【search/#サーチ2】VD-976

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洋画

作品データ

公開年月 2023/01/20
ジャンル サスペンス
原作 なし
監督 ウィル・メック、ニック・ジョンソン
脚本 ニック・ジョンソン、ウィル・メック
製作 ナタリー・カサビアン、セヴ・オハニアン、ほか
製作国 アメリカ
鑑賞方法 動画配信サービス

あらすじ

ロサンゼルスで暮らす18歳の高校生ジューンは、旅行でコロンビアに行った母親グレイスが予定日に帰国しなかった事で動揺していた。
母親に同行していた恋人ケヴィンとも連絡が取れず、ジューンはネットで見つけた現地の代行サービス業者ハビエルに協力を依頼する。
やがて現地でケヴィンがグレイスにプロポーズしたと判明する一方、失踪したニュースはSNSを通じて拡散する中で二人の意外な過去が明らかになっていくのだった。

登場人物&出演者

ジューン・アレン(演:ストーム・リード)

代表作に『search/サーチ』、『死霊館のシスター/呪いの秘密』などがあります。

主人公。グレイスの娘。小さい頃に父親を病気で亡くしていて、18歳になっても思い出として振り返る。

帰国する予定日に母親たちが来ず、確認するとホテルに荷物を置いたままで捜索を始める。
次々と母親の事実が分かって世間から疑われると、協力していたハビエルに暴言を吐いた。
実は父親の暴力から母親が逃げていて、出所した事から狙われるようになってしまった。
最後は父親に捕まるも母親の反撃で倒し、以前と違って親子の絆が強くなり生活を取り戻す。

グレイス・アレン(演:ニア・ロング)

代表作に『ビッグママ・ハウス』、『ボクらのママに近づくな!』などがあります。

ジューンの母親。娘が小さい頃に父親である夫を病気で亡くし、それ以来シングルマザーとして育てていた。

恋人のケヴィンと二人でコロンビアでの旅行に行くが、何者かによって誘拐されてしまう。
過去を抹消している事から何か裏があって、行方不明のまあm世間では悪者扱いにされる。
実は夫は病気で死んでおらず、暴力を振るわれていた事から娘と逃げて平和に暮らしていた。
最後は捕まった娘と合流して撃たれるも元夫を殺害し、ケガが治って元の生活を取り戻した。

ハビエル(演:ヨアキム・デ・アルメイダ)

近年の出演作に『ワイルド・スピード/ファイヤーブースト』、『ヒットマンズ・ボディガード』などがあります。

コロンビア人。掃除や配達の仕事をしている。格安で引き受ける事からジューンに雇われて動く事になる。

当初は掃除か配達だと思っていたら、母親の行方を探す手伝いと聞いて同情して協力をする。
グレイスの足取りが掴めず、ジューンを励ますつもりで自分も息子から絶縁されたと話す。
母親が世間から悪者扱いにされ、ジューンを励まそうとするも逆に攻撃を受けてしまう。
最後はグレイスが無事に見つかり、息子と連絡を取って仲直りした写真をジューンに送った。

ヘザー・ダモア(演:エイミー・ランデッカー)

代表作に『シリアスマン』、『プロジェクト・パワー』などがあります。

グレイスの友達で弁護士。グレイスに頼まれてジューンのベビーシッターをするが、あくまで初日だけになった。

裁判で勝利して意気揚々とジューンに夕食を持ってくるが、パーティをするとは知らない。
ジューンからグレイスが行方不明になったと聞いて、できる限り協力して捜索をしていた。
実は過去にジェームズから逃げる為に弁護をしていたが、彼に見つかって脅迫されていた。
最後はデータを消す為に事務所で襲われ、呆気なく殺害されてジューンに遺体で見つかった。

イライジャ・パーク捜査官(演:ダニエル・ヘニー)

近年の出演作に『コンフィデンシャル:国際共助捜査』、『金の亡者たち』などがあります。

FBIの司法担当官補の捜査官。ヘザーから連絡を受けてコロンビアでグレイスたちが行方不明と連絡を受ける。

すぐにジューンへ連絡するが、コロンビアに直接捜査する権限がないと丁寧に説明をした。
ジューンが勝手にケヴィンのアカウントに入った事で、証拠として使えないと注意した。
ケヴィンが元詐欺師だと分かって捜索するが、グレイスも訳ありで慎重な捜査をしていた。
最後はヘザーが何者かに殺され、黒幕がジェームズだと見抜けず彼女が事件を解決させた。

ケヴィン・リン(演:ケン・レオン)

近年の出演作に『オールド』、『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』などがあります。

コンサルティング会社のCEO。グレイスとは恋人の関係。ジューンとは微妙な関係で会話はほとんどない。

グレイスとコロンビアへ二人だけで旅行に行くが、今回は重要な話しがあるとして説明した。
予定日に帰国できずジューンが行方を探している間に、グレイスへプロポーズしたと判明。
その正体は何件も結婚詐欺を働いて刑務所に服役し、グレイスの誘拐で指名手配されていた。
最後はコロンビアの潜伏先で追い込まれるが、抵抗したせいで射殺されて事件が迷宮入り。

ジェームズ・ウォーカー(演:ティム・グリフィン)

代表作に『ザ・ギフト』、『エクストーション』などがあります。

ジューンの父親でグレイスの夫。娘が小さい時のビデオでしか存在がなく、すでに病気で亡くなっている。

実は死んでおらず、妻に対して定期的に暴力を振るっていた上に薬物中毒者の危険人物。
ケヴィンとは刑務所で知り合い、コロンビア旅行を計画してその前に誘拐を成功させていた。
娘のパソコンにハッキングして動きが丸見えで、教会の人間だとウソを付いて誘拐した。
最後は妻たちに銃を向けて脅していたが、娘を連れ出そうとして背後から攻撃されて死亡。

感想

[個人的な評価]

評価 :3.5/5。

本作は2018年に公開された『search/サーチ』の続編となります。
この作品は『search/サーチ』で編集を務めていたウィル・メックとニック・ジョンソンが監督と脚本のデビュー作となります。
前作はパソコンに不慣れた父親が必死に娘を探す姿に、鑑賞する側として応援しながら一緒に見守る一体感がありました。
全編をパソコンのモニター画面で展開される現代らしい作品であり、低予算ながら惹きつける魅力がありました。
今回は続編というより同じような設定で物語が展開し、登場人物を一新したような内容になっています。
前作では父親が娘を探していたが、今回は娘が母親を探す設定になっているからパソコンの使い方が慣れています。
スマホやスマートウォッチなどを駆使するので、今の時代だからこそ成立する作品とも言えるところが面白いです。
これが20年前だったら、ここまで物語が広がらなかっただろうし、一般人が他国で行方不明になった人物を探すのは限界がありました。
しかし、現代ではパソコンとインターネットさえあれば、ここまで探せる可能性と同時に恐ろしい部分も見せています。
いくらでもアカウントに侵入ができる見本でもあり、パスワードのセキュリティの脆弱性も浮き彫りにしていました。
前作はスケールをなるべく広がらないようにしていたが、本作では国際問題までに話しが大きくなってしまいました。
これに関しては風呂敷を広げすぎたと思いますし、そのせいで途中から急に展開が不自然に早くなってしまったのはマイナスでした。
前作と同じく国内や地域に留めたくなかったのだろうけど、ちょっと本作はやり過ぎたと思うところがありました。
結局、オチが前作と大して変わらないので、広げすぎた風呂敷をちゃんと元に戻せていないと感じました。
続編じゃなければ面白いと思えたかもしれないが、前作があると考えるとスケールアップして微妙になったという印象でした。

コメント

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