作品データ
あらすじ
カリフォルニアを襲撃した超巨大古代鮫“メガロドン”は、アメリカ軍戦艦キング号によって撃退されたはずだったが、ヤツらは生きていた。
しかも今度は群れでアメリカ西海岸に出現し、キング号のシャープ中佐は再びモンスターとの激しい戦いを開始する中、海底火山を資源開発する海上基地も危機となっていた。
メガロドンは海底で繁殖を始まると、クラーク博士は火山エネルギーを利用して、巨大なモンスターを殲滅する作戦に挑んでいくのだった。
登場人物&出演者
・ライリー・クラーク博士(演:キャロライン・ウィリアムス)
代表作に『悪魔のいけにえ2』、『ハチェット/レジェンド・ネバー・ダイ』などがあります。
主人公。理工学の博士。高セキュリティ掘削基地にて、海底の地熱エネルギーの活用について研究している。
海底火山からエネルギーを得る為に潜水艇を操縦するが、メガロドンの襲撃で慌てて帰った。
近くのビーチをメガロドンが襲撃すると、弱点を見つける為に基地の中に封じ込め観察する。
シャープ少佐と連絡を取ると、基地を爆破してメガロドンたちを倒す作戦に切り替えていた。
最後は潜水艇でメガロドンたちを誘導して基地の爆破で倒し、孤島に逃れて救助された。
・クリスティ・ロンドン(演:ジェシカ・チャンセラー)
代表作に『ファイナル・レベル/エスケイプ・フロム・ランカラ』、『ワールド・ウォー20XX/世界最終戦争』などがあります。
女子大生。理工学部で地熱工学研究をしている。クラーク博士がいるクラトス基地に応募して選ばれている。
クラーク博士が憧れの存在で選ばれた事に興奮しながら、潜水艇による掘削をサポートする。
メガロドンの襲撃を知ってクラーク博士に報告し、レーザードリルによる反撃を提案した。
基地にメガロドンを観察するクラーク博士の提案に賛同し、軍に連絡する彼女を見ていた。
最後は基地に爆弾を仕掛けるも同期できず、クラーク博士の活躍で爆破して生還を果たした。
・ジョン・ヒルトン博士(演:アレックス・トランブル)
代表作に『バーニング・ライズ』、『The Wedding Wish』などがあります。
クラトス基地で働く博士。クラーク博士がメガロドンに遭遇したと聞いて、面白半分で話しを来ていた。
ほとんど信じない状態で様子を見ていると、巨大なメガロドンの姿を見て興奮をしていた。
基地にメガロドンを閉じ込める事に最初は戸惑うが、実行すると燃料パイプの問題を話した。
メガロドンについて状況から妊娠していると推測して、凶暴化している理由を分析していた。
最後はクラーク博士が操縦する潜水艇に乗り込み、メガロドンたちを基地ごと爆破して生還。
・カート・ホルト(演:ジェフリー・ダニエルズ)
代表作に『ジム・キャリーはMr.ダマー』シリーズ、『スピード』などがあります。
整備士。クラトス基地において機械類の責任者を務める。クラーク博士から信頼され指示に従っている。
クラーク博士が潜水艇の操縦を取られると、クリスティとともに基地で様子を見ていた。
メガロドンが近づいている事を知ってクラーク博士に報告し、逃げるように誘導をした。
燃料パイプを閉める作戦にクラーク博士が名乗り上げるが、必要な人として代わりを務める。
最後は燃料パイプをミニ潜水艇で閉めるが、メガロドンを振り切る事ができず食い殺された。
・キース・シャープ少佐(演:エリック・ロバーツ)
近年の出演作に『1944/ヒュルトゲンの森の戦い』、『首都大地震』などがあります。
アメリカ軍戦艦キング号の指揮官。巨大なメガロドンとの戦いで戦艦が損傷する中、陸へ戻るとする。
部下たちからの報告で戦艦の状況を知ると、最大の対応策を使って他の船に救助を要請する。
クラーク博士の救難信号を受けて、メガロドンが他にいると知って基地に向かおうとする。
救助を要請した戦艦が先にメガロドンが破壊する中、少ない弾薬を使って応戦をしていた。
最後はクラトス基地にたどり着けず、足止めする為に応戦するも弾薬が尽きて食い殺された。
感想
[個人的な評価]
本作はみんな大好きアサイラム製作&アルバトロス配給の『ザ・メガロドン』シリーズの三作目となります。
この作品は『モンスターハントレス』や『アトランティス/海底王国の逆襲』で知られるブレンダン・ペトリッツォが監督を務めています。
日本人のせいでアサイラム製のサメ映画が作られているが、過去にあった『メガ・シャーク』に近い内容だと言えます。
ただ、『メガ・シャーク』の場合はバカ映画寄りになっているが、本作は比較的シリアスな内容になっています。
しかしながら、アサイラムが作っているから小難しい専門用語を並べて、ほとんどが説明のシーンとなっています。
残念ながらこの会話劇に意味がなく、リアリティを出そうとして逆にウソっぽくなっているところがアサイラムらしい。
本作ではエリック・ロバーツが久々に登場しているが、ほとんど指示しか出していない感じで存在だけでなんとかしています。
主人公のクラーク博士を演じるキャロライン・ウィリアムズは整形顔が気になって、ほとんどセリフが入ってこなかったです。
せっかく若い女性がいるのに、整形顔のババアを主人公にした意味が分からず、なんだか微妙になってしまいました。
もちろん、内容については全体的に雑な作りとなっていて、一生懸命説明するような展開に低クォリティなメガロドンのCGという組み合わせでした。
あくまでマニア向けのサメ映画であり、それ以外が鑑賞すると非常に厳しい時間が過ぎ去って敷くような内容だと言えるクソ映画でした。
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