【ミート・ショップ・オブ・キラーズ】VD-959

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洋画

作品データ

公開年月 2017/08/13
ジャンル ホラー
原作 なし
監督 ジェフ・ライオン
脚本 ジェフ・ライオン
製作 ジョージア・ライオン、ジェフ・ライオン
製作国 アメリカ
鑑賞方法 動画配信サービス

あらすじ

ラスベガスまでのドライブ中、チェリーが運転する車が故障してしまい、ホテルもない町で精肉店を営むフロイドの貸家に泊まる事に。
車の修理が終わるまでチェリーは店番を手伝う事になるが、フロイドの弟ネディがクレームを言う客を殺害する問題が発生する。
そこでフロイドは死体を挽肉にして店で売り出すと、大評判となって人気商品となり、一家は原料を求めて町外れで仕入れを始めるのだった。

登場人物&出演者

チェリー(演:モーガン・ボーランド)

代表作に『Dead of the Night』などがあります。

ラスベガスまでドライブしていた若い女性。通りにいた牛を避けた事で車が故障し、フロイドの貸家に泊まる事に。

選択肢がなく借りる事にするが、逆転を狙うフロイドから店番を頼まれて引き受けていた。
潰れそうになる店に対して、フロイドに客の需要に応えるべきだと助言してサポートをした。
トミーといい感じになったせいでシスに嫉妬され、肉祭りでは襲われるもなんとか撃退した。
最後は警察から無罪として解放され、トミーに別れを告げるも後部座席にネディが隠れる。

トミー(演:ケニー・ファヤス)

本作が長編映画デビュー作となります。

田舎町の青年。肉を買いにやって来ると、新顔のチェリーをひと目で見て興味を持って口説いていた。

片思いされていたシスから声をかけられるが、まったく興味がなくチェリーに挨拶をした。
貸家に戻るチェリーに声をかけて、農場でのパーティーに誘って一気に距離が縮んでいた。
チェリーがコインランドリーに来ると、一気に親密となるも結局は他の客が来てやめていた。
最後はチェリーの車が直って町を出ていくと、声をかけるも引き止める事なく別れを告げた。

ネディ(演:ドン・マーカス)

代表作に『Normal』などがあります。

フロイドとシスの弟。過去に肉をカットする機械で自分の指を切断してしまい、それ以来、無口になっている。

クレームを言う客に我慢しながら接客をするが、ついに限界が来て殺して冷蔵庫に入れた。
姉に殺害した事をバラされるが、兄の機転でミンチにして売る作戦で仕入れを担当していく。
殺害した死体から耳だけを集めて食べていたが、ミンチにする際に失敗して肉祭りでバレる。
最後は兄が死んで姉が捕まるが、なぜか町を出ていくチェリーの車の後部座席に隠れていた。

シス(演:ステイシー・ウェバー)

本作が長編映画デビュー作となります。

フロイドの妹。弟と同じく接客は苦手。物事を深く考えておらず、なんでも遊び半分でやってしまう。

弟が客を殺害しても重大さを理解しておらず、兄にバラすとして笑顔でからかっていた。
チェリーが店番をするという話しを聞いても気にせず、死んだ客について笑顔でバラした。
兄が死体の肉を売る事になって淡々と仕事するが、トミーがチェリーといい感じになり嫉妬。
最後はチェリーを殺そうとして左目と右手を失って、悪事がバレて一人だけ捕まっていた。

フロイド(演:スティーヴ・ゴラ)

代表作に『Wicked Wood』、『The New World Horror』などがあります。

精肉店を兄弟で経営している。元々は母親が切り盛りしていたが、亡くなってから受け継ぐも経営が悪化する。

銀行からの融資が受けられなくなり、貸家に泊まるチェリーに店番を提案して逆転を狙う。
弟が客を殺害して困っていたが、母親のアドバイスを思い出してミンチにする作戦に変えた。
肉の仕入れとして弟にやらせ、町長から肉祭りのスポンサーになるとして成功を積んでいく。
最後は悪事がバレて線路で呆然としていると、やって来た列車に轢かれて呆気なく死んだ。

感想

[個人的な評価]

評価 :2/5。

本作はジェフ・ライオンにとって初の長編映画となります。
この作品はいわゆる人間の肉を売るという内容で、過去に何作が作れた前例があります。
どうやら時代はダイヤル式の電話が普通に使っているので、1960年代という事で現代とは違った雰囲気となります。
当時は殺人に対する意識も違っているだろうし、細かいところまで捜査できないのはなんとかなく分かります。
別に本作は1960年代にする意味はないが、人が殺されていなくなっても大問題にならない事を考慮して設定したと思います。
ただ、さすがにあれだけ人間が短期間でいなくなっているので、問題にならないのはちょっと無理があると感じました。
そもそも本作は中途半端なリアリティを出していて、そのような細かい部分は分かった上でやっていると思います。
メインは冷静に狂っている家族だと思いますが、そのせいで淡々として内容でテーマのワリにおとなしい感じでした。
人の命は石よりも軽いという感じで次々と殺されていくが、そのシーンについてもやる気がないような描写で盛り上がらない。
よそ者の主人公に視点を置いてしまったので、途中でどう考えてもいらないロマンスのシーンはバッサリ削っても問題はない。
そして、ラストで当然のように悪事がバレてしまうが、その片付け方が雑すぎて思いつかなかったのだろうと感じました。
どうせなら最初から最後まで冷静に狂った家族を中心に描けば面白くできたのに、無関係な主人公を置いたのが失敗だったと思います。

コメント

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