっているけど、なんだか設定がちょっと時代遅れになっているところに危機感を持ちました。
リンク
コメント