クリント・イーストウッド

1978年、マイク・ミロはかつてロデオで名を馳せたが、現在は落ちぶれ馬の調教師として生計を立てていた。 マイクはある日、メキシコでアルコール依存症の母親と暮らす少年ラフォをテキサスに住む父親の元に送り届け仕事を引き受ける。 ラフォは闘鶏用のニワトリ“クライ・マッチョ”を相棒にストリートで生きていて、マイクと一緒にアメリカへ行くもメキシコの警察など追われる事になるのだった。

1996年、オリンピック開催中のアトランタで高齢の母と二人暮らしの不器用で実直な男リチャード・ジュエル。 警備員をしていたリチャードは、イベント会場で不審なリュックを発見し、中身が爆発物だと気づいた事で大惨事を未然に防いだ。 マスコミはリチャードを英雄視していたが、FBIは第一発見者である彼に疑いの目を向けられ、やがて過熱する報道が彼を追い詰めていくのだった。