作品データ
公開年月 | 2020/11/18 |
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ジャンル | ホラー |
原作 | なし |
監督 | ホセ・モンテシノス |
脚本 | ホセ・モンテシノス |
製作 | ホセ・モンテシノス |
製作国 | アメリカ |
鑑賞方法 | 動画配信サービス |
あらすじ
1年前に海でサメの群れに襲われ、姉のペイトンとボーイフレンドのセスが犠牲となって以来、リズは毎夜悪夢に悩まされながらカウンセリングを受けていた。
現在は女性の恋人ロベルタの存在が唯一の救いであるが、過去の出来事から一線を越える勇気がなく、睡眠不足も手伝って悪夢が幻覚として昼間でも見えていた。
ついには死んだ姉とセスまでもが目の前に現れ、二人は「ロベルタが災いを呼ぶ」と警告され、彼女を排除するよう強要されていくのだった。
登場人物&出演者
感想
[個人的な評価]
本作はいわゆるサメ映画の分類になるが、少しオカルト的な要素を含めています。
この作品はホセ・モンテシノスが監督、脚本、製作、編集などを務めています。
ハッキリ言って、こういうタイプの作品は時間の無駄を一番感じさせる「夢オチ」という最悪の手法を使っていました。
映画に限らず小説や漫画でもそうだが、定番の一つである「夢オチ」を使うには相当の説得力を持たせないと反感を買うだけになります。
なぜなら、今まで見せられた物語がすべて無に返してしまうから、せっかくお金や時間を投じた意味が消えてしまうからである。
まだクソ映画や地雷映画の場合はネタとして扱えるし、ツッコミを入れながら鑑賞できる利点があります。
しかし、これが「夢オチ」になってしまうと、その作品に使った時間や気持ちが消えてしまうから納得できる人はあまりいないはずです。
本作は「夢オチ」である伏線がほとんど見えず、単純に精神を病んでいる主人公の物語をしていただけでした。
ここに少しの違和感があれば「夢オチ」の可能性を考えられるが、この作品にはまったくそういう演出はなかったです。
単純に精神を病んでいる主人公が幻覚を見ているだけで納得させられ、本来の「夢オチ」に繋がっていなかったです。
ですので、83分もある作品で終わるネタバレされる残りの2分で全部を台無しにしていると言っても過言ではない。
それにサメの扱いもヒドイとしか言えず、完全にサメ映画のファンを釣ろうとした意図が見えてくるから余計に腹立たしいところがあります。
この作品が面白ければチャラになるだろうけど、残念ながら面白い点がほぼないから怒りの感情の方が強くなってしまう。
あとは主人公の恋人が黒人のレズビアンという最強のカードを使い、姉がヴィーガンという設定も微妙にポリコレ配慮しているのも気に食わなかったです。
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