【イグジスツ/遭遇】VD-690

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あ行

作品データ

公開年月 2014/03/07
ジャンル ホラー
原作 なし
監督 エドゥアルド・サンチェス
脚本 ジェイミー・ナッシュ
製作 ロビン・カウイ、ジェーン・フレミング、ほか
製作国 アメリカ
鑑賞方法 動画配信サービス

あらすじ

テキサス州にあるビッグシキット保護区に、夏休みを過ごそうと5人の若者が訪れる。
夜半に林道を運転していると突然衝撃を受け、何かを轢いてしまうが、車を降りて確認すると獣の毛と血が付着していただけ。
気を取り直した若者たちあが無事にコテージにたどり着くが、次の日から謎の存在が次々と彼らを襲い始めるのだった。

登場人物&出演者

ブライアン(演:クリス・オズボーン)

代表作に『Lace Crater』、『#REALITYHIGH/リアリティ・ハイ』などがあります。

ビッグ・シキット国立保護公園にやって来た若者の一人。弟のマットと勝手にコテージのカギを持ち出す。

一人だけ恋人がいない状態で、シコシコと用意した大量のカメラで色々と撮影していた。
ビッグフットの噂を知っていて、映像を撮ろうとするも挑発したせいで襲撃を受けてしまう。
公道を目指していくと、ケガした弟を洞穴で見つけて、ビッグフットのメスを射殺した。
最後は仲間たちや叔父まで死亡し、カメラの前で死を覚悟するも、なぜか殺されずに済んだ。

ドーラ(演:ドーラ・マディソン・バージ)

代表作に『エリア・オブ・ザ・デッド』、『ダーク・プレイス』などがあります。

ビッグ・シキット国立保護公園にやって来た若者の一人。マットの恋人でほとんど存在感がない。

コテージに向かう道中、リズと寝ていたブライアンのヒゲを燃やして二人で楽しんでいた。
ビッグフットがコテージを襲撃し、マットたちが勝手にカギを持ち出した事にブチ切れた。
助けに行ったマットが帰らず、ブライアンたちと公道を目指す途中で彼を見つけて避難した。
最後はビッグフットがキャンピングカーを崖下に落とし、なぜか吐血して死亡していた。

マット(演:サミュエル・デイヴィス)

代表作に『キャビン・フィーバー』、『ミッドナイト・フィアー』などがあります。

ビッグ・シキット国立保護公園にやって来た若者の一人。兄のブライアンとともに叔父のコテージに来た。

コテージに向かう道中に何かを轢いてしまうが、何もおらず兄に言われてそのまま走った。
トッドとリズがイチャイチャしていたところを兄が撮影し、それを知ってブチ切れていた。
ビッグフットがコテージを襲って車を破壊されると、自転車で助けを呼ぼうと一人で向かう。
最後はビッグフットの攻撃で足をケガし、兄に助けられるが、またも襲われて死亡した。

トッド(演:ロジャー・エドワーズ)

代表作に『フリーランサー/NY捜査線』、『キャプテン・フィリップス』などがあります。

ビッグ・シキット国立保護公園にやって来た若者の一人。リズが恋人の黒人でスポーツ万能。

コテージに到着するまで後部席でリズやドーラたちと楽しみ、ブライアンを小バカにする。
リズとイチャイチャしているのをブライアンに撮られ、ブチ切れるもマットの仲裁で止まる。
コテージがビッグフットに襲撃され、銃撃を食らわせるもリズが殺されて悲しんでいた。
最後はキャンピングカーまで逃げ、花火で助けを求めるが、ビッグフットの襲撃で殺された。

リズ(演:デニース・ウィリアムソン)

代表作に『バッド・ブロマンス』、『マギー』などがあります。

ビッグ・シキット国立保護公園にやって来た若者の一人。トッドの恋人で色白の赤毛。

ブライアンたちの叔父が持つコテージに到着すると、彼が調整するカメラ類を見ていた。
コテージを離れてトッドと森の中に入ると、イチャイチャをブライアンに見られてキレる。
ビッグフットの存在を知ると、誰よりも家に帰りたいとして外に出ようとして止められた。
最後はコテージを襲撃したビッグフットに首を締められ、抵抗できずにそのまま死亡した。

感想

[個人的な評価]

評価 :1.5/5。

本作は『カリテ・ファンタスティック!シネマコレクション2015』にて上映されています。
この作品は『ブレア・ウィッチ・プロジェクト』で知られるエドゥアルド・サンチェスが監督を務めています。
エドゥアルド・サンチェス監督の得意とするPOV手法を使っていて、あくまで登場人物がカメラで撮った映像が中心となります。
何度も言っている事だが、個人的にPOV手法は大嫌いだが、元祖となる『ブレア・ウィッチ・プロジェクト』だけは認めています。
その監督が作り出す映像ならば許せると思ったら、最悪の組み合わせである暗黒画面が9割方を占めていました。
理由はとても簡単で、明るいところでビッグフットの全身を映してしまうと、あまりにもギャグに見えてしまうからだ。
なので、全体的に存在を主張しながら姿を見せず、怒りと怪力に任せて登場人物たちを襲っていく雰囲気を重要視していました。
ハッキリ言って、POVはただでさえ視点がブレブレになって見づらいのに、そこに真っ暗な映像を出されると何が起きているのか分からない。
そうなってくると音だけで状況を把握しないといけないが、ラジオドラマならば許せるが、これはあくまで映像があっての映画である。
ごまかしたい気持ちは分かるけど、それを優先した作品にドキドキやハラハラする気持ちより、何も見えないイライラの方が勝ってしまう。
このような作品はゴマンと観てきている経験から、エドゥアルド・サンチェス監督であっても凡庸になってしまったと思います。
だったら、もう少し開き直って最初からビッグフットが登場人物たちを襲う方が面白いんじゃないかと感じてしまった。
やはり、エドゥアルド・サンチェス監督はPOVからの脱却よりも、縋りつく方を選択した時点で失敗あと思いました。

コメント

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