【リーサル・バレット】RE-3839

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アクション

作品データ

公開年月 2022/03/18
ジャンル アクション
原作 なし
監督 マーク・ネヴェルダイン
脚本 ウィリアム・バーバー、ダニエル・アダムズ
製作 ジョーダン・ベッカーマン、ミシェル・チュドシック・ゾーヴァ、ほか
製作国 プエルトリコ、アメリカ、イギリス
鑑賞方法 レンタルDVD

あらすじ

1989年、軍部最高司令ノリエガ将軍の独裁により、政治的混乱に見舞われるパナマ。
元凄腕海兵隊員のジェームズ・ベッカーは妻を亡くして以来、彼女が眠る墓地で毎日酒に溺れる生活を送っていた。
だが、そんなジェームズはかつての指揮官スタークがやって来ると、麻薬カルテルと繋がるノリエガ将軍を排除するべくパナマ潜入の任務を命じられるのだった。

登場人物&出演者

ジェームズ・ベッカー(演:コール・ハウザー)

近年の出演作に『ブラッド・チェイサー/沈黙の儀式』、『ドラッグ・チェイサー』などがあります。

主人公。元凄腕の海兵隊員。自分のせいで最愛の妻を亡くしてから、墓地で酒を飲む自堕落な生活を送っていた。

レベル3の権限を持っている事からスタークに誘われ、パナマで取引を行う為に利用される。
パナマに到着してからノリエガ将軍の反対勢力のリーダーと会い、ヘリを持ってくると宣言。
カジノでカミラに会ってから毎晩のようにベッドを共にして、彼女の裏切りも許していた。
最後はカミラが殺されブチ切れると、スタークとともに

スターク(演:メル・ギブソン)

近年の出演作に『ミッドナイト・マーダー・ライブ』、『ホット・シート』などがあります。

元海兵隊の指揮官。麻薬カルテルと繋がっているパナマを潰すべく、自堕落な生活をするジェームズをスカウトした。

基地に集まるとハンクを紹介してから、今回の任務について説明してジェームズが驚いた。
アメリカでジェームズに電話で指示をしていると、麻薬取締局との関係性について同情する。
状況がマズくなってパナマに来ると、バーンズの裏切りを知って一緒に始末する為に出る。
最後は麻薬取締局がノリエガ将軍を逮捕して、任務を終えたジェームズに休暇を与えた。

カミラ(演:キアラ・リス)

代表作に『Millonario sin amor』などがあります。

コロンビアのギャングに所属していた危険な女。ギャングと決着をつけてパナマで自由に暮らしている。

エンリケすら手を出せない危険さを持つが、ジェームズの無敵さを知って肉体関係を持った。
ジェームズの仕事を知らないまま肉体関係を続けていき、過去の事について話していた。
毎晩のようにジェームズとベッドを共にするが、実はギャングから脅されて彼を騙していた。
最後はジェームズが無事で再会すると肉体関係を持ち、知らぬうちにギャングに殺された。

ハンク・バーンズ(演:チャーリー・ウェバー)

代表作に『ジョン・ケイシー』、『ほぼトワイライト』などがあります。

特殊作戦軍の軍人。戦場よりも管理業務を中心に仕事をしている。海兵隊航空団の出身だが手を血で汚したくない主義。

CIA気取りのような態度を見せるが、ソ連の軍曹備品に詳しい事から今回の任務に同行する。
最初からジェームズを信用していないが、スタークの説明から仕方なく賛同して協力する。
実は裏でフスティネス大佐と繋がっていて、武器の密輸をしながら金をもらっていたという。
最後はジェームズの義理の妹を人質にして金をもらうが、結局は呆気なく殺されてしまう。

シンシア・ベニテス(演:ジャッキー・クルーズ)

代表作に『トレマーズ/監獄島』、『ルーシーのセックス・リスト』などがあります。

麻薬取締局の女性捜査官。スタークたちが麻薬カルテルを潰す際に同行して、作戦について全容を把握している。

先にパナマへ向かっていくと、あくまでノリエガ将軍を逮捕しようと証拠集めに動いていた。
現地に赴いているジェームズに接触すると、協力をすれば多額の金を振り込むとして話した。
ジェームズがエンリケの裏切りから証拠を持ってくると、ノリエガ将軍を逮捕できる状況に。
最後はジェームズが揃えた証拠からノリエガ将軍を逮捕し、パナマ政府に協力をさせていた。

