作品データ
公開年月 | 2015/05/25 |
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ジャンル | SF/ホラー |
原作 | なし |
監督 | オーレン・ペリ |
脚本 | オーレン・ペリ、クリストファー・デナム |
製作 | ジェイソン・ブラム |
製作国 | アメリカ |
鑑賞方法 | 動画配信サービス |
あらすじ
リード、ダリン、ベンの3人は、宇宙人と遭遇した人々が収容されていたと噂される秘密施設に関する陰謀説を支持していた。
ある日、情報提供者との接触に成功したリードは、ネバダ州の軍事基地“エリア51”へ潜入し、その内部をビデオで撮影する事を2人に提案する。
車でネバダ州まで向かった3人は、ラスベガスでどんちゃん騒ぎを楽しんだ後、情報提供者のイェレナと合流して基地への潜入方法を模索するのだった。
登場人物&出演者
感想
[個人的な評価]
本作はエイリアンが訪れているという噂がある“エリア51”を題材にしています。
この作品は『インシディアス』シリーズや『パラノーマル・アクティビティ』シリーズで製作を務めたオーレン・ペリが監督と共同脚本を務めています。
ロズウェル事件から長らく“エリア51”にはエイリアンがいるという噂があって、これが国家レベルで隠蔽している陰謀説があります。
そのようなドキュメンタリー番組が数多く作られ、映画やドラマなんかの題材としても大いに世間を騒がせてきました。
アメリカ政府が隠蔽している事だとして多くの人が暴露しようとして、そのようなドキュメンタリーは一定の面白さがあります。
ただ、これが事実なのか今でも不明であるが、個人的にはロマンのある話でもちょっと無理な印象を持っています。
確かにエイリアンは存在していると思っていますが、わざわざ地球に来る意味があるのかという疑問があります。
地球へ来るだけの科学力を持っているエイリアンならば、もはや人間のような物質的な姿ではないと思っています。
それにエイリアンから見た地球人は、人間が猿を見るような感じだろうから、あくまで見世物程度しか感じられないはずです。
そんな遅れている文明に接触するリスクは果たして似合っているのか疑問を持っているので、地球に来る必要性はあまりないように感じられます。
まだ未来の人間が来ているならば、説得力があると思うぐらい、エイリアンが地球に来るメリットがないと思っています。
本作におけるエイリアンの造形もよくあるパターンで面白味がなく、基地に侵入する緊迫感だけの作品でした。
凶暴なエイリアンなのに科学力が人間よりも優れているのに、研究される対象というのはあまりにも無理がある。
よくあるパターンを低予算で作った場合、本作のような暗黒画面と激しい手持ちカメラによるハッキリと映像を見せない演出は鑑賞する気持ちをそいでくれます。
そして、ラストにおけるオチが最悪の部類であり、何も分からないまま終わる投げっぱなしジャーマンは鑑賞した時間を無駄にしてくれました。
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