【ビキニ・キラー/真夏のくい込み殺人】RE-3659

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洋画

作品データ

公開年月 2001/03/01
ジャンル ホラー/サスペンス
原作 なし
監督 トーマス・ブラッドフォード
脚本 カーミット・クリスマン、デル・テニー
製作 カーミット・クリスマン、エドワード・ロパティン
製作国 アメリカ
鑑賞方法 レンタルDVD

あらすじ

テニソン大学で何者かによる連続殺人が発生し、恋人を殺された女子大生のベスは薬物中毒になって矯正施設が治療を受けた。
1年後、未だに悪夢にうなされるベスは春休みを利用して、恋人のハンクや友人たちとフロリダのビーチでバカンスを楽しむ。
過去に何度かデートしたブラッドを含め、久々の再会にベスたちが有頂天となる中、仲間の一人が殺された彼らは窮地に立たされるのだった。

登場人物&出演者

ベス(演:ドリー・バートン)

代表作に『スーパー・リッチと結婚する方法』、『ゴッド・ブレス・アメリカ』などがあります。

主人公。テニソン大学の女子学生。1年前に恋人や教師が殺されたショックから薬物依存症になって治療を受けた。

未だに悪夢を見るような状態で、恋人のハンクに誘われてフロリダで仲間たちと再会した。
ブラッドやトムからの誘いを断っていたが、ハンクがティナとイチャイチャしてブチ切れた。
ティナやネリーが殺され、犯人に間違われたオズを迎えに行き、犯人の車を見つけて追跡。
最後はブラッドに捕まって助けに来たオズも捕まるが、自力で脱出して倒し、卒業を果たす。

ハンク(演:ジョセフ・ローレンス)

代表作に『ルール2』、『シャークストーム』などがあります。

テニソン大学の男子学生。ベスの恋人。薬物中毒と悪夢から立ち直ったベスを一生懸命サポートしていた。

両親と仲が悪いベスをフロリダのバカンスに誘うと、仲間たちとの再会に喜んでいた。
ティナから誘惑を受けて一度キスするが、ベスに問い詰められて仲違いしてしまう。
何者かによってティナやネリーまで殺されると、サッカー捜査官に事情を話してベスを心配。
最後は警察署までオズを迎えに行くが、ブラッドに襲われて頭部を切断された状態になる。

オズ(演:トーマス・アンソニー・ジョーンズ)

代表作に『The Hanged Man』、『#REALITYHIGH/リアリティ・ハイ』などがあります。

テニソン大学の学生。ネリーが恋人。黒人でアメフトのクォーターバックをやっている。

ハンクとは親友のような関係で乱暴な挨拶を交わすと、ネリーとずっとイチャイチャする。
レイブパーティでトムが殺されると、下ネタで時間潰しするネリーとティナを注意した。
真犯人のブラッドに頭を殴られ倒れると、ネリーとティナの殺人の犯人に仕立てられていた。
最後は3回も頭を叩かれても血が出ず、ブラッドと揉み合いでベスに助けられ卒業を迎えた。

ネリー(演:エルシー・エスコバル)

代表作に『Missing Pieces』、『Pumpkin』などがあります。

テニソン大学の女子学生。オズの恋人。ラテン系でティナとは仲がいいが、いつも口論している。

欲求不満なティナと違ってオズに満足させられている事から、余裕の立ち回りをしていた。
レイブパーティでトムが殺され、時間潰しとしてティナと下ネタ合戦してオズに注意された。
そのせいで機嫌が悪くなってプールで泳ぐが、ティナが殺されている事に気づかず話した。
最後は背後から忍び寄ったブラッドに襲われると、抵抗できず喉を切り裂かれて死亡した。

ティナ(演:レオノーラ・セルフォ)

代表作に『Power 98』、『スクリーム』などがあります。

テニソン大学の女子学生。恋人がおらず常に欲求不満。ネリーとは口論するぐらい仲が良い。

ブラッドを誘った張本人で、男探しに躍起となっていて、実はハンクをずっと狙っていた。
ハンクとイチャイチャしようと誘っていたが、それをベスに見られている事を知らずにやる。
レイブパーティでトムが殺され、時間潰しとしてネリーと下ネタ合戦してオズに注意された。
最後はプールサイドで日焼けしていると、ネリーに気づかれないまま喉を切り裂かれ死亡。

