【プロジェクト・パワー】VD-495

スポンサーリンク
アクション

作品データ

公開年月 2020/08/14
ジャンル アクション
原作 なし
監督 ヘンリー・ジュースト、アリエル・シュルマン
脚本 マットソン・トムリン
製作 エリック・ニューマン、ブライアン・アンケレス
製作国 アメリカ
鑑賞方法 動画配信サービス

あらすじ

摂取した者を5分間だけ超人的な能力を与える謎の薬“パワー”は、組織に製造されて瞬く間に街中へ広がっていた。
薬物の背後にある謎の組織に囚われていた娘を助けるべく、“パワー”の供給元を追う特殊部隊出身の元兵士アートは単独で捜索していた。
一方で“パワー”による犯罪を一掃するべく行動する地元警官のフランク、母親の為にお金を必要とする売人の少女ロビンにアートが出会い、彼らと協力するのだった。

登場人物&出演者

アート(演:ジェイミー・フォックス)

近年の出演作に『メイキング・オブ・モータウン』、『黒い司法/0%からの奇跡』などがあります。

主人公。特殊部隊出身の元兵士。軍の人体実験てビルにより超人的なパワーが発揮できる。

パワーが遺伝した娘を軍に奪われてしまい、あらゆる手段を使って取り戻そうとする。
売人のロビンを脅して利用するが、徐々に娘とダブらせて一緒に行動して協力する。
人質となったロビンを助ける為にクスリを摂取し、死ぬもトレイシーの能力で生き返る。
最後はトレイシーを助け出し、ロビンたちと別れ、娘と自由になってどこかへ旅立った。

ロビン(演:ドミニク・フィッシュバック)

代表作に『夜明けのふたり』、『jヘイト・ユー・ギブ』などがあります。

“パワー”の売る少女。保険に入っていない糖尿病の母親の莫大な治療費の為に売っている。

取引現場ではフランクに助けてもらい、いとこのクスリを入手してアートに協力する。
娘を助けたいアートを信じると、謎の組織に迫るが、フランクにより失敗しそうになる。
組織がいる船まで侵入し、トレイシーを見つけて助け出すも人質にされてしまう。
最後はアートから大金をもらい、念願だったラッパーとしてラジオでデビューを果たす。

フランク(演:ジョセフ・ゴードン=レヴィット)

近年の出演作に『シカゴ7裁判』、『7500』などがあります。

地元の警官。ロビンと半年間協力関係にあって、守る代わりにクスリを買っている。

犯罪者に対抗する為にクスリを使い、皮膚が弾丸を弾き返すほどの硬度を手に入れる。
クスリを使っていたと警部にバレるが、アートを捕まえる任務を受けて独自に探す。
アートを捕まえて警部の元に連行するが、騙されていると理解して協力関係を結んだ。
最後はトレイシーを助け出し、警察の悪事を警部に突きつけ、マスコミに真実を話す。

トレイシー(演:キャナ・シモン・シンプソン)

代表作に『フィスト・ファイト』、『ホワイト・ボーイ・リック』などがあります。

アートの娘。人体実験で遺伝子が変異したアートからパワーを自力で発揮する能力を持つ。

それに気付いたアートが暴れて連れ出されるが、組織の追跡に遭って結局は捕まった。
ガードナー博士によって人体実験をされ、“パワー”のピルを作り出す資源となっていた。
船に侵入したロビンがやって来ると、アートも来ていると聞いて喜んで一緒に出て行く。
最後は能力を使って死んだアートを生き返らせ、親子でどこかへ旅立っていた。

クレイン警部(演:コートニー・B・ヴァンス)

代表作に『ターミネーター:新起動/ジェニシス』、『ザ・マミー/呪われた砂漠の王女』などがあります。

地元の警官でフランクの上司。“パワー”による事件で振り回され、何もできずに手をコマねる。

独自に取り締まっていたフランクがクスリを使っていたと知り、バッチを取り上げる。
正義の為に動くべきだとフランクに説得されると、アートを捕まえるように指示をした。
実はガードナー博士が率いる謎の組織から圧力を受け、街を実験台として見逃していた。
最後は真実をすべて知ったフランクが見切りをつけて、暴露される運命にあった。

