【アイアンマン】MY-186

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あ行

作品データ

公開年月 2008/04/14
ジャンル SF/アクション
原作 スタン・リー、ラリー・リーバー、ほか 『アイアンマン』
監督 ジョン・ファヴロー
脚本 マーク・ファーガス、ホーク・オストビー、ほか
製作 アヴィ・アラッド、ケヴィン・ファイギ
製作国 アメリカ
鑑賞方法 購入DVD

あらすじ

巨大軍事企業「スターク・インダストリーズ」の社長で天才的な頭脳を持つトニー・スタークは、テロリスト集団「テン・リングス」に拉致される。
胸に深い致命傷を負ったトニーは、インセンの手術を受けて破片が心臓に届かないようにリアクターを胸に埋め込み、パワードスーツを作って脱出した。
この出来事で自社の兵器がテロリストに使われていると知り、トニーは新たなパワードスーツを作り「アイアンマン」を完成させるのだった。

登場人物&出演者

トニー・スターク/アイアンマン(演:ロバート・ダウニー・Jr)

近年の出演作に『シャーロック・ホームズ』、『路上のソリスト』などがあります。

主人公。スターク・インダストリーズの社長。MITを17歳で卒業した天才として知られる。

新兵器「ジェリコ」の実演販売していた時に「テン・リングス」に終劇され致命傷を負った。
インセンの外科手術で一命を取り留め、爆弾の破片が心臓に届かないようにリアクターを製造。
自力で脱出してから兵器がテロリストに渡っていると知り、アイアンマンとなって破壊する。
最後は裏切ったオバディアと対決して倒し、記者会見の時は自分がアイアンマンと告白した。

ペッパー・ポッツ(演:グウィネス・パルトロー)

近年の出演作に『トゥー・ラバーズ』、『恋愛上手になるために』などがあります。

ヒロイン。スターク・インダストリーズの秘書。スタークとはなんでも知っている間柄である。

トニーが女性と寝る度に後処理をして、彼のスケジュールを伝えながら色々と世話をする。
「テン・リングス」から自力で脱出したトニーを涙ながら出迎え、彼を励まそうとしていた。
勝手にアイアンマンのスーツを着てテロリストと戦っていたトニーに心配と怒りをぶつける。
最後はオバディアを倒す為に巨大リアクターを暴走させ、窮地だったトニーを助けた。

ローディ/ジェームズ・ローズ(演:テレンス・ハワード)

代表作に『Ray/レイ』、『ブレイブワン』などがあります。

アメリカ空軍の中佐。スタークの友人。自由気ままなスタークに毎回振り回されている。

受賞されるトニーの為にスピーチをするが、当人がおらず代わりにオバディアに助けられた。
「ジェリコ」の実演販売をする為に同行して、見事に大ウケするが別行動をしてしまう。
自力で「テン・リングス」から逃げ出したトニーを救出し、彼がアイアンマンだと知った。
最後はオバディアを倒す為に向かったトニーを見送り、彼らの戦いを演習としてごまかした。

ハッピー/ハロルド・ホーガン(演:ジョン・ファヴロー)

近年の出演作に『40男のバージンロード』、『南の島のリゾート式恋愛セラピー』などがあります。

トニー専属の運転手兼ボディガード。若い頃はボクシング選手として活躍していたという。

受賞パーティーから帰ろうとして、クリスティンが引き止める時に美人だとトニーに話した。
「ジェリコ」の実演販売をする為に自家用機へ向かう際、トニーと競うも惜しくも負けてしまう。
最後はトニーが「テン・リングス」から脱出し、帰ってくるとハンバーガー屋に寄ってくれた。

クリスティン・エヴァーハート(演:レスリー・ビブ)

