作品データ
公開年月 | 2018/04/06 |
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ジャンル | ホラー |
原作 | なし |
監督 | ジョン・クラシンスキー |
脚本 | ブライアン・ウッズ、スコット・ベック、ほか |
製作 | マイケル・ベイ、アンドリュー・フォーム、ほか |
製作国 | アメリカ |
鑑賞方法 | レンタルDVD |
あらすじ
音に反応して人間を襲う“何か”によって壊滅状態となった地球では、どうにか生き延びてきた一組の家族。
リーと妻エヴリンと子供たちは手話で会話し、裸足で歩いて音を出さず生活して辛うじて“何か”の襲撃を免れていた。
しかし、そんな一家には妊娠中のエヴリンの出産という最大の危機が目前に迫るのだった。
登場人物&出演者
感想
[個人的な評価]
本作は低予算映画でありながら2018年度No.1のホラー映画ヒット作となっています。
近年話題となったホラー映画を軽々と超える累計興行収入を記録しています。
一つの感覚器官や条件を封じて生活するという設定として、先に人間が突然盲目となる『ブラインドネス』という作品がある。
ただ、この作品は不快感しかない内容であり、盲目になる原因も語られずに結局はみんな元に戻ってしまいます。
次にNetflixで限定配信される『バード・ボックス』では見たら何かに襲われるという設定がある。
こちらは人間にとって最大の情報を得る視覚を使えない事で制限が多いけど、意外にもしぶとく生きていける事を伝えている。
そして、最も話題になっている本作は一切の音を立てる事ができず、立てた場合は地球外から来た怪物に殺されてしまう。
他の作品は正体不明の何かに襲われる設定に対して、本作は大枠で考えると地球侵略モノの1本だと言えるだろう。
しかしながら、怪物の正体は一切分からず、一方的に人間が壊滅状態になっている状況で一組の家族がサバイバルしている物語となる。
怪物に襲われた地球はあっという間に壊滅させらたのか分からず、ラストで弱点が判明するけど、専門家じゃなくても気付くと思います。
それに一切の音を立てずに生活するのはムリであって、この事だけに神経をすり減らしておかしくなっても不思議じゃないです。
なぜか家族は一年以上も平然と暮らしているが、保っていた平和がマヌケすぎる行動で崩壊する点でも少し違和感を持ってしまった。
それにしても、こういう状況が限定された作品というのは、なぜか家族愛や絆がテーマになっているのは暗黙の了解なのだろうか。
ラストではようやく怪物への反撃が始まるけど、本作はそこが中核じゃないから端折ってしまっている。
個人的には少し退屈な展開で、そこまで緊張を感じられず、怪物に襲われる恐怖の演出は甘いと思いました。
それよりも怪物が出現した状況や弱点を知って反撃する物語の方に興味を持ってしまった。
期待値が大きかっただけに内容がそれに応えなかった点ではガッカリした作品でした。
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