【クリスマス・ウォーズ】RE-3592

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洋画

作品データ

公開年月 2021/10/01
ジャンル アクション/コメディ
原作 なし
監督 イアン・ネルムズ、エショム・ネルムズ
脚本 イアン・ネルムズ、エショム・ネルムズ
製作 ナディーン・ドゥ・バロス、リサ・ウォロフスキー、ほか
製作国 イギリス、カナダ、アメリカ
鑑賞方法 レンタルDVD

あらすじ

アラスカでひっそり暮らすクリスの正体はサンタクロースで、彼を信じない子供たちが増えたせいで商売あがったり。
そこでクリスはオモチャ工場で米軍の依頼を受け、あらゆる兵器の製造を請け負って商売を成功させるようと画策する。
クリスマスを迎え、お金持ちでワガママな少年ビリーは、プレゼントが石炭一つと知って大激怒し、サンタクロースの暗殺を計画するのだった。

登場人物&出演者

クリス・クリングル(演:メル・ギブソン)

近年の出演作に『コンティニュー』、『リーサル・ストーム』などがあります。

主人公。アラスカに暮らすサンタクロース。年々に渡って需要が減っているせいで経営が苦しくなっている。

政府から支払いをもらっているが、代わりにアメリカ軍から受注されるも仕事に文句を言う。
悪い事をしたビリーに石炭を贈ったせいで、個人的な恨みを持つスキニーマンに命を狙われる。
工場をスキニーマンに襲撃されて兵士たちが倒され、自ら相手になるも眼球を潰されてしまう。
最後はビリーが黒幕だと分かり、家までやって来ると、ずっと監視していると脅迫をかけた。

ルース・クリングル(演:マリアンヌ・ジャン=バプティスト)

代表作に『ザ・セル』、『テイカーズ』などがあります。

クリスの妻。サンタクロースである夫のサポートをしている。工場の経営が苦しいと知りながら夫を励ましている。

子供たちがプレゼントを欲しがらない現状で辞めたい夫に対し、続けるべきだと強く主張する。
クリスが工場をアメリカ軍の兵器生産として契約した事に賛同し、彼を後ろから見守っていた。
スキニーマンが工場を襲撃してクリスが倒されると、代わりに相手となって見事に射殺した。
最後は黒幕だと判明したビリーの家にクリスと行って、脅迫するところを黙って見ていた。

エルフ7(演:エリック・ウルフ)

代表作に『ニューヨーク・ミニット』、『サバイバル・オブ・ザ・デッド』などがあります。

クリスのオモチャ工場で現場監督を務める。オモチャ工場をアメリカ軍の兵器生産になる為に調整をする。

当初はクリスマスが終わって来年の為に準備をすると期待するが、まさかの契約に驚いていた。
クリスから状況が変わった事を伝えられると、素直に受け止めて工場の最適化を進めていた。
ジェイコブス大尉から食事や睡眠について聞かれるが、すべて計算した上だと豪語していた。
最後はスキニーマンの襲撃を受けてクリスに連絡し、ビリーが黒幕だと分かる手帳を手にした。

ジェイコブス大尉(演:ロバート・ボックスタール)

代表作に『ガールズ・ルール!/100%おんなのこ主義』、『ホームレスからハーヴァードまで:リズ・マレーの物語』などがあります。

クリスのオモチャ工場をアメリカ軍の兵器生産する為、政府関係者たちと交渉するべくやって来た。

オモチャ工場がアメリカ軍の兵器生産すると契約されると、部下の兵士たちと監視の為に来る。
エルフたちに今後のルールについて説明して、彼らの勤勉な働きぶりを素直に称賛していた。
食堂ではエルフたちの食事が体に悪いと指摘し、健康的な食生活をやるべきだと助言していた。
最後はスキニーマンが工場を襲撃してエルフたちを避難させるが、結局逃げられず射殺された。

アン・マリー(演:デボラ・グローバー)

代表作に『Mommy’s Little Girl』、『His Perfect Obsession』などがあります。

ビリーの祖母。体が弱っていて車椅子生活を送っている。孫であるビリーを可愛がっていて期待している。

科学展で4回連続で最優秀賞を手にしていて、5回目についても期待を抱いて見送っていた。
銀行などの支払いについて作業をしていたが、ビリーに言われて休むも小切手を盗まれていた。
最後は銀行側から大金が流れていると発覚すると、犯人を必ず見つけてぶっ殺す切れていた。

ビリー・ウィーナン(演:チャンス・ハーストフィールド)

代表作に『グッド・ボーイズ』、『コフィー&カリーム』などがあります。

金持ちのワガママ息子。使用人たちをアゴで使い、自分は生まれながらに人生の勝利者として自負している。

科学展で5度目の最優秀賞を逃してしまい、スキニーマンを使って裏工作で最優秀賞を強奪。
サンタから石炭を贈られた事に激怒し、個人的な恨みを持つスキニーマンに暗殺を依頼した。
黙って祖母の小切手を使っていた事がバレそうになり、殺害しようとミルクに薬を仕込む。
最後は黒幕だとクリスたちにバレて家に来ると、脅迫を受けて大人しく生きる事を強制された。

ジョナサン・ミラー/スキニーマン(演:ウォルトン・ゴギンズ)

近年の出演作に『僕と頭の中の落書きたち』、『穢れと祈り』などがあります。

オモチャ屋で働く殺し屋。サンタクロースが贈ったプレゼントを鑑定して個人的に買い取っている。

ビリーに雇われている殺し屋であり、報酬をもらう代わりに依頼を必ず遂行する完璧主義者。
石炭をもらったビリーがブチ切れた事から、自身も念願だったサンタクロースの殺害を受ける。
実は子供の頃に両親から虐待され、サンタクロースに新しい親が欲しいと懇願するも叶わず。
最後はオモチャ工場の兵士たちを殺害し、クリスの眼球を撃ち抜くが、ルースに射殺された。

感想

[個人的な評価]

評価 :2.5/5。

本作は『スモール・タウン・クライム/回り道の正義』で知られるエルムズ兄弟が監督と脚本を務めています。
この作品は主演のメル・ギブソンが脚本を気に入った事からオファーを決断したという。
サンタクロースというのは子供たちにとって憧れの存在であり、クリスマスの日には大活躍する人物として知られる。
作り話であるけど、小さい子供はみんなサンタクロースを信じていて、クリスマスの日にはプレゼントをお願いしている。
個人的には小さい頃は確かに信じていたが、早めにサンタクロースはいない存在として認知してしまいました。
しかしながら、本作ではそのサンタクロースは実在している前提で物語が進められ、とても人間臭いキャラクターになっています。
主演のメル・ギブソンが脚本を気に入って出演しているが、コメディ映画でありながらダークな雰囲気が気に入ったのだろうと思います。
それだけじゃなく、クリスマスプレゼントを子供に贈って大人になった彼らの写真を見て感動もするなど、本当に人間臭いキャラクターだと言える。
ですが、全体的に中途半端な設定にしか感じられず、できる事なら大きく振り切るべきだと感じました。
どうしても主人公のすべてを一気に見せようとしているので、どのエピソードも小さくて印象に残らないレベルでした。
夫婦愛も描写として非常に弱く、あまりにも平凡すぎるせいもあって、こちらも決定的な特徴とは言えなかったです。
本作はメル・ギブソンがサンタクロースという面白そうな材料が揃っているのに、マイルドにしてしまったせいで良さが今ひとつ伝わらなかったです。

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