【戦慄怪奇ファイル/コワすぎ!FILE-04 真相!トイレの花子さん】VD-952

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作品データ

公開年月 2012/08/04
ジャンル ホラー
原作 なし
監督 白石晃士
脚本 白石晃士
製作 三上真弘、田坂公章
製作国 日本
鑑賞方法 動画配信サービス

あらすじ

今回ディレクター工藤が選んだ取材テーマは、都市伝説あるいは学校の怪談で有名な「トイレの花子さん」で、投稿者からの映像を手に入れた。
そこには廃校のトイレから飛び出してくる“何か”が映っていて、学校として使われていた頃から「トイレの花子さん」の噂がささやかれていた。
だが、工藤は映像から単なる学校の怪談じゃないと感じ取り、アシスタントの市川と投稿者たちと真相を確かめるべく向かうのだった。

登場人物&出演者

工藤仁(演:大迫茂生)

近年の出演作に『戦慄怪奇ワールド/コワすぎ!』、『先生!口裂け女です!』などがあります。

映像制作会社のディレクター。若い女性である菜々と英里から相談を受け、怖いおじさんと自覚している。

英里から大体の事情を聞くと、トイレの花子さんを前提に必ず守ると宣言して安心させた。
霊能者の栞と合流して英里の家では何もなく、廃校では時間の入り乱れで困惑していた。
英里を助ける為に危険を犯してみんなで時間を戻り、無事に救出すると元の時間に戻った。
最後は栞に秘密を話そうと彼女に机が直撃して死亡し、田代にカメラを止めるよう指示した。

市川実穂(演:久保山智夏)

代表作に『戦慄怪奇ファイル/コワすぎ!』シリーズ、『恋するけだもの』などがあります。

映像制作会社のアシスタント。菜々と英里から映像が送られると、その下準備としてすでに動いていた。

菜々から詳しい事情を聞いて工藤が動くとなって、霊能者の栞への連絡と廃校の許可を取る。
英里の家には何もないと分かり、みんなで廃校に行くと時間の入り乱れで兄に確認していた。
夜になって英里が自宅で死んでいると、すぐに心肺蘇生するべく人工呼吸を行っていた。
最後は工藤が秘密を話そうとして栞の頭に机が直撃して死亡し、泣きながら救急車に連絡。

田代正嗣(演:白石晃士)

近年の出演作に『白石晃士の決して送ってこないで下さい』、『戦慄怪奇ワールド/コワすぎ!』などがあります。

映像制作会社のカメラマン。今回は投稿者である菜々の家での撮影となり、彼女の様子をずっと撮っていた。

英里の家に行くと、菜々が撮った自殺の映像を再現する為にしっかりとポジションを取る。
みんなで廃校へ向かっていくと、時間の入り乱れが起きると工藤の指示でカメラを回す。
トイレの花子さんに遭遇して異世界に飛ぶと、カメラを回し続けながら栞の力で生還する。
最後は工藤が秘密を栞に言おうとして机が直撃して彼女が死亡し、戸惑いながら止めた。

山口菜々(演:桑名里瑛)

代表作に『口裂け女』、『学校の都市伝説/トイレの花子さん』などがあります。

スーパーの店員。高校には行っておらず社会人をしている。ヒマしていて中学校が廃校になるとして英里と行く。

英里をカメラで撮影しながら付いていくと、トイレから花子さんが出て2人で慌てて逃げた。
工藤たちと廃校に行くと、英里だけがいなくなってしまい、過去にイジメていた事を告白。
栞の力で英里が生きていた時の時間に飛ぶと、再会を果たして元の時間へと戻っていった。
最後は栞に促されて英里に対して過去の謝罪をして、殴らせる事で友情を確認しあった。

田村英里(演:南有貴)

代表作に『少女戦争』などがあります。

女子高生。学校にほとんど行かず引きこもりとなっている。菜々とヒマすぎて中学校が廃校になるとして探検に行く。

菜々に言われて先導していくと、トイレで花子さんに遭遇して2人で慌てて逃げていった。
工藤たちに相談していて、カメラで映した自身の自殺するような映像を見て恐怖を持つ。
時間が入り乱れる中で1人だけ飛ばされ、菜々の告白で彼女からイジメを受けていたと発覚。
最後は元の時間に戻って生還すると、過去の謝罪する菜々を許して友情を確認しあった。

真壁栞(演:栗原瞳)

代表作に『うめく排水管』、『スペクター』などがあります。

霊能者。危険な霊の可能性として事前に市川から連絡をもらい、英里の家や周辺について霊視を行っていた。

英里の家に入ると悪いモノがないと確認すると、原因は廃校としてみんなで向かっていく。
廃校に入る前から異世界に繋がっていると感じ取り、時間が入り乱れていると説明した。
英里がいなくなって助ける為、工藤の説得で時間が入り乱れる中にみんなを連れて行った。
最後は英里が助かって元の時間に戻り、工藤の秘密を聞こうとして机が頭に直撃して死んだ。

感想

[個人的な評価]

評価 :3.5/5。

本作は『戦慄怪奇ファイル/コワすぎ!』シリーズの4作目となります。
この作品は白石晃士が監督、脚本、撮影、出演などをしています。
今回のテーマは都市伝説となっている「トイレの花子さん」であるが、当然のように王道な内容にはなりません。
あくまで物語のきっかけとして「トイレの花子さん」を使っていて、本来の設定と大きく違ったモノになっています。
いつもなら映像制作会社の事務所から始まるが、今回は投稿者の家からスタートしている点でも違った視点がありました。
いつもはディレクター工藤たちが調査に向かうが、すでに場所が特定しているから必要性がなかったという点が面白いです。
その代わりとして純粋な霊との対決を思わせる展開となり、シリーズで初めてとなる霊能者の登場で王道だと思わせます。
しかし、そこから「時間」を扱った四次元的な展開になっていき、まさかのSF要素をぶっ込んでくるとは予想もできなかった。
テーマとなっている「トイレの花子さん」に関しても、あくまで異世界へ飛ぶ為のギミックとして使っているのも面白い。
既存の都市伝説とは大きくかけ離れた展開であるだけじゃなく、モキュメンタリーの緊張感を最大限にフル活用していました。
終盤にかけて廃校を走り回るシーンがほとんどとなっていて、一発撮りという感じを思わせる緊張感のある展開がハラハラさせられます。
それに時間を使った演出についても違った視点であり、瞬時に明るい時間と暗い時間が入れ替われうから純粋にどんな演出を使っているのか気になります。
シリーズの中で今回はSF要素をオカルトにぶち込んだ設定が秀逸であり、特に桑名英里の演技が抜群に良かったです。

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