【スカイライン/逆襲】RE-3505

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洋画

作品データ

公開年月 2020/10/25
ジャンル SF/アクション
原作 なし
監督 リアム・オドネル
脚本 リアム・オドネル
製作 マシュー・E・ジョーンズ、リアム・オドネル、ほか
製作国 イギリス、スペイン、リトアニア
鑑賞方法 レンタルDVD

あらすじ

15年前、地球に突如現れた宇宙船に人間が吸い込まれ、彼らはエイリアンによって脳を人造人間に移植され奴隷として使役していた。
母親が妊娠中に捕らわれた影響で特殊な遺伝子を持って生まれたローズは、抵抗軍のリーダーとなって地球の奪還を成し遂げた。
5年後、ローズは過酷な戦いから離れ、そんなある日、ラドフォード将軍に呼び出され、エイリアンが再び大規模な反撃をしていると知るのだった。

登場人物&出演者

ローズ・コーリー(演:リンゼイ・モーガン)

代表作に『ブラッディ・スクール』、『スカイラン』シリーズなどがあります。

主人公。人間とハーベスターの遺伝子を持った特別な存在。過去に侵略でハーベスターを倒している。

長年に渡って逃亡生活を送っていたが、レオンに見つかり将軍の前に出て作戦を託される。
ハーベスターの殲滅に躊躇して、レオンの姉を含めた人間を犠牲にした事を後悔している。
コバルトワンに到着して変異したパイロットと戦うが、ハーベスターのリーダーに囚われた。
最後は覚醒して裏切った将軍たちを倒し、コアドライブで次なる戦いの旅へ出ようとした。

トレント(演:ジェレミー・フィッツジェラルド)

代表作に『タイムマシン/2002年版』、『LOGAN/ローガン』などがあります。

ハーベスターによってパイロットに変えられたローズの兄。自力で洗脳を解いて将軍の下で働いていた。

コバルトワンに向かう精鋭部隊のメンバーに選ばれ、連れ出されたローズと再会を果たした。
目的のコバルトワンに到着し、部隊を先導すると変異したハーベスターたちと戦っていた。
コアドライブを手に入れるも大佐にウイルスを注入され、暴走するもローズの力で止まる。
最後はレオンにより暴走状態が解かれ、リーダーと心中するもローズに助けられ復帰した。

ドク(演:ローナ・ミトラ)

近年の出演作に『アーカイヴ』、『パーフェクト・ルーム』などがあります。

ウイルスで暴走するパイロットを救おうと研究する。ローズがハーベスターにならないように輸血させていた。

逃亡生活を送っていたローズを助けていたが、研究がまったく進展せずに頭を抱えていた。
レオンがやって来てローズを追っていると、少しだけ助けるも結局は捕まって諦めてしまう。
パイロットたちが暴走してしまい、検疫所を襲撃すると、残った仲間と応戦をしていた。
最後はアルマダ・ドライブを手に入れたローズによりウイルスが治療され、協力をする事に。

レオン伍長(演:ジョナサン・ハワード)

代表作に『ワールド・ウォーZ』、『ゴジラ/キング・オブ・モンスターズ』などがあります。

アルマダ艦のコアドライブを奪取する精鋭部隊の男性メンバー。ローズにとってエスコート役を担っている。

検疫所でずっとローズを探していたが、ようやく見つけるとラドフォード将軍の元へ送る。
過去の戦いで姉を失うが、ローズがハーベスターを倒す時に巻き添えにして殺されている。
当初はローズに恨みを持っていたが、彼女の人間性に共感して罪を許し、将軍を裏切った。
最後は将軍に撃たれ、大佐と戦っていたが、なんとか助かったローズたちと次の戦いに行く。

ジー(演:チャ=リー・ユーン)

代表作に『デンジャラス・ミッション』、『皆殺しの掟』などがあります。

アルマダ艦のコアドライブを奪取する精鋭部隊のアジア系男性メンバー。情報分析でワームホールの解析をした。

アレクシーとは恋人同士で、任務を請け負いながらタイミングを見てイチャイチャしていた。
目的のコバルトワンに到着すると、将軍と宇宙船に残ってローズたちのサポートに徹した。
アレクシーが殺されても悲しむ事なく、将軍たちの暴走を知って大佐と戦って避難した。
最後は戻ったローズに輸血して、将軍たちが倒されると、地球に帰還して次の戦いに行く。

