【死霊のはらわた】RE-281

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洋画

作品データ

公開年月 1981/10/15
ジャンル ホラー
原作 なし
監督 サム・ライミ
脚本 サム・ライミ
製作 ロバート・タパート、サム・ライミ、ほか
製作国 アメリカ
鑑賞方法 レンタルDVD

あらすじ

休暇で森にやって来たアッシュを含めた男女5人は、借りた不気味な山小屋に到着する。
パーティーを始めると地下室のドアが勝手に開き、仲間のスコットが降りてアッシュも続くとテープと「死者の書」を見つけていた。
スコットが面白半分でテープを再生すると、森に封印されていた死霊たちが蘇ってアッシュたちを狙うのだった。

登場人物&出演者

アッシュ(演:ブルース・キャンベル)

近年の出演作に『スパイダーマン3』、『死霊の森』などがあります。

主人公。車を出してスコットが予約した山小屋でみんなと向かう。リンダと非常に仲が良くプレゼントを持ち込む。

山小屋に到着してスコットが地下室にいると、テープと死者の書を見つけて興味深く読んだ。
森で姉が襲われるも信じず、町へ送ろうとするも橋が壊れていて引き返しテープを聞いた。
姉が死霊ゾンビとなって襲われ、次にシェリーも憑依されてスコットが倒して一緒に埋めた。
最後は一人だけにになって死霊ゾンビを倒し、死者の書の燃やし外に出るも何かに襲われた。

シェリル(演:エレン・サンドワイズ)

代表作に『死霊のはらわたⅡ』、『My Name Is Bruce』などがあります。

アッシュの姉。一人だけ相手がいない状態で山小屋に来るも、みんなが楽しむ中でなんとか馴染んでいた。

山小屋に到着して絵を描いていたが、何かを感じ取って勝手に動いた右手に恐怖を覚えた。
スコットが見つけたテープを聞いて死霊の存在を感じ取り、森に出るとレイプされてしまう。
ボロボロで山小屋に帰るが、死霊ゾンビとなって襲うもスコットに地下室へ閉じ込められる。
最後は一人だけになったアッシュを襲撃するが、死者の書を燃やされた事で消滅してしまう。

リンダ(演:ベッツィ・ベイカー)

代表作に『Witches’ Night』、『死霊のはらわたⅡ』などがあります。

アッシュの恋人。アッシュとは非常に仲が良く、山小屋に向かう際にはマズイ密造酒に顔を歪ませていた。

山小屋に到着すると、スコットが見つけたテープを不気味だと思いながらも聞いていた。
森で襲われたシェリルが死霊ゾンビとなって鉛筆で足を刺され、ベッドへ寝かされていた。
ケガしたところから憑依され死霊ゾンビとなり、苛つく笑いをしてアッシュを襲っていた。
最後は埋められるも復活してアッシュを再び襲うが、首を切断されて放置されてしまう。

スコット(演:ハル・デルリッチ)

代表作に『XYZマーダーズ』、『地獄部隊サム・ライミ/虐殺ヒーロー』などがあります。

アッシュの友人でシェリーが恋人。アッシュの車を運転して山小屋に向かうが、ハンドルの利きが悪いと文句を言っていた。

山小屋に到着して楽しんでいると、気になった地下室に言って死者の書とテープを見つける。
怖がっていたシェリルの言葉を無視して続けると、そのせいで死霊を呼び出す事になった。
憑依されたシェリーをバラバラにして殺害し、一人だけでも帰ろうと森に出るも襲われた。
最後は山小屋に帰るも瀕死状態で死亡し、死霊ゾンビとなるも死者の書が燃えて消滅した。

シェリー(演:サラ・ヨーク)

代表作に『Appearances』、『Brutal Massacre: A Comedy』などがあります。

スコットの恋人。いつも明るく振る舞っている。山小屋へ向かう時、歌を歌いながら道のりを楽しんでいた。

山小屋に到着すると、スコットが地下室でテープを見つけると特に何も思わず聞いていた。
シェリルが森に襲われて帰ってくると、深刻な状況で心配しながら山小屋で待機していた。
死霊ゾンビとなったシェリルを見てビビってしまい、地下室から出ようとする姿に怖がった。
最後は外から来た死霊に憑依されてスコットを襲ったが、体をバラバラにされて死亡した。

感想

[個人的な評価]

評価 :4/5。

本作はサム・ライミにとって長編映画監督デビュー作となります。
この作品は短編映画『Within the Woods』をベースにして長編映画しています。
当時のサム・ライミ監督は21歳で長編映画を作る為、結果的に大学を中退して友人であるブルース・キャンベルやロバート・タパートと開始しました。
相当の苦労を経て作られたゾンビ映画ですが、あくまで自主制作映画の域を出ないとして注目されていませんでした。
その後、徐々にホラー映画ファンの間で口コミによって広がり、今ではカルト映画として人気を博しています。
多分、多くの人がイメージする本作の主人公であるアッシュは続編である『死霊のはらわたⅡ』で形成されたキャラクターだと言える。
本作はあくまでも低予算で恐怖を追求したゾンビ映画であって、アッシュはヒーローのような立ち回りじゃない感じになっています。
まだジョージ・A・ロメロ監督が作ったゾンビ映画のイメージが強かった分、本作の死霊が憑依してゾンビ化するインパクトが強烈だと言えます。
さっきまで普通にしていたのに、いきなり死霊に憑依された顔まで変異してしまい、あの特徴的な白い目はトラウマすら生み出すと思います。
特に地下室へ閉じ込められ、顔だけしか見えない死霊ゾンビの姿は圧倒的な存在感を持っていて悪夢になってもいいぐらい記憶に刻まれます。
現代では恐ろしい映像に慣れてしまっている部分があるけど、当時を考えると相当の衝撃だったと思います。
次の作品でこそアッシュは大きな変身をしていきますが、ホラー映画で珍しい男性の主人公としての立ち回りも非常に印象的だったと思います。
これによってカルト映画と呼ばれるようになって、様々なメディアミックスをして現代の人でも知っているタイトルになったのはスゴイ事だと感じました。

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