【ボルテックス/巨大生物総進撃】RE-3404

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アクション

作品データ

公開年月 2012/12/29
ジャンル アクション
原作 なし
監督 ピーター・ポール・バスラー
脚本 ピーター・ポール・バスラー
製作 クリスティーン・ホルダー、マーク・ホルダー、ほか
製作国 アメリカ
鑑賞方法 レンタルDVD

あらすじ

中東の不毛な大地で米軍の精鋭部隊が突如姿を消し、調査を進めるペンタゴンはその背後に危険な科学者であるシドニー・ガーバーがいると突き止める。
シドニー博士はワームホールを出現させるべく研究を進めており、その実現に必要なガッタ線を放出する鉱物を探索していたという。
米軍は消えた部隊とシドニー博士を探す為、学者のマークスを含む探索チームを派遣するが、彼らの前に現れたのは巨大なタランチュラだった。

登場人物&出演者

ウィリアム・マークス博士(演:ジャック・プロトニック)

代表作に『なんちゃってガールズ』、『ラバー』があります。

主人公。科学者。軍をクビになるも連れ戻される。チームだったデッカート中佐と再会して喜んだ。

シドニー博士が消えた洞窟に到着し、ワームホールを作り出すガッタ線を見つけていた。
巨大化した虫たちに追われながら、レイジャー中尉とデッカート中佐をめぐる三角関係を展開。
何度からピンチを迎えながらもレイジャー中尉と和解し、デッカーと中佐の真実を知っていく
最後は巨大ヘビになったレイジャーとシドニーがワームホールを塞いでデッカートと帰還した。

キャサリン・デッカート中佐(演:サラ・リーヴィング)

代表作に『メガ・シャークVSクロコザウルス』、『シャーク・アタック!!』などがあります。

ヒロイン。過去にマークス博士とシドニー博士とチームを組んだ経験を持っている。

ワームホールの出現で必要な人材としてマークス博士を推薦し、彼の軍復帰を支援した。
実はレイジャー中尉と結婚を約束していて、特殊部隊に同行して途中からイチャイチャする。
マークス博士から気があると分かりながらも弄び、守られながら中途半端な知識を使う。
最後はシドニーが巨大ヘビになって攻撃されて倒れ、生き残ったマークス博士と生還を果たす。

スティーヴン・レイジャー中尉(演:テッド・ジョナス)

代表作に『ファイアー・ツイスター』、『The Before Time』などがあります。

消息を絶った偵察部隊の捜索をする特殊部隊を指揮する。典型的な肉体派でマークス博士を見下す。

軍の本部でマークス博士と初対面して仕方なく助けるという事実をしっかりと強調していた。
現場へ到着すると、デッカート中佐に気があるマークス博士に対して強い態度で接し始めていく。
マークス博士と考え方が違っていても、ピンチを乗り越えていく度に和解をしていた。
最後は巨大ヘビとなったシドニー博士に対抗し、一緒にワームホールに吸われて破壊をした。

シドニー・ガーバー博士(演:カムデン・トイ)

代表作に『ウエスト・オブ・ザ・デッド』、『THAT/ザット』などがあります。

ワームホールを研究している博士。マッドサイエンティストの一面を持っていて評判は良くない。

一時は軍から追放されていたが、ワームホールを作れる事から呼び戻されるも行方不明になる。
捜索にやって来たマークス博士たちに助け出され、最初は調子が悪かったが元気になっていく。
ワームホールが出現して喜んでいると、巨大化した虫からクリスタルを抜いて巨大ヘビに変身。
最後は兵士を何人か殺害し、同じく巨大ヘビとなったレイジャーとワームホールを破壊した。

感想

[個人的な評価]

評価 :1/5。

本作はいわゆるアニマル・パニックの作品となります。
低予算で作られているのがすぐ分かるし、冒頭から巨大化した虫がしっかりと出てくる。
ただ、低予算なのでCGのレベルがかなり低く、出演者のレベルも同じぐらいでした。
冒頭で主人公だと思ったら、ただのやられ役だと分かって、そこにたっぷりと描写する時間の意味はなかったように感じた。
しかし、それをしないと尺が持たない事が主人公たちの登場ですぐに分かってくる。
ようやく主人公たちが登場するが、まさかのどうでもいい三角関係を展開し、それが物語の大部分を占めていきます。
やはり、あのCGのクォリティでは間が持たないのは丸わかりで、ムリヤリ三角関係を持ってきたような印象でした。
まず、消息不明となった部隊を探すという任務を帯びているのに、恋人同士でイチャイチャする時点でギャグだとしか思えない。
そこは百歩譲って許せる範囲になりますが、ラストで人間がクリスタルを体に刺して巨大ヘビに変身する展開がメチャクチャすぎた。
どうやって始末をつけると思ったら、主人公とヒロインはただの棒立ち要員となって、三角関係の相手とマッドサイエンティストが自滅するような形になった。
相当の制限をかけられて色々と削られた結果の脚本と認識すれば製作側は救われるだろうが、作品があまりにもつまらないから救われない。
ハッキリ言って、この作品はジャケットが一番派手で、本編はそれ以上にならない典型的なパターンの残念な作品でした。

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