【フロム・ディープ・ウォーター】VD-1007

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洋画

作品データ

公開年月 2020/11/18
ジャンル ホラー
原作 なし
監督 ホセ・モンテシノス
脚本 ホセ・モンテシノス
製作 ホセ・モンテシノス
製作国 アメリカ
鑑賞方法 動画配信サービス

あらすじ

1年前に海でサメの群れに襲われ、姉のペイトンとボーイフレンドのセスが犠牲となって以来、リズは毎夜悪夢に悩まされながらカウンセリングを受けていた。
現在は女性の恋人ロベルタの存在が唯一の救いであるが、過去の出来事から一線を越える勇気がなく、睡眠不足も手伝って悪夢が幻覚として昼間でも見えていた。
ついには死んだ姉とセスまでもが目の前に現れ、二人は「ロベルタが災いを呼ぶ」と警告され、彼女を排除するよう強要されていくのだった。

登場人物&出演者

リズ(演:アンジェリカ・ブリオネス)

代表作に『Sinister Minister』、『ホワイトシャーク』などがあります。

主人公。1年前に海で姉のペイトンと恋人だったセスがサメに襲われ、自分だけが助かってトラウマを持つ。

カウンセリングを受けながら同性の恋人ロベルタが完璧すぎて、一線を越えられずに悩む。
日常的にサメの幻覚に悩まされ、他人に怒鳴り散らすなど精神的な不安定さが増していく。
姉からロベルタを排除しないと成仏できないと言われ、悪夢のサメを受けれた事で消滅した。
最後は念願のロベルタとベッドインするが、実は生死の境をさまよい死亡して終わった。

ロベルタ(演:テラ・ストロング)

代表作に『ウエストワールド』、『ZOONBIEズーンビ/ネクスト・レベル』などがあります。

リズの恋人。黒人のレズビアン。姉と恋人を失ったリズに寄り添うようにして、彼女を第一に考えている。

いい雰囲気になっても一線を越えられないリズに気を使うが、早くやりたくて仕方がない。
リズからようやく過去の出来事を聞いて、姉や恋人の亡霊が見えると言われて宥めていた。
ペイトンたちに促されたリズから別れ話を告げられるが、諦めず励ましてベッドインをした。
最後は生死の境をさまよう彼女を手術する医者で、治療の甲斐なく死を確認して立ち去る。

クリステン(演:リズ・フェニング)

代表作に『デビルバスターズ』、『エンド・オブ・カリフォルニア』などがあります。

セラピスト。姉と恋人を失ったリズが定期的にカウンセリングへ通い、彼女を立ち直らせようとする。

リズが姉たちを失った日の悪夢を何度も見ていると聞かれ、話しを聞くも悪化させていく。
ついにリズが日常的にサメの幻覚を見るようになり、睡眠不足だと指摘するが何もできず。
リズが姉の亡霊を見て相談され、サメを受け入れた事でロベルタとも仲良くなって安堵した。
最後は生死の境をさまようリズの手術をしていたが、彼女の死亡を確認して立ち去った。

ペイトン(演:マリッサ・ゴディネス)

本作が長編映画デビュー作となります。

リズの姉。ヴィーガン。いつも冷蔵庫にヴィーガンアイスを置いている。1年前にサメに襲われ死亡した。

妹がサメの悪夢から幻覚を見るようになると、突然顔色の悪い状態で元気よく登場した。
すでに死んでいる事を自覚しているが、以前と変わらないような言動で妹と接する。
ロベルタは災いの元だとして別れるように説得し、過去にセスと浮気をした事も告白した。
最後は妹がサメを受け入れた事で消えるが、実は治療が失敗して現実世界でセスと付き合う。

感想

[個人的な評価]

評価 :1/5。

本作はいわゆるサメ映画の分類になるが、少しオカルト的な要素を含めています。
この作品はホセ・モンテシノスが監督、脚本、製作、編集などを務めています。
ハッキリ言って、こういうタイプの作品は時間の無駄を一番感じさせる「夢オチ」という最悪の手法を使っていました。
映画に限らず小説や漫画でもそうだが、定番の一つである「夢オチ」を使うには相当の説得力を持たせないと反感を買うだけになります。
なぜなら、今まで見せられた物語がすべて無に返してしまうから、せっかくお金や時間を投じた意味が消えてしまうからである。
まだクソ映画や地雷映画の場合はネタとして扱えるし、ツッコミを入れながら鑑賞できる利点があります。
しかし、これが「夢オチ」になってしまうと、その作品に使った時間や気持ちが消えてしまうから納得できる人はあまりいないはずです。
本作は「夢オチ」である伏線がほとんど見えず、単純に精神を病んでいる主人公の物語をしていただけでした。
ここに少しの違和感があれば「夢オチ」の可能性を考えられるが、この作品にはまったくそういう演出はなかったです。
単純に精神を病んでいる主人公が幻覚を見ているだけで納得させられ、本来の「夢オチ」に繋がっていなかったです。
ですので、83分もある作品で終わるネタバレされる残りの2分で全部を台無しにしていると言っても過言ではない。
それにサメの扱いもヒドイとしか言えず、完全にサメ映画のファンを釣ろうとした意図が見えてくるから余計に腹立たしいところがあります。
この作品が面白ければチャラになるだろうけど、残念ながら面白い点がほぼないから怒りの感情の方が強くなってしまう。
あとは主人公の恋人が黒人のレズビアンという最強のカードを使い、姉がヴィーガンという設定も微妙にポリコレ配慮しているのも気に食わなかったです。

コメント

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