アレクシー(演:イェヴァ・アンドレイェヴァイテ)

代表作に『DRAGON/ドラゴン』、『マッド・ドライヴ』などがあります。

アルマダ艦のコアドライブを奪取する精鋭部隊の女性メンバー。東欧の元テロ対策班で追跡、探索、破壊が専門。

ジーと恋人同士で隙を見て堂々とイチャイチャしていて、任務についてはしっかりとやる。
途中で感染して変異したパイロットたちに遭遇すると、力が使えないローズを助けていた。
銃弾が切れると二本の剣で応戦して、変異したパイロットを倒すも、疲れて右足がちぎれた。
最後は目的を果たす為にローズたちを向かわせ、大量の変異したパイロットと自爆した。

オーエンス大佐(演:ダニエル・バーンハード)

代表作に『マトリックス/リローデッド』、『ジョン・ウィック』などがあります。

アルマダ艦のコアドライブを奪取する精鋭部隊の男性メンバー。元特殊部隊の狙撃手で将軍の右腕。

パイロットであるトレントに嫌悪感を出していて、最初から信用しておらず見下している。
コバルトワンに到着すると、命令に従うように強く言うが、勝手に動かれてブチ切れていた。
コアドライブを見つけて、トレントにウイルスを注入して宇宙船に帰還し、ジーと戦った。
最後はハーベスター・リーダーに気絶させられ、アルマダ・ドライブのエネルギーで消滅した。

ラドフォード将軍(演:アレクサンダー・シディグ)

代表作に『バーティカル・リミット』、『タイタンの戦い』などがあります。

アルマダ艦のコアドライブを奪取する精鋭部隊の率いる。地球を人類に取り戻す為の作戦にローズを探していた。

伍長がローズを連れてくると、アルマダ艦のコアドライブならパイロットを救えると説明。
見つけたコバルトワンへ向かうと、ローズたちがコアドライブを見つけて裏切って入手した。
宇宙船へ戻ってきたローズたちに銃を向けるが、暴走するトレントに一度は阻止された。
最後は再び銃を向けたが、ハーベスターのリーダーに襲われ、体を真っ二つにされて死亡。

感想

[個人的な評価]

評価 :2.5/5。

本作はシリーズの三作目で完結編となります。
まさかの三作目まで来るとは誰も思わったぐらい、需要があったのか不思議で仕方ないシリーズです。
ジャケットや宣伝文句には最終作を思わせるような感じですが、実際はまだ続くような終わり方になっていました。
多分、作っている段階で次の構想が出来上がって、目標の売上さえ到達すれば続編が作れるという目算だろう。
ですが、一作目は特徴のない面白くないSF侵略映画だったし、二作目はフランク・グリロとイコ・ウワイスのテコ入れで盛り上がった。
ただ、ずっと説明不足でストーリーには魅力がなく、何より肝心の侵略してくるエイリアンたちの設定が雑すぎて深みがありません。
そのような土台で作り上げる作品い安定性があるはずもなく、この三作目で完全にバレてしまったような気がしました。
前作ではフランク・グリロとイコ・ウワイスのアクションでごまかせたが、今回は両者とも出ていないので純粋にストーリーでやるしかなかった。
しかし、浅い設定のエイリアンを深堀りするにも限界があって、主人公側もいきなりの新キャラが主人公で付いていけない。
冒頭でダイジェストを流して埋め合わせするが、そもそも前作を記憶した状態で鑑賞する人が少ないと思います。
なぜなら、ストーリーにインパクトがないし、面白くないから記憶の留める事ができず、盛り上げた二人の俳優がいないから本作が低空飛行になるのは当然だろう。
主人公がエイリアンの遺伝子を持ったチートな存在に面白味がなく、当然ながら終盤で覚醒して無双する展開も何度も観てきたから記憶に残らない。
唯一、手からピンクのビームを放射する適当な戦い方だけは、もはやコントとしか思えないから逆にインパクトがありました。
しかも、2時間近くもダラダラと物語が展開するので、途中でダレてしまうし、それを解消する工夫もまったくない。
SF映画というのは少なからずワクワクさせる要素があるけど、本作には鑑賞する苦痛を覚えてしまうぐらい退屈でした。
これで次の作品を作ろうとしているが、どうやら現場は楽しくやっていたので、鑑賞する側との温度差に気づいていないだろうな。

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