作品データ
公開年月 | 2023/05/16 |
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ジャンル | コメディ |
原作 | なし |
監督 | グレイソン・ケリー、チャンス・ケリー、ブレット・ケリー、ほか |
脚本 | ジャネット・ヘザーリントン、トレヴァー・ペイヤー |
製作 | アン=マリー・フリゴン、ブレット・ケリー、ほか |
製作国 | アメリカ |
鑑賞方法 | 動画配信サービス |
あらすじ
チャンスとグレイソンの少年二人は、湖畔にある森へキャンプする為に出かける。
その湖には超常的な能力を持つ巨大な人食いザメがいる噂があって、グレイソンは面白半分でチャンスに語っていた。
そんなところへ湖で漁師をするフレッドがやって来て、森では訪れた人間が次々と行方不明になっている事実を語り始めるのだった。
登場人物&出演者

代表作に『Konga TNT』などがあります。
主人公。友人のグレイソンと一緒に湖畔の森へキャンプへ行く。リストを見ながらグレイソンにチェックさせる。
目的の森に到着してキャンプを展開させ、マシュマロを食べながらグレイソンの話を聞く。
グレイソンの口が臭くてフロスについて話すと、それにまつわる昔話を語り始めていた。
歯医者とサメが仲良くなった話しをして、フロスについての大切さをグレイソンに話した。
フレッドの後味悪い話しを聞いたが、少しスッキリさせる為に人魚の話しを始めていく。
最後はフレッドがサメ人間でチャンスと家まで逃げるが、大丈夫と思ったら玄関まで来た。

代表作に『Konga TNT』などがあります。
主人公。友人のチャンスと湖畔にある森へキャンプに行く。チャンスの読み上げるリストからチェックする。
森に到着してテントを広げると、チャンスと一緒にマシュマロを食べながらうわさ話をする。
湖にいる「カナディアン・マシュマロシャーク」について話し、過去の出来事を語っていた。
マシュマロは関係と話すチャンスに、昔あった出来事を語って彼を強引に納得させていた。
フレッドの不気味な話しで後味が悪くなると、チャンスの人魚の話しを聞いてスッキリした。
最後は正体を暴いたフレッドから逃げるが、家までやって来た事を知って驚愕してしまう。

代表作に『Konga TNT』、『Galaxy Warriors』などがあります。
漁師。チャンスとグレイソンがキャンプしている事を知っている。夜釣りのついでに二人の様子を見に来た。
チャンスとグレイソンが無事だと確認すると、森では行方不明者が多発していると警告した。
気になった二人にどんな事があったか聞かれると、過去に映画撮影クルーの話していた。
一度立ち去るもチャンスとグレイソンが残っていると、自分がサメ人間であると正体を暴く。
最後は二人を逃す猶予を与えるが、ずっと鑑賞していた視聴者に向かって噛みついた。
感想
[個人的な評価]
本作はマペットを使ったまったく新しいサメ映画となります。
この作品はフレッド・ケリーを中心に彼の親族が一緒に作り上げています。
フレッド・ケリー監督というと、まさかの人気を博した『ウィジャ・シャーク』シリーズで知られています。
これは敬愛するマーク・ポロニア監督と同じ路線で、超低予算を逆手にサメ映画をやりたい放題やっているタイプの監督です。
そんな本作は予算がないので実写でありながら、登場人物は全員がパペットで相当安上がりになっていると言えます。
基本的に湖畔にある森へキャンプに来た二人の少年が語り合う中で、サメが登場して人を食い殺していく回想劇となっています。
そうなってくると、登場人物たちについても食べられる為だけにしか出ず、それ以上の役割がないように見えました。
そもそも、本作はなんとか1時間を超える為に尺稼ぎしたとしか思えず、各エピソードについても完成度が非常に低いとしか言えません。
超低予算で作られている作品なので、あくまでマニアの為にしか作っていないとは言え、ブレット・ケリー監督たちの考え方が分かってきます。
サメ映画のファンはこういうのを求めているからこそ、自分たちはクォリティーを無視していると開き直っていました。
しかし、その考えは完全に間違えであり、ある程度のコアなファンを獲得できてもサメ映画業界としては先細りするだろうと思います。
作る側には情熱が伝わるような作品に対する誇りを持ってほしいが、本作ではブレット・ケリー監督たちは少し小バカにしているように感じました。
この姿勢では悪影響にしかならないので、作る側の思想が分かるようなメッセージはなるべく入れない方がいいと感じました。
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