【リパブリックZ】VD-1025

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洋画

作品データ

公開年月 2018/04/12
ジャンル ホラー/アクション
原作 なし
監督 ステパン・プルナシェフ、ナデジダ・ユムシャノワ
脚本 アレクセイ・アンブロシエフ
製作 ステパン・プルナシェフ
製作国 ロシア
鑑賞方法 動画配信サービス

あらすじ

世界規模で起きたゾンビパンデミックによって文明が崩壊し、シベリアの奥地でビヨッケとミッテはひっそりと暮らしていた。
そんなある日、ミッテが誤って銃を発砲した事で周囲のゾンビを引き寄せてしまい、ビヨッケとともに車で脱出して逃避行する。
しかし、道中でガス欠となって近くの民家へ避難していると、射撃な得意なドラや謎の老人のニキフォルたちと出会っていくのだった。

登場人物&出演者

ビヨッケ(演:ジョージ・ベッソノフ)

代表作に『Another Life』、『Yt』などがあります。

主人公。地元で狩りをしている時にゾンビパンデミックが発生し、すぐにミッテと合流して一緒に暮らす。

ミッテのせいで小屋を出る事となり、町でドラと合流すると彼女から避難所の事を聞いた。
道中でニキフォルと出会って友情を築くが、彼が噛まれるとセミョンとの合流を託された。
ニキフォルの遺体を探そうと単独で動き、ゾンビの大群に襲われミッテたちに助けられる。
最後はミッテの輸血でドラが助かり、冬の到来とヘリがやって来て三人とも救出される。

ミッテ(演:ドミトリー・バイシェフ)

代表作に『Agent Mambo』、『Black Snow』などがあります。

ビヨッケと小屋で暮らしていた男。結婚式を控えていた時にゾンビパンデミックに遭遇してビヨッケと合流した。

戦闘に関して素人同然でビヨッケの足を引っ張り、そのせいで小屋を出る羽目になった。
ビヨッケの誤射で足を負傷し、そのせいでドラにゾンビと間違えられるも治療を受けていた。
途中でビヨッケと意見が対立してドラと一緒に行くが、結局は見捨てられず彼を助けた。
最後は感染したドラに自分の血液を輸血し助け、冬の到来とヘリによって救出された。

ドラ(演:イリーナ・ミハイロワ)

代表作に『Belyy yagel』、『Nuuccha』などがあります。

ヒロイン。町でたった一人生き延びていた女性。射撃が得意で死んだ軍人からライフルを手に入れている。

無断で町に入ってきたミッテがゾンビだと勘違いして銃撃し、違うと分かると治療をする。
以前は病気だった父親の面倒を見るも結局が死亡し、避難所を目指そうと考えていた。
ビヨッケたちと避難所を目指してくと、ゾンビ化したセミョンに噛まれて感染してしまう。
最後はミッテの血に抗体があると分かって輸血し、発症せず冬の到来とヘリに助けられた。

ニキフォル(演:ピョートル・ペトロフ)

本作が長編映画デビュー作となります。

老齢の医学博士。小屋でたった一人暮らしながら、避難所にいる友人のセミョンがワクチン開発を知っていた。

ゾンビに囲まれて襲われているところで、避難所を目指すビヨッケたちに助けてもらった。
避難所ではワクチンがほぼ完成している事を説明し、ビヨッケたちと一緒に目指す事となる。
セミョンから聞いた話しでゾンビパンデミックは自分たちのせいだと説明をしていた。
最後は用を足している時に噛まれ、住所をビヨッケに託して彼らを逃がす為に犠牲となった。

感想

[個人的な評価]

評価 :2/5。

本作はロシア産の珍しいゾンビ映画となります。
この作品は監督にステパン・プルナシェフが務め、第2監督をナデジダ・ユムシャノワが努めています。
いわゆる金髪碧眼のロシア人ではなく、本作はシベリアのサハ共和国が舞台となっているので登場人物はモンゴル系となります。
その為にロシア人というのは少し違和感があって、まだモンゴル人と言った方がしっくり来るような容姿となっています。
物語は基本的に避難所を求めるロード・ムービーであり、2人の男性と道中で出会った女性のドラマだと言えます。
オリジナルな設定として永久凍土の土地柄から寒い冬や大自然を舞台にして、そこでゾンビが主人公たちを襲っていく感じです。
ただ、噛まれたら終わりという危険と背中合わせの生活なのに、登場人物たちはあまりにも不用心で油断しすぎています。
確かにずっと警戒しながら慎重な行動しているとミスがなく、面白くない展開になるから多少の油断を演出として入れているだろうと思います。
しかし、そのせいで物語全体の緊張感を喪失させる悪い効果が出ていて、そのバランスが非常に悪いと感じました。
主に3人が物語の主軸となっていくが、それぞれのキャラクターの描写があまり濃くないせいで微妙な印象を持ちました。
特に終盤がバタバタした印象となっていて、アクションも似たような展開のせいで飽きてしまうような工夫のなさが目立ちました。
ラストは急に冬が訪れてゾンビたちが凍結するが、前触れもない展開に強引を感じるしかなかったような印象でした。
もう少し緊張感のある登場人物たちの雰囲気、襲撃するゾンビの工夫など、ここら辺を変えればもっとマシになったかもしれません。

コメント

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