ニュート(演:コルソン・ベイカー)

代表作に『バード・ボックス』、『囚われた国家』などがあります。

“パワー”を街中にバラ撒く役目を謎の組織から託され、6週間で大きな成果を出させる。

クスリを摂取すると体が高温となって炎を発するが、その際に皮膚も焼け爛れていく。
いとこのロビンにクスリを渡して、独自に売り捌くようにして緊急の連絡先も渡した。
娘を探していたアートに組織の事を尋問されると、クスリを摂取し体が燃えて反撃する。
最後は過剰摂取して肉体が焼き尽くされ、臨界点を迎えて大爆発して派手に死んだ。

ビギー(演:ロドリゴ・サントロ)

近年の出演作に『ジェーン』、『ペレ/伝説の誕生』などがあります。

謎の組織に所属する幹部メンバー。ニュートたち売人にクスリを渡して捌いてもらう。

南米の政治家を迎えて、クスリを売って大儲けするべく、ナイトクラブで待機していた。
連れて来られた女性にクスリを飲ませ、安定させる一室に入れて政治家にプレゼンする。
乱入したアートにより人質にされ、仲間が応戦した事で取引をぶち壊されてしまう。
最後は指を吹き飛ばされ、クスリを摂取して巨大化するもアートにより爆発四散で死亡。

ガードナー博士(演:エイミー・ランデッカー)

代表作に『ザ・ボディガード』、『スキャンダル』などがあります。

“パワー”の研究をしていた。軍人を使って人体実験し、アートも過去に参加させられた。

アートの遺伝子を受け継いだトレイシーから“パワー”の資源を得てピルを製造する。
捕まったアートが連れて来られると、遺伝子のサンプルだけに用があって処分を指示した。
フランクたちに船の制御室を奪われると、トレイシーを連れ出されてブチ切れていた。
最後はアートがクスリを摂取し、衝撃波を発生させ、逃げるヒマもなく蒸発してしまう。

感想

[個人的な評価]

評価 :2.5/5。

本作はNetflixで独占配信さされた作品となります。
クスリを摂取して動物がベースの超人的な能力を発揮する設定は、明らかに『テラフォーマーズ』に酷似していました。
ただ、『テラフォーマーズ』の場合は手術をして、そこから注射などで能力を発揮する点が違うだけで構想は似ていました。
物語としてはそこまで難しい内容ではなく、アクションの方も思ったほどでもない。
主人公をアカデミー賞俳優のジェイミー・フォックスが演じているけど、なぜ引き受けたのか微妙に感じるくらいの作品でした。
どうやら本作は相当「ポリコレ配慮」を意識していて、基本的に白人が悪者で黒人が正義の味方になって、敵のボスもまた白人女性という徹底ぶりでした。
もう珍しくない「ポリコレ配慮」だが、せめて女優はもっとキレイなところを選んで欲しいです。
まさか演技力で選んだなんて言われると、もうワザとそんな微妙な女優を選んでいるようにしか見えなかったです。
色んな女優がいる中で、なんでワザワザそんな微妙なところを選んだのか分からない。
やはり、ある程度のキレイな女優ならば、助けたくなる気持ちは少なからず生まれます。
それを真正面から否定してくる挑戦的なキャスティングだが、そのリスクを負う意味はないと思っています。
なので、ずっとブスな女優をつかっている中で事が気になって物語に入り込めなかった。
本来ならもっと面白くできた作品だが、完全に時代の犠牲となった印象しかない。
そう考えると、ジェイミー・フォックスがなぜ出たのか分からないぐらい、この作品に魅力を感じられなかったです。

コメント

タイトルとURLをコピーしました