代表作に『プライベート・パーツ』、『ザ・スカルズ/髑髏の誓い』などがあります。

雑誌「ヴァニティ・フェア」の女性記者。トニーの兵器が多くの命を奪っていると批判する。

受賞パーティーで帰ろうとしたトニーを引き止めると、女の武器を使って一夜を過ごした。
「テン・リングス」から逃げてきたトニーにスターク社との不正取引について質問した。
最後はスターク社での事件について釈明するトニーがアイアンマンだと告白した瞬間を見た。

インセン(演:ショーン・トーブ)

代表作に『バッドボーイズ』、『クラッシュ』があります。

アフガニスタン人。外科医で物理学者。家族の「テン・リングス」に殺されて捕まっていた。

胸に致命傷を負ったトニーの手術を任せられ、磁石と車のバッテリーを使って彼の命を救った。
「テン・リングス」について何も知らないトニーに説明し、指示される事を通訳していた。
トニーがジェリコを製造するフリをして、脱出する為にパワードスーツを作る事に協力した。
最後はパワードスーツが起動するまでの時間を稼ぎ、銃弾に倒れてトニーの無事を祈って死亡。

ラザ(演:ファラン・タヒール)

代表作に『ジャングル・ブック』、『スター・トレック』などがあります。

テロリスト集団「テン・リングス」の支部リーダー。トニーを誘拐して「ジェリコ」の製造を強制させる。

当初は遠くからトニーたちの様子を見ていたが、ジェリコを作る気配がないと分かって脅迫する。
トニーがパワードスーツを作って暴れると、時間稼ぎをしたインセンを殺して迎撃していた。
ロケットを食らってケガを負うも、トニーが残したパワードスーツの拾って組み直させた。
最後は取引していたオバディアにパワードスーツを提供するが、裏切られ部下もろとも殺された。

オバディア・“オビー”・ステイン/アイアンモンガー(演:ジェフ・ブリッジス)

近年の出演作に『ヤギと男と男と壁と』、『クレイジー・ハート』などがあります。

スターク・インダストリーズの重役。先代の社長が亡くなると、後を引き継いで経営していた。

トニーが成人して会社を受け継いでから取締役会の一員となって、ずっと支えてきた。
「テン・リングス」から生還したトニーが武器製造を放棄すると発言し、慌てて遮っていた。
実は裏で「テン・リングス」と武器の不正取引をして、トニーの小型リアクターを奪った。
最後は製造させたパワードスーツで暴れるが、巨大をリアクターの爆発を食らって死亡した。

感想

[個人的な評価]

評価 :3.5/5。

本作は記念するべきマーベルが送る「MCU」シリーズの第一作目に当たる作品となります。
まさかアメコミ映画市場が現在まで大きくなるとは当時誰も思っていなかったでしょう。
その第一歩となった本作は、非常に大きな意味を持ってきて、映画業界に衝撃と可能性を持ち込んできました。
映像技術が格段に進歩して、不可能だったアメコミのキャラクターを再現できるようになって一気に世界が広がったのでしょう。
MCUシリーズ以前からアメコミ映画というジャンルは存在していたが、あくまでファン向けでメジャーではなかったです。
しかし、この『アイアンマン』から始まったマーベルのMCUシリーズは別格です。
現在の作品たちと比べると映像は少し地味に感じられるが、当時は驚く映像技術でした。
フルCGで再現されたアイアンマンは動きが滑らかで、それまでとは一線を画すだろう。
それに加え、キャスティングの面でもアクション映画に無縁だった役者を起用し、実力者を使って物語にリアリティを与えています。
主人公であるトニー・スタークにロバート・ダウニー・Jrのキャスティングが大成功で、彼自身にとってもカムバックになった大きな役だと思います。
ただ、この作品の難点としてクライマックスでのアクションシーンを薄暗いところでやって、決着もなんだかスッキリしない点でした。
多少は映像をごまかす為によく使われる手法だが、現在のMCUでは考えられないでしょう。
それでも、アメコミ映画に新たな可能性を示した記念するべき作品として記憶に残るのは言うまでもないだろう。

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