【キングコブラ】VD-429

スポンサーリンク
洋画

作品データ

公開年月 1999/07/02
ジャンル パニック/アクション
原作 なし
監督 デヴィッド・ヒレンブランド、スコット・ヒレンブランド
脚本 デヴィッド・ヒレンブランド、スコット・ヒレンブランド
製作 デヴィッド・ヒレンブランド、スコット・ヒレンブランド
製作国 アメリカ
鑑賞方法 動画配信サービス

あらすじ

遺伝子学の権威であるアーウィン教授は、最強の生物を創造する研究に没頭していた。
ある時、アーウィン教授はキングコブラとガラガラヘビの遺伝子を組み合わせ、最強のヘビを誕生させる事に成功する。
だが、研究所で事故が発生し、巨大化したキングコブラが脱出して小さな町に逃げると、次々と人を襲う始めるのだった。

登場人物&出演者

ニック・ハシモト博士(演:パット・モリタ)

晩年の出演作に『メタル・ブレイド』、『ザ・ブレイブ・ウォー/第442部隊』などがあります。

爬虫類学者。ヘビ研究の第一人者。過去に167回も噛まれ、月に2回毒を注射している。

ヘビの生態について詳しく、バーンズ博士の遺伝子操作された巨大毒ヘビも同じだと断言。
銃で殺したいブラッドにショットガンを渡すが、相手がすばしこく当たらないと忠告した。
ヘビを引き寄せる罠や捕獲する装置を用意するが、腕力だけで捕まえる無茶な作戦を立てる。
最後は巨大毒ヘビと向かい合い勝負を挑むが、何度も毒を食らって結局は無駄死にした。

ブラッド・ケーガン医師(演:スコット・ブランドン)

代表作に『Round Trip to Heaven』、『Game Box 1.0』などがあります。

フィルモアの町医者。父親も町医者で引き継いでいる。ジョーとは恋人の関係にある。

もっと勉強したい気持ちがあって、都会の大病院で働く為に町を去るもジョーは残る事に。
その矢先に巨大毒ヘビが出現し、犠牲者の遺体と抜け殻を見てフェスティバルの中止を要請。
父親が運悪く巨大毒ヘビに食われてしまい、大病院への転勤を先延ばしした捕獲に乗り出す。
最後はジョーと力を合わせて捕獲し、考え直して大病院への転勤を辞めて町に残ると決める。

ジョー・ビドル(演:ケイシー・ファロ)

代表作に『Notes from Underground』、『Survival Island』などがあります。

フィルモアの保安官助手。ブラッドの恋人で、都会に誘われるも町に残る事にする。

何度もブラッドと話し合って決めた出来事で、町を立ち去ろうとする彼を引き留めない。
巨大毒ヘビの出現で町に危険がやって来るが、フェスティバルを中止せず見回りをする。
ブラッドの父親が犠牲になり、彼も残ってハシモト博士たちと巨大毒ヘビの捕獲に乗り出す。
最後はブラッドと巨大毒ヘビを捕獲し、町に残ると決めた彼と再び熱い日常を取り戻した。

ベン・ローリー保安官(演:エリック・ローソン)

代表作に『CIA』、『トール・テイル/パラダイス・ヴァレーの奇跡』などがあります。

フィルモアの保安官でジョー上司。常に噛みタバコやヒマワリのタネなどを嗜んでいる。

町で遺体を見つけると、保安官補が見つけた巨大なヘビの抜け殻に危険だと判断していた。
町長にフェスティバルの中止を要請するも強行され、仕方なく見回りして警戒していた。
なかなか巨大毒ヘビを見つけられず、捕獲するジョーたちと連絡を取って状況を伝えていた。
最後は油断していたところで巨大毒ヘビに襲撃され、車内に避難するもムダで殺された。

エド・ビドル町長(演:ホイト・アクストン)

代表作に『俺たち天使じゃない』、『魔女の構図』などがあります。

フィルモアの町長でジョーの父親。ブラッドとは顔馴染みで定期検診の際に親しく話す。

ブラッドたちが巨大毒ヘビの可能性を示唆されるが、フェスティバルの強行をしてしまう。
最後はブラッドの父親が犠牲になり、ようやく中止にして捕獲するべく全面協力をした。

アーウィン・バーンズ博士(演:ジョセフ・ラスキン)

代表作に『暗黒街の帝王レッグス・ダイヤモンド』、『スモーキン・エース/暗殺者がいっぱい』などがあります。

生化学者。キングコブラとガラガラヘビの遺伝子を組み合わせて最強のヘビを生み出した張本人。

バカな助手が勝手な薬の調合をして、計算た失敗して爆発させて巨大毒ヘビに逃げられる。
その際に研究員だった娘が巨大毒ヘビに噛まれて倒れ、自身も爆発で左目を失明していた。
ブラッドが大量の血清を購入している事を突き止め、逃げた巨大毒ヘビを追って町に来る。
最後は足を噛まれるもブラッドの適切な処置で命が助かり、巨大毒ヘビを移送すると話した。

感想

[個人的な評価]

評価 :2/5。

本作はいわゆるモンスターパニック映画で、サメやワニ、それにクモに次ぐらい使われる巨大毒ヘビが人々を襲うというパターンです。
モンスターパニックの大ヒット作である『ジョーズ』は今でも影響が大きく、サメじゃなくても似たような設定や展開が多いです。
本作も舞台は田舎町で、タイミング良くフェスティバルを予定していて、その前に巨大毒ヘビが出現して犠牲者を出すが町長はそれを隠して強行する既視感たっぷりの展開でした。
作品は1999年と20年前であるが、『ジョーズ』は1975年公開なので、比較的新しい作品と言えるだろう。
それなのに、まだ使い古された設定をバカみたいに使っているのは怠慢でしかない。
しかも、低予算だから肝心の巨大毒ヘビの造形は明らかな作り物とハッキリ分かるぐらいクォリティが低くて怖くないです。
主人公っぽい町医者やヒロインも地味で、他の登場人物たちも記号だけで魅力がない。
唯一、クレジットが一番上にあるパット・モリタだけが他との雰囲気に格差がありました。
いつ沖縄空手が飛び出すのかと期待したが、当然のようにそんな事はなかった。
さすがに雰囲気があって惹きつけるだけのオーラがあったけど、結果的に無駄死にする扱いの悪さが残念としか思えなかった。
せめて、巨大毒ヘビと相討ちするぐらいの勢いがあっても良かったが、もうお爺ちゃんのパット・モリタにはムリがあったかもしれない。
数あるヘビ映画の中でも本作は下位ランクで、すぐに忘れてしまう程度の作品でした。

コメント

タイトルとURLをコピーしました