【インフェクション/デッドウォーター】RE-3554

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あ行

作品データ

公開年月 2013/04/09
ジャンル ホラー
原作 なし
監督 グレン・シアーノ
脚本 グレン・シアーノ、ロブ・ロトンド
製作 ノア・クラフト、ジーノ・ペレイラ、ほか
製作国 アメリカ
鑑賞方法 レンタルDVD

あらすじ

ルイスは家族や友人とともに山小屋で年に一度のバケーションを楽しんでいた。
しかし、ルイスの年老いた母親が病気になり、そのまま行方不明となって人々の間で謎のウイルスが蔓延してしまう。
まるでゾンビのように人間の肉を求める感染者たちは、自分たちの残虐な行為を理解するも、欲望を抑える事ができずルイスたちにも危機が訪れるのだった。

登場人物&出演者

ルイス(演:マイケル・マドセン)

近年の出演作に『ホワイトシャーク/海底の白い死神』、『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』などがあります。

主人公。毎年ロッジに来ている。元軍人で射撃の腕はピカイチ。息子との微妙な関係を解消しようとしている。

恋人で妊娠しているアンジェラと息子が仲良くなる事を願うが、不器用すぎて上手くいかず。
ロッジにゾンビが襲撃してくると、パニックを起こす彼らに怒号を浴びせて対処させた。
車で近くの病院まで向かう道中でエドに遭遇し、彼からウイルスの対処法を聞いて立ち去る。
最後は大量のゾンビにより息子以外を失い、自身の感染も進行して墓の前で一人嘆いていた。

エド・デネヒー医師(演:ウィリアム・フォーサイス)

近年の出演作に『フラッシュバック』、『スノー・ロワイヤル』などがあります。

外科医。お坊ちゃま育ちの息子とロッジに来て、サバイバルや狩りのやり方について講釈を垂れていた。

ロッジの管理人であるセスに対して使えないと吐き捨てるが、息子は褒めまくっている。
ケリーの祖母に手を噛まれ調子が悪くなり、息子がゾンビに殺されてウイルスの原因を探る。
ロッジに立てこもるルイスに危険を知らせて、外で襲ってくるゾンビたちを射殺していく。
最後は逃げるルイスの前に立ち、ウイルスの対処法を教えると、ゾンビたちに食い殺された。

アンドリュー(演:トム・デヌーチ)

代表作に『ルーシーズ』、『リベンジ・ショット/最後の賭け』などがあります。

ルイスの息子。大学を中退した現在は車の修理工をしている。純潔の誓いを立てた恋人に振られて未だに童貞。

ロッジに父親と来ても面白くないと不平不満を漏らすが、同世代のジェシカに下半身が反応。
父親たちがケリーの祖母を探す間、ジェシカと童貞卒業しようとしてゾンビの存在で中断。
ロッジを襲撃するゾンビに対して銃で応戦し、感染した父親から後の事を頼まれて承諾した。
最後は生き残った人々のコミュニティで戦車を作り、食料調達をして生き生きとしていた。

アンジェラ(演:ジャニーヌ・カネ)

代表作に『Elizabeth Gunness』などがあります。

ルイスの恋人。ルイスが妻を亡くした後に付き合っている。出産間近で単独でロッジに向かっていた。

道中に少女を見かけて助けようとしたが、感染した父親がやって来て説得できずに引き返す。
ロッジの近く納屋でルイスと合流し、みんなが待っているところへやって来て棒立ちする。
ゾンビがロッジを襲撃して銃で応戦するが、赤ん坊が生まれそうになってしばらく休憩する。
最後はエドのトラックでルイスたちと逃げ出すが、結局はゾンビの大群に襲われて殺された。

ジェシカ(演:アニー・ウォーデン)

代表作に『Buffalo Hearts』などがあります。

ロッジに来ていたセスの妹。普段はレジ係をしている。カメラを所持しているが特に写真を撮っていない。

同世代のアンドリューが気になって、ルイスたちが狩りに出かけると二人で森を散策した。
ケリーの祖母がいなくなり、ルイスたちが探しに行く間、アンドリューの童貞卒業を手伝う。
ロッジにゾンビが大群となって襲ってくると、悲鳴を上げていたらルイスにブチ切られる。
最後はエドのトラックでルイスたちと逃げ出すが、結局はゾンビの大群に襲われて殺された。

ケリー(演:クリスティ・カールソン・ロマーノ)

代表作に『奇跡の歌』、『ミラーズ2』などがあります。

ロッジをセスと管理している。祖母が病気で面倒を見ていて、ちゃんと準備できていなかった。

エドがロッジに入ってくると、すぐに挨拶して準備をするついで祖母の診察を頼んでいた。
なぜか祖母が部屋からいなくなって、ルイスたちに相談して一緒に森の中を捜索していた。
祖母が帰って水を与えたが、そのせいで暴走して首と顔を食い千切られて重傷を負った。
最後はエドのトラックに逃げようとして、ゾンビの大群に襲われてそのまま殺された。

セス(演:ジョニー・チッコ)

代表作に『ルーシーズ』、『プロミスト・ランド』などがあります。

ケリーとともにロッジを管理している。迷彩服でキッチンにいるが、狩ったウサギの解体はできない。

エドから毎年のように小バカにされる言葉を吐かれ、唯一アンドリューに愚痴をこぼした。
外でハッパを吸っているとアンドリューが来て、取って置きの銃を彼に見せていた。
ケリーの祖母が彼女の首と顔を食い千切ると、ビビってそのまま外に逃げ出してしまう。
最後はロッジに入れてもらえず、ゾンビに襲われて仲間入りし、アンドリューを襲っていた。

感想

[個人的な評価]

評価 :2/5。

本作は『僕のアイデンティティは一大事?!』で知られるグレン・シアーノが監督と脚本を務めています。
この作品はなんと言っても、B級映画の大御所となるマイケル・マドセンとウィリアム・フォーサイスの共演だろう。
年々と劇中に歩く距離が少なくなるマイケル・マドセンだが、本作はまだまだ若々しい感じで演技をしています。
突然現れたゾンビに一人だけ冷静に対処し、射撃の腕を生かして襲われる仲間を簡単に助けていきます。
その一方で医者役を演じるウィリアム・フォーサイスも負けておらず、感染しても原因を突き止めて発症を自分で食い止めていました。
この二人がいないと鑑賞する価値のないゴミ映画に成り下がるので、彼らのキャスティングは正解だっただろう。
全盛期と比べて年老いたのは否めず、二人とも世代交代を意識させたセリフの応酬はさすがだと思います。
本作はゾンビ映画としてギリギリであるが、感染系ホラー映画の要素も含まれているから、監督は違いがよく分かっていないと思う。
それでも、個人的にはゾンビ映画にしていますので、カニバリズムや噛まれて感染の流れはあるけど、意識が戻ったり、死んでから生き返っているワケじゃない。
最近はこのようなゾンビ映画と感染系ホラー映画の違いが分からず、ゴチャ混ぜにする作品が多くて困っています。
ラストはマイケル・マドセンが絶望するところで終わると思っていたら、どうでもいいエピローグが入って台無しになっています。
本作を支えているのはマイケル・マドセンとウィリアム・フォーサイスなので、この二人がいなくなった時点で終わりです。
それなのに、どうしても監督は世代交代をやりたかったらしく、蛇足としか言えないエピローグは本当にいらなかったと思います。

コメント

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