ステッドマン・ファゴス・ミュラー(演:ジュリオ・ラモス・ヴェレス)

代表作に『ラム・ダイアリー』、『ザ・ヴェッセル』などがあります。

ノリエガ将軍に反対する民兵軍を指揮している。ソ連のヘリが戦力として欲しくて取引に応じようとする。

ソ連のヘリを手に入れる代わりに通信機を渡すと約束し、ジェームズの心意気を試していた。
自分たちのキャンプの実情をジェームズに見せて、敵は容赦ないとして正体を見せつけた。
過去に両親を軍に殺されており、妻と娘もノリエガ将軍に殺され、純粋に復讐をしたいだけ。
最後はジェームズから約束のヘリを手に入れるが、戦いではなく家族の救出だけに使った。

エンリケ・ロドリゲス(演:マウリシオ・エナオ)

代表作に『Jesus of Nazareth』などがあります。

父親が元政府高官で12歳の時に他界している。幅広い人脈を持っている。今回の取引で仲介役を担っている。

クスリと女に溺れている状態で、手付金の100万ドルを現金化してスピーカーに隠した。
婚約者がたくさんいて、ジェームズが挨拶にやってくるとビジネスの話しを後にしていた。
ヘリを別の買い手に売ったとしてジェームズがブチ切れ、100万ドルを奪われてしまう。
最後はジェームズの暗殺に失敗して、フスティネス大佐の名前をしゃべって彼に始末された。

マルコス・フスティネス大佐(演:ネストル・ロドゥルフォ)

代表作に『チェ/28歳の革命』、『チェ/39歳の別れの手紙』などがあります。

酒とドラッグにおぼれているノリエガ将軍に代わって、現在のパナマで実務を仕切っている。気さくで有効的な人物。

エンリケと組んで商売をして大儲けしながら、彼の叔父で政治家を利用して英雄に仕立てた。
ノリエガ将軍か反対派のどっちが倒れてもいいように、事前に策略を立てて安全にしていた。
知りすぎたジェームズの暗殺に失敗したエンリケを始末して、ハンクに協力をさせていた。
最後は麻薬取締局がノリエガ将軍を逮捕するが、その後どうなったのか不明のままになった。

感想

[個人的な評価]

評価 :1.5/5。

本作はメル・ギブソンが主演のように見えて実は脇役という作品です。
この作品は『アドレナリン』シリーズで知られるマーク・ネヴェルダインが監督を務めます。
主演はコール・ハウザーという微妙なところの俳優で、序盤では妻の死に対してずっと後悔したインパクトのある姿に見せます。
しかし、次に任務へ着くと妻の事をすべて渡すれたかのように普通な感じで立ち回って、しまいには女と毎晩のようにベッドを共にする。
とても序盤で墓地の前で酒浸りになった同一人物は思えないぐらいで、完全にキャラクターが破綻しても物語が続いていきます。
ジャンルとしてアクションとなっているが、ほとんどそれらしい場面がなく、殺し屋を追いかけっこしたぐらいしかなかった。
基本的には主人公が潜入捜査っぽい事をしていたが、中盤以降は女を見つけてずっとアパートに入り浸りでほとんど何もしなかった。
終盤でみんな殺されて仕方なく動いていくと、ついにメル・ギブソンが出てくるもアクションも数秒程度で終わってしまいます。
多分だが、パナマで実際に起きた事をベースにしているだろうけど、資料映像を挟んでくる時点で安っぽい作りだと分かります。
『アドレナリン』ではぶっ飛んだハイテンションのバカ映画として良かったが、同じ監督とは思えないぐらい本作に一切の魅力がなかった。
メル・ギブソンが出ているだけしか価値がなく、映像としてもカメラワークが最悪で監督は酒を飲みながら撮影しているんじゃないかと思うぐらい。
大ヒット作に多く出ているメル・ギブソンも、このようなゴミ映画に出演してしまうのはなんだか悲しくなりました。

コメント

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