トム(演:ブリットン・パービス)

代表作に『Trust No 1』などがあります。

テニソン大学の男子学生。フロリダまで遊びに来たベスを見かけると、危ない視線を送りながら挨拶をした。

ベスたちがいる別荘までやって来ると、レイブパーティをやるという知らせを持ってきた。
過去に何度かベスとデートをして、今回のレイブパーティでチャンスを狙おうとした。
最後は仮面を被ったブラッドに遭うと、挑発したところで腹部にナイフを食らって死亡した。

ブラッド(演:チャド・アレン)

代表作に『テラービジョン』、『私立探偵ストレイチー/偽りのセラピー』などがあります。

テニソン大学の学生。父親が牧師で大金持ちというワケじゃない。フロリダに来てもパソコンゲームをやっていた。

過去に何度かベスに告白するも振られてしまい、フロリダに来た理由も彼女がいるという。
ボートで楽しんだ後、みんな別荘に帰っていく中で一人で片付けをしている何者か襲われた。
血がついたシャツから殺されたと思われたが、実は一連の殺人を起こした真犯人だと発覚。
最後は両親まで殺害してベスと結婚を企んだが、オズやサッカーなどの攻撃を食らって死亡。

サッカー捜査官(演:ジェフ・コナウェイ)

代表作に『グリース』、『死霊危険地帯/ゾンビハザード』などがあります。

FBI捜査官。犯罪心理の分析官。テニソン大学で起きた殺人事件に娘が被害者として含まれて独自に捜査していた。

ベスが関係者として名刺を渡していて、彼女たちがフロリダまで行くと彼らを追跡した。
トムが何者かに殺害されて現場にやって来て、ティナとネリーが殺害されて危険だと警告。
オズが犯人に仕立てられても違うと勘づいていて、地元の刑事が殺されて独自に捜査する。
最後はブラッドのパソコンから正体を暴いて、窮地のベスたちを助けて彼らと立ち去った。

感想

[個人的な評価]

評価 :1.5/5。

本作はコンマビジョンが配給している作品となります。
この作品はトーマス・ブラッドフォード監督にとって長編映画4作目となります。
典型的なティーンのホラー映画となっていて、系列としては『スクリーム』や『ラストサマー』に似たような展開となります。
主人公たちは金持ちの両親を持っていて、フロリダで贅沢に遊びまくるだけの余裕があって、将来の進学について適当に考えている。
主人公は恋人や教師が殺された事で精神的に追い詰められ、薬物中毒になって矯正施設で治療を受けたという不安定な状態になっている。
そのせいで悪夢を見ていくが、残念ながらこれは単なる恐怖を煽る演出の為だけでストーリーの中では大して重要な事ではない。
恐怖を煽る演出もワンパターンで、ボーっとしている登場人物の背後から友人がやって来て、驚かせるような効果音が何度も繰り返されました。
こういう作品では殺人をやっていく犯人は一瞬で仕留めていくが、なぜか正体をバラしてから急に弱くなる典型的なパターンでした。
本作でも犯人が単なるストーカーの成れの果てで、そこから殺人の快楽に目覚めた素人であって、当然ながら正体を暴いた後はグダグダの展開になります。
それと、ホラー映画の法則の一つに黒人はケガしても死なないパターンも発揮し、3回も頭を叩かれて気絶しても血を流さないマヌケなのか頑丈なのか分からない。
殺人に至る理由も上記のように分かりやすいモノとなるが、調子に乗った大学生という感じで全員の頭がずっと下半身を中心に動いている。
こういう作品はどれだけ下品に徹して、サービスシーンを与えてくれるかがポイントだが、残念ながら本作はタイトルの通りビキニまでしか見せません。
主人公がモテモテな意味もよく分からず、男たちは筋肉モリモリなのに役立たずと、ツッコミどころ満載な内容でした。
本作を鑑賞するぐらいならば、ティーンのホラー映画の王道である『スクリーム』や『ラストサマー』を観た方がいいと思います。

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