【剣客】RE-3532

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作品データ

公開年月 2021/04/02
ジャンル 歴史劇/アクション
原作 なし
監督 チェ・ジェフン
脚本 チェ・ジェフン
製作 アヨン・パク
製作国 韓国
鑑賞方法 レンタルDVD

あらすじ

17世紀の朝鮮半島、大陸での“明”と“清”の覇権争いの余波で国情が混乱する中、かつて国王に仕えた最強の武人テユルは最愛の娘テオクと山奥で暮らしていた。
しかし、歴戦の古傷によって視力が悪化するテユルを心配したテオクは、治療の為に彼を都へ連れ出していた。
ところが折り悪く、清からの使者が都で暴虐を重ねており、テオクは彼らに連れ去られ、テユルは娘を守る為に封印していた剣を手に取るのだった。

登場人物&出演者

テユル(演:チャン・ヒョク)

代表作に『FLU/運命の36時間』、『愛の棘』などがあります。

主人公。朝鮮王朝国王に仕えていた剣客。丞相の反乱で国王が殺され、遺児となったテオクを山奥で育てた。

サンホウと対決した際に剣の欠片が目に入り、失明寸前でテオクが治療したくて振り回される。
目の治療にテオクが丞相の養女となるが、クルタイたちに捕まった事で取り戻す為に剣を抜く。
テオクを取り戻す過程で丞相を助ける事になり、命を奪わずに彼らが作った国の命運を託す。
最後はクルタイとの直接対決に勝利し、失明するもテオクを取り戻して都へ移り住む事になる。

テオク(演:キム・ヒョンス)

代表作に『トガニ/幼き瞳の告発』、『グッバイ・シングル』などがあります。

ヒロイン。朝鮮王朝国王の遺児。丞相の反乱によって国王が殺されると、ユテルによって山奥で育てられる。

自らの素性を知りながら育ててくれたユテルを父親として認め、目を治療しようと奮闘している。
薬が手に入るとして丞相の養女になるが、クルタイの襲撃で部下からユテルの娘として捕まる。
丞相の娘とともに奴隷として牢に放り込まれ、衰弱しながらも他の者たちの面倒を見ていた。
最後はクルタイとの直接対決でユテルが勝利し、山から都へ移り住む事になって喜んでいた。

ファソン(演:イ・ナギョン)

代表作に『オペレーション・クロマイト』などがあります。

都で様々な商品を扱う「ファソン堂」の客主。短剣の達人で清国語も話せるほどの知識人でもある。

クルタイが客人としてやって来ると、人身売買の話しを持ちかけられるもすぐに断っていた。
丞相から養女の話しを持ちかけられると、薬を欲するテオクを紹介するも真意を知らなかった。
清国兵に追い込まれた丞相の元に駆けつけて倒したユテルを助け、薬で両目の治療を行う。
最後はクルタイと対決するユテルの戦いを黙って見届け、彼が勝利するとテオクと帰っていった。

ミン・サンホウ(演:チョン・マンシク)

近年の出演作に『藁にもすがる獣たち』、『金の亡者たち』などがあります。

朝鮮王朝に仕える最強の武人。過去に丞相の反乱に乗じて国王を捕縛するべく、立ちはだかったユテルと対決した。

国王の投降でユテルとの勝負に決着がつかず、都に来ていたテオクから存在を察知していた。
上書を口実に丞相の屋敷を襲撃したクルタイに賛同し、国王を裏切った過去を間違えだと話した。
テオクを取り戻す為にファン房の船まで来たユテルの前に立ち、譲らない彼と対決を行った。
最後はユテルが一枚上で勝利して命を奪わなかったが、クルタイによって首を斬られて死亡した。

イ・モギョ(演:チェ・ジノ)

代表作に『消された女』、『第8日の夜』などがあります。

朝鮮王朝の丞相。過去に国王が兵士たちを投降させた事から、サンホウを味方にして反乱を起こした。

最終的に当時の国王が処刑されると、新たに擁立した国王によって丞相の地位を手に入れた。
クルタイから従属国になるように提案されると、権力を失う事から密かに暗殺しようと考えた。
上書がクルタイたちにバレてしまい、それを口実に屋敷を襲撃されてテオクまで捕まった。
最後は娘を返してもらうべく説得に向かい、ユテルが清国兵を倒し、生きるように言われた。

ムサ(演:ジ・スンヒョン)

代表作に『ありふれた悪事』、『パズル/戦慄のゲーム』などがあります。

「ファン房」の一人でクルタイの忠実な部下。他の仲間と都に出かけて奴隷の様子を見ていた。

朝鮮の近衛兵も手が出せない権限を使い、やりたい放題をして朝鮮人たちを見下していた。
仲間の一人がサンホウと手合わせをすると、剣を抜こうとするも眼力によって止めてしまう。
ファソンを助けたテオクに石を顔にぶつけられ、ブチ切れるも乱入したユテルに一蹴された。
最後はテオクを取り戻そうとうするユテルに敗北し、クルタイに反旗を翻すも一瞬で殺された。

クルタイ(演:ジョー・タスリム)

代表作に『ザ・レイド』、『シャドー・オブ・ナイト』などがあります。

清国皇帝の甥で「ファン房」の房主。風前の灯となった明国に変わって大陸を支配し、朝鮮を属国にしようとする。

傍若無人な態度で逆らえない丞相に従属するように話しを持ちかけ、その言動を探っていた。
裏切ろうとした丞相の上書を手に入れると、それを口実に襲撃して養女となったユテルも捕縛。
ユテルとサンホウの対決をウキウキしながら鑑賞し、敗北者に対して死しかないと処刑する。
最後はユテルと直接対決するが、機転を利かせた技に翻弄され、最終的に殺されてしまう。

感想

[個人的な評価]

評価 :3/5。

本作は17世紀の朝鮮半島を舞台にした剣劇アクションとなっています。
時代としては李氏朝鮮の頃で、ちょうど明国が清国によって滅ぼされる時期となります。
朝鮮は結果的に清国の従属国になってしまうが、娘を助けたい主人公が逆らっていく物語です。
あくまで世俗と離れた生活をしていた主人公だったが、国の問題に巻き込まれる形になる。
圧倒的な国力を持つ清国の前では朝鮮はどうする事もできない現実があって、それに対して役人たちの立ち回りも分かりやすいです。
韓国の歴史劇というのは政治的な問題が必ず登場するが、今回は主人公が無敵の人として清国の人間だろうがバッサリと斬り伏せます。
とにかく、本作は剣劇アクションというだけあって、主人公が一度その気になれば、敵が全滅するまで戦います。
ここら辺はリアリティを無視しているが、それでも充分に面白い殺陣のシーンをこなしていて見応えたっぷりありました。
失明に近い状況でも相手を一方的に倒す爽快感と、政治的に揺れる周囲の人々を無視したストレートな目的を最後まで貫き通した信念は素晴らしいです。
ただ、見せ場である剣劇アクションについて、確かに迫力があると思いますが、ちょっと映画的な映えるシーンはあまりなかったように思えます。
現実的に魅せようとする演出は悪くないが、あくまで映画で剣劇が最大の見せ場ならば、それを強調した演出はあるべきです。
その点では昔からの香港映画が特に演出が巧みであり、アクションシーンの合間にしっかりと見せ場を作っています。
なので、それに慣れてしまっているところがあって、本作にそういう演出が少なかったのは不満が残りました。
それでも、自分の子供ではなくても、前国王から頼まれた娘を守り通そうとする信念はまさしく忠臣の鑑と言える存在でした。

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