【ウイルスシャーク】VD-1066

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あ行

作品データ

公開年月 2021/04/13
ジャンル ホラー/アクション
原作 なし
監督 マーク・ポロニア
脚本 アーロン・ドレイク
製作 ロン・ボンク
製作国 アメリカ
鑑賞方法 動画配信サービス

あらすじ

サメの噛み付きから広がった“SHVID-1”により世界は荒廃し、選抜された科学者たちは老朽化した海底研究施設で治療法を開発するべく日夜奮闘していた。
ついに感染したサメから血清を作り出す事に成功し、万事解決に向かうと思われたが、それをめぐって科学者同士による権力闘争が勃発する。
そんな中、研究施設の崩落が始まり、封じ込めれたサメも逃げ出す大惨事となるのだった。

登場人物&出演者

クリスティ・パークス(演:ジェイミー・モーガン)

代表作に『ジュラシック・パーク-3.0』、『シャーキュラ/吸血鮫』などがあります。

主人公。海底研究施設の研究チームのメンバー。サメの専門家で飼育とサンプルの回収を担当する。

責任者の決定でサメの処分が決まって反対するも拒否され、新たに捕獲する事になった。
アンの発見で血清が完成するが、権力に目がくらんだグレゴリーの裏切りで奪われてしまう。
新たなサメからサンプルを採取するが、誤ってデュークがケガして彼に血清を打っていた。
最後は地上へ逃げるも感染した人間に捕まり、生存者に助けられるも入水自殺を遂げた。

リクター・デマート(演:スティーヴ・ディアスパラ)

近年の出演作に『エイリアンVSジョーズ』、『猿の帝国/女囚戦記』などがあります。

海底研究施設の整備を担当する。エンジニアでかつて兵器の試験場だったが、一人で改修を行っている。

設備の点検をしていると、老朽化から海水の浸水と外気圧が高くなって危険を知った。
グレゴリーに報告するも様子見と言われ、またも点検すると数時間の猶予しかないと話した。
裏切ったグレゴリーをクリスティたちと追うも逃げられ、エレベーターが破壊された。
最後は脱出ポッドで地上を目指すが、暴走したサメの襲撃によって食い殺されてしまう。

デューク・ローソン(演:ケン・ヴァン・サント)

近年の出演作に『パンダザウルス』、『KANIZAME/シャークラブ』などがあります。

海底研究施設で警備を担当する。一人だけ銃を許可されているが、平和すぎて退屈している。

地上から検体が運ばれると受け取ってアンに渡し、彼女を誘うもまったく相手にされず。
新しいサメを捕獲するも噛まれてケガし、残った血清でなんとか治療して急場をしのいだ。
チームを裏切って一人で逃げるグレゴリーを追うが、エレベーターが爆破されて逃げられず。
最後は脱出ポッドのドアに挟まれ、施設が爆発して暴走したサメによって食い殺された。

アン・サッチャー(演:ナタリー・ヒルムバーガー)

近年の出演作に『トイ・シャーク』、『パンダザウルス』などがあります。

海底研究施設で研究チームのメンバー。海洋学と植物学の専門家。なぜか一人だけで血清を作っている。

デュークの執拗な誘いを断りながら、新しい検体から血清を見つけ出して報告していた。
もうすぐ血清が完成するところで検体からウイルスが発生し、顔に貼り付き感染してしまう。
ゾンビような状態で施設を徘徊していると、裏切って逃げるグレゴリーの腕を噛んでいた。
最後は血清を手にしたクリスティを襲ったが、駆けつけたデュークに頭を撃ち抜かれ死亡。

グレゴリー・マクランドン(演:タイタス・ヒルムバーガー)

近年の出演作に『トイ・シャーク』、『パンダザウルス』などがあります。

海底研究施設で研究チームの主任を務める。疫学の専門家。時間が残されていない中で何度も血清テストを行う。

チームを結成した責任者と個人的な付き合いを持ち、地上の情報を唯一受け取っている。
アンたちが血清の完成間近になり、世界を牛耳る事ができると分かって一人で暴走をする。
クリスティを銃で脅して血清を持ち出すが、アンに噛まれてデュークに太ももを撃たれた。
最後はエレベーターで逃げるも暴走する感染したサメの襲撃により破壊されて爆死した。

メイス(演:ノイズ・J・ロートン)

代表作に『KANIZAME/シャークラブ』、『トイ・シャーク』などがあります。

“SHVID-1”によって文明が崩壊した地上での生き残り。すでに感染していて年寄りの男女を手下にする。

元々は軍陣であったが、急激な感染拡大で妻と子供を亡くした事で誰も信じられなくなる。
長らく奪略者やミュータントたちと戦ったせいで、クリスティに対して怒りをぶつける。
血清で絶大な権力を手に入れられると喜んで、ミュータントたちから逃げるべく海へ出る。
最後は脱出ポッドの信号を捉えた生存者の銃撃を受けて、あっさりと殺されてしまう。

感想

[個人的な評価]

評価 :2/5。

本作は敬愛するマーク・ポロニアの監督作品となっています。
この作品はマーク・ポロニア監督が得意とするサメ映画となっています。
今回はサメがメインではなく、ウイルスと人間ドラマを中心にした物語を描いています。
つまり、いつものように限られた予算しかないせいで、仕方なく人間ドラマをやっている感じが強く伝わってきます。
最近ではマーク・ポロニア監督のお気に入りだろうジェイミー・モーガンが主人公だが、なぜ気に入っているのか分かりません。
もちろん、いつものメンバーであるナタリー・ヒルムバーガーやタイタス・ヒルムバーガーもしっかり出ています。
あとは久しぶりとも言えるケン・ヴァン・サントも出演していて、相変わらず武闘派の脳筋キャラクターでした。
残念ながら古参の常連であるジェフ・カーケンドールが出ておらず、なんだか寂しい感じになっていました。
相変わらず出たがりのマーク・ポロニア監督だが、冒頭で検体を運ぶ役と脱出した主人公を助ける軍人役で登場していました。
内容はサメである必然性がなく、海底研究施設と言っても、明らかに地上のビルか施設を借りて撮影していると分かります。
最近のマーク・ポロニア監督の作品はエピローグがやたら多く、主人公が脱出してから少し長いエピソードがありました。
とは言っても、これにはまったく意味がなく、単なる尺稼ぎとしか感じられないところがマーク・ポロニア監督らしいです。
ただ、今回はそれなりにストーリーを練っているようで、既視感たっぷりながら最低限物語は破綻していないと思います。
エピローグで一気に世界観が変わってしまうのも、マーク・ポロニア監督らしい演出で最後まで飽きさせないサービス精神が伝わりました。

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