作品データ
あらすじ
酒とドラッグとセックスにまみれたパーティを楽しむ若者たちは、退屈しのぎに部屋の片隅に埋もれていたレトロなボードゲームを始める。
そのボードゲームには「24」という数字があり、ルールは制限時間内に表示された数だけ人を殺せばクリアで、達成しなければプレイヤーが死ぬという。
最初は信じなかった若者たちだが、突如、仲間の頭が吹っ飛び、現実のゲームである事を彼らは思い知るのだった。
登場人物&出演者
・アシュリー(演:エメリア・ヘルマン)
代表作に『Funhouse』などがあります。
マットの家で酒、ドラッグ、セックスのパーティをしていた男女の一人。マットとヤる事だけを考えている。
ベスに言われてトムとヤるはずだったが、マットに惹かれてそのまま彼とイチャイチャしていた。
ボードゲームが始まってマットとケニーが死んで困惑するが、一線を越えたトムに従っていた。
タイラーの頭が爆発しようとして声かけた女性を撲殺して助け、トムたちを止めようと動き出す。
最後は哲学的な事を言ってからタイラーを射殺し、駆けつけた警察によって逮捕されてしまう。
・タイラー(演:エルニエル・バエズ・デュエナス)
本作が長編映画デビュー作となります。
マットの家で酒、ドラッグ、セックスのパーティをしていた男女の一人。ピザの配達中にやって来た。
ドラッグの売人として立ち回っていて、アシュリーたちからあまり評判が良くないと言われる。
ボードゲームのせいでマットとケニーが死ぬと、政府や宇宙人による陰謀論だと主張していた。
頭が爆発しようとしてアシュリーが女性を殺害した事で助かり、トムたちを止めようとする。
最後はトムの首に穴を空けて殺し、残り一人となったところでアシュリーにあっさり殺された。
・トム(演:サム・アール)
代表作に『Sticks and Stones』などがあります。
マットの家で酒、ドラッグ、セックスのパーティをしていた男女の一人。実の妹であるベスを性的に好き。
ボードゲームが始まってマットとケニーが死ぬと、すぐに理解して心配する隣人を射殺した。
反対するアシュリーとタイラーを無視して、ベスと禁断の愛を確かめ合って病院で殺戮をする。
病院で別行動していたところでベスがアシュリーたちに殺され、悲しみながらブチ切れてしまう。
最後はアシュリーたちに脅され、銃を拾おうとしてタイラーによって首に穴を空けられて死亡。
・ベス(演:ヴィクトリア・ダイアモンド)
代表作に『プリズン・ルーム』、『フリー・ガイ』などがあります。
マットの家で酒、ドラッグ、セックスのパーティをしていた男女の一人。実の兄であるトムを性的に好き。
アシュリーが兄とヤると話していたが、心の中で絶対にありえないと自信を見せていた。
ボードゲームが始まってマットとケニーが死ぬと、兄の言葉に従って殺すしかないと結論を出す。
病院で兄と一緒に殺戮をしていくが、残っていた少女を殺そうとしてアシュリーの止められた。
最後はアシュリーが犠牲になると言い出して銃を向けるが、先に射撃を加えられて死亡した。
・メアリー=アン(演:キャサリン・セインドン)
代表作に『Say Goodbye』、『Legacy』などがあります。
マットの家で酒、ドラッグ、セックスのパーティをしていた男女の一人。ジョークを言うのが好き。
ケニーと恋人のような関係であり、アシュリーが動画撮影している時に何度も映し出される。
アシュリーがトムよりもマットを選んだ事を気にせず、ラリっているケニーの横で寝ていた。
ボードゲームでマットやケニーたちが死ぬと、すぐに警察へ電話するもトムに止められてしまう。
最後はずっとヒステリーを起こしていたが、殺人ゲームを続行したトムに頭を撃ち抜かれた。
・ケニー(演:ニック・セリーノ)
代表作に『Sleeping Giant』、『Restless River』などがあります。
マットの家で酒、ドラッグ、セックスのパーティをしていた男女の一人。左手にギブスをはめている。
メアリー=アンとは恋人のような関係で、ドラッグをやり過ぎて虚ろな状態になっている。
ボードゲームに何も考えず参加するが、すでにラリっている状態でマトモな判断ができない。
マットが急に頭痛を起こして心配すると、ゲームの影響で頭が吹き飛ばされて血を浴びていた。
最後はみんなが戸惑っている間、次の犠牲者として顔面が腫れ上がって爆発四散してしまう。
・マット(演:トーマス・バリエール)
代表作に『ミッドウェイ』、『The Guide to the Perfect Family』などがあります。
祖母の家で酒、ドラッグ、セックスのパーティをしていた男女の一人。胸にタトゥーを入れたばっかり。
トムとヤる予定になっていたアシュリーを捕まえて、みんながいてもイチャイチャをしていた。
ようやくトムがやって来ても挨拶だけを交わし、アシュリーと別の部屋で深くイチャイチャする。
アシュリーが見つけたボードゲームの説明書を読んで、みんなで始めるも不気味で止めてしまう。
最後は外でビールゲームしていると頭痛を起こし、そのまま頭が爆発四散してプールに落ちた。
感想
[個人的な評価]
本作は2010年に公開されたウェズリー・スナイプス主演の同名映画とは関係ありません。
この作品はどうやらドラマシリーズ化しており、今のところシーズン1まで製作されています。
典型的なバカ者(若者)たちがハメを外しまくって、やりたい放題するという軽い内容です。
そこから彼らは知らないボードゲームを軽い気持ちで始めると、誰から殺さないとプレイヤーが死ぬゲームが開始されます。
理不尽な理由でデスゲームに巻き込まれていきますが、頭の弱いバカ者(若者)たちの行動がぶっ飛んでいます。
確かに殺さないと自分が死ぬゲームであるけど、その中の一人が急に冷徹となって殺戮を始めるには説得力が足りません。
他の登場人物たちは殺したくないと言いながら普通に殺しているので、感覚が完全にマヒしていると言えるだろう。
そこから暴走する禁断の愛を見せる兄妹と、その二人を止めようとする二人という構図になる。
結局、兄妹はあっさりと殺されるが、主人公ポジションの女性が最後に残るのはファイナルガール方式だろうと思います。
最後の方で哲学的な事を言っているけど、こんな低俗な映画にそんなモノなど誰も求めていないから真剣に聞く必要性を感じなかったです。
ボードゲームについてもルールがユルユルなので、もう少し定まったルールがあれば良かったと思ってしまう程度でした。
リンク
コメント