【ゴースト・エージェント/R.I.P.D.】VD-439

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アクション

作品データ

公開年月 2013/07/19
ジャンル アクション/コメディ
原作 ピーター・M・レンコフ(原作)、ルーカス・マランゴン(作画)『R.I.P.D.』
監督 ロベルト・シュヴェンケ
脚本 フィル・ヘイ、マット・マンフレディ
製作 マイケル・フォットレル、ニール・H・モリッツ、ほか
製作国 アメリカ
鑑賞方法 動画配信サービス

あらすじ

勤務中に銃弾を浴びて殉職したボストン警察のエリート警官ニック・ウォーカーは、天国に旅立ったはずが途中で“R.I.P.D.”にスカウトされた。
R.I.P.D.で働く事を受け入れたニックは、破天荒なベテラン・エージェントのロイシーファス・パルシファーとコンビを組み、再び地上へと舞い戻る事に。
愛する妻ジュリアと感動の再会と思いきや、ニックの現世での姿は中国人の老人で、セクシーなブロンド美女のロイに嫉妬しながら彼と悪霊退治に励むのだった。

登場人物&出演者

ニック・ウォーカー(演:ライアン・レイノルズ)

近年の出演作に『6アンダーグラウンド』、『ワイルド・スピード/スーパーコンボ』などがあります。

ボストン警察のエリート警官。証拠品の金を盗むが、届け出ようとして相棒に殺された。

証拠品を盗んだとして地獄行きの可能性があって、ボストンに戻れると知って“R.I.P.D.”へ。
ロイと組むとデリカシーがまったくなく、ヒヨッコ呼ばわりされて最悪の関係を築いていく。
自分を殺したボビーが悪霊で、世界をメチャクチャちしようとして、ロイと止める事になる。
最後はジェリコの塔をロイが破壊し、ボビーを消去して、“R.I.P.D.”として働く決意を持った。

ロイ/ロイシーファス・パルシファー(演:ジェフ・ブリッジス)

近年の出演作に『ホテル・エルロワイヤル』、『オンリー・ザ・ブレイブ』などがあります。

“R.I.P.D.”に所属するベテランのエージェント。元保安官で相棒の裏切りで殺されている。

19世紀のカウボーイでずっとしゃべっていて、相棒となったニックを小バカにしていた。
上司となる管理官とはお互いに好意を持っているが、何かと反対するせいでこじれている。
ニックの元相棒が危険な悪霊だと知って、彼を相棒だと認めて一緒に退治すると決意した。
最後はジェリコの塔を破壊して世界を救うが、懲罰として53年の追加をされるも従った。

ジュリア・ウォーカー(演:ステファニー・ショスタク)

代表作に『プラダを着た悪魔』、『アイアンマン3』がある。

ニックの妻。金持ちではないが、ニックとの暮らしに満足して幸せな日々を送っていた。

ニックが殉職してしまい、葬式の時は現実を受け止められずに呆然と国旗を受け取っていた。
中国人のアバターだったニックが接触するも、当然のように拒絶反応を見せていた。
いつものランニングでニックが来て、見た目が中国人でも彼を感じてボビーに連絡した。
最後はジェリコの塔の生贄でケガするが、治療を受けて命が助かって新たな人生を歩む。

管理官(演:メアリー=ルイーズ・パーカー)

代表作に『レッド・ドラゴン』、『RED/レッド』シリーズなどがあります。

有能な警察関係者を“R.I.P.D.”にスカウトする。ロイとは長年組んでいるがケンカばっかり。

死んで地獄行きの可能性があるとニックに話し、ボストン配属と言ってエージェントにする。
ずっと一人でやっていたロイにニックを相棒としてつけ、反対されても無視していた。
ニックたちのせいで悪霊を白昼に取り逃し、上層部がブチ切れていると同じく怒っていた。
最後は事件を解決したニックわ注意処分、ロイは53年の延長で彼がなくした帽子を渡した。

ボビー・ヘイズ(演:ケヴィン・ベーコン)

近年の出演作に『ストーリー・オブ・ア・ガール』、『ツール・ド・ファーマシー』などがあります。

ボストン警察の刑事でニックの相棒。ニックを裏切って銃弾を浴びせて殺した張本人。

ニックが届け出ようとした金塊を追っていて、なんたかジュリアから聞いて持ち出した。
実は悪霊の一人で、死者を現世に蘇らせるジェリコの塔を復活させようと部品を集めていた。
停職処分になったニックたちにあっさり捕まるが、残りの部品を手に入れる為の作戦だった。
最後はジェリコの塔を復元させるが、ロイに破壊され、ニックに銃弾を頭に受けて消滅した。

感想

[個人的な評価]

評価 :2.5/5。

本作はダークホース・コミックスより出版されたコミック『R.I.P.D.』が原作となります。
タイトルとなる「R.I.P.D.」は「Rest In Peace Department」の略で、意味は「安らかに眠れ」となっています。
出演者にライアン・レイノルズ、ジェフ・ブリッジス、ケヴィン・ベーコンとそれぞれが主役を務められる実力者を揃えた作品。
内容は簡単に言ってしまえば、幽霊バージョンの『メン・イン・ブラック』に『ゴーストバスターズ』のスパイスを効かせた感じです。
バディ映画としてベテランと新人という王道的な凸凹コンビをコミカルにやっている。
ただ、比べる対象が明確に『メン・イン・ブラック』のせいで、本作は今一つな印象でした。
いつもはマシンガントークのライアン・レイノルズが聞き役になって、シリアスな演技をしているが明らかに持て余している。
逆に寡黙な演技が似合うジェフ・ブリッジスがずっとしゃべり倒しているが、こちらも思っていたよりハマっていなかったです。
これはどう考えてもキャラクターを逆転させた方が良かったんじゃないかと思う。
多分、製作側は意外性を出そうと逆のイメージでキャスティングさせたが、これは残念ながら裏目に出てしまっていると感じた。
やはり、しゃべり倒すライアン・レイノルズを観たいし、寡黙で上手い演技のジェフ・ブリッジスを味わいたくなります。
そして、いつもながら悪役をやっているケヴィン・ベーコンも調子が上がらない。
作品の雰囲気を考えて型にハマった悪役をやったと思うが、これはケヴィン・ベーコンの危なさをまったく活かしていません。
とにかく、本作は俳優たちの持つ良さをほとんど効果的に使えていなかったです。
やはり、『メン・イン・ブラック』の方がすべてにおいて上だったのが分かります。

コメント

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