【デッドプール】VD-29

スポンサーリンク
洋画

作品データ

公開年月 2016/06/01
ジャンル SF/アクション
原作 ファビアン・ニシーザ、ロブ・ライフェルド 『ニューミュータンツ』
監督 ティム・ミラー
脚本 レット・リース、ポール・ワーニック
製作 ローレン・シュラー・ドナー、サイモン・キンバーグ、ほか
製作国 アメリカ
鑑賞方法 動画配信サービス

あらすじ

かつて有能な傭兵として活躍していたウェイド・ウィルソンは、ヒーロー気取りで悪いヤツらをこらしめ日銭を稼いでいた。
ある日、娼婦のヴァネッサと出会い本当の愛を知り、結婚を決意した矢先、末期ガンである事を告げられる。
そこでウェイドはある男に紹介された怪しげな治療を最後の望みとして被験者となる。
だが、それは無敵の戦闘マシーンに改造する人体実験で、ウェイドはその副作用によって、マスクを被ってデッドプールとして生きる事を余儀なくされるのだった。

登場人物&出演者

ウェイド・ウィルソン/デッドプール(演:ライアン・レイノルズ)

近年の出演作には『セルフレス/覚醒した記憶』、『黄金のアデーレ/名画の帰還』などがあります。

主人公。元傭兵。末期ガンだったが治療と称した人体実験によって再生能力を手にする。代わりに全身が醜くなる。

以前は軍人として活躍していたが、不名誉除隊をした後に弱者を助ける傭兵を生業にしている。
娼婦だったヴァネッサと出会って結婚を申し込むが、末期ガンと発覚して希望を失っていた。
ミュータントと化すも顔を治す為にエイジャックスを追うと、ヴァネッサが人質となってしまう。
最後はコロッサスたちの協力を得て、ヴァネッサを助け出して、ついに結婚をする事ができた。

ヴァネッサ(演:モリーナ・バッカリン)

代表作に『セレニティー』、『SPY/スパイ』があります。

ヒロイン。娼婦。その後はニューヨークでストリッパーになり、ウェイドと同棲を始めていた。

ウェイドに負け劣らず劣悪な環境で育っていて、お互いに同じような性質から惹かれていく。
プロポーズを受けて承諾するが、ウェイドが末期ガンだと知ってなんとか治療をしようと奔走。
姿を消したウェイドをずっと待っていたが、彼を追っていたエイジャックスに捕まってしまう。
最後は助けたウェイドにパンチを浴びせていたが、再会を喜んで彼との結婚を再び承諾した。

ウィーゼル(演:T・J・ミラー)

近年の出演作に『トランスフォーマー/ロストエイジ』、『エンド・オブ・ザ・ワールド』などがあります。

ウェイド行きつけのバーの店主。軍人たちが傭兵の仕事をする仲介人として依頼者を紹介している。

バーでは“デッドプール”と呼ばれる誰が先に死ぬか賭けていて、ウェイドにも賭けていた。
ウェイドが末期ガンを克服して醜い姿になると、遠慮なく感想を彼の活動を後押しする事になる。
エイジャックスたちがバーにやって来ると、ウェイドの弱みであるヴァネッサの存在を知られる。
最後はヴァネッサを助ける為にウェイドの指示で武器をかき集めるが、アルと家に残っていた。

ブラインド・アル(演:レスリー・アガムズ)

代表作に『明日になれば他人』、『ハイジャック』などがあります。

盲目の老婆。コインランドリーでウェイドが白い服に血が付着して落とそうとして、アドバイスをあげていた。

ウェイドが同居人を募集した際の条件に応募して一緒に住んでいて、彼の仕事について理解する。
コカインの常習者で年老いてもお盛んらしく、ウェイドの自慰行為についても黙認していた。
一人でIKEAの家具を組み立てるが、その度にウェイドから注意を受けるも結局は上手くいかない。
最後はヴァネッサを助ける為に家中の武器をかき集め、ウィーゼルと家で留守番役をする事に。

ドーピンダー(演:カラン・ソーニ)

代表作に『グースバンプス/モンスターと秘密の書』、『ゴーストバスターズ/2016年版』などがあります。

インド系のタクシーの運転手。エイジャックスを追っていたデッドプールを拾って連れて行った。

ギータという片思いしている女性がいて、従兄弟のバンドゥーに取られた事をずっと根に持つ。
デッドプールのアドバイスを聞いてバンドゥーを捕まえ、トランクに入れて殺そうと画策した。
ヴァネッサを助けに行くデッドプールやコロッサスたちを乗せて、再びアドバイスを聞いた。
最後は武器が入ったバッグがタクシー内にあって、電話を受け取ると事故を起こしてしまう。

ネガソニック・ティーンエイジ・ウォーヘッド(演:ブリアナ・ヒルデブランド)

代表作に『Prism』、『あの子は私の初恋』などがあります。

ミュータント。ヒーローチーム「X-MEN」訓練生。坊主頭。全身から原子力のエネルギーを爆発させる。

「恵まれし子らの学園」で待機していたところで、デッドプールのニュースから現場に向かう。
コードネームを名乗ってデッドプールに羨ましがられ、意味不明な質問をされて困っていた。
ヴァネッサを助ける為に協力を求めたデッドプールがやって来ると、古い言動に呆れてしまう。
最後は能力を使ってデッドプールをサポートし、コロッサスの窮地を助けて学園へ戻っていった。

コロッサス(声:ステファン・カピチッチ)

代表作に『ブラザーズ・ブルーム』、『だれもがクジラを愛してる。』などがあります。

ミュータント。ヒーローチーム「X-MEN」のメンバー。能力は全身を生体金属に変化させ、無双の怪力と防御力を誇る。

「恵まれし子らの学園」で朝食を取っていた時にデッドプールのニュースを見て現場に飛んだ。
暴れ回っていたデッドプールの行いを咎めると、エイジャックスに逃げられて殴れるも無傷。
ヴァネッサを助ける為に協力を求めたデッドプールが来て、チームに入る条件として手伝う事に。
最後はエンジェルに追い詰められるもネガソニックに助けられ、気絶した彼女を連れ帰った。

エンジェル・ダスト(演:ジーナ・カラーノ)

代表作に『エージェント・マロリー』、『エクストラクション』などがあります。

人工的に作られたミュータント。フランシスの側近。ミュータント化の人体実験によって怪力を手に入れる。

常にマッチを口に加えて寡黙であるが、指示に従わない人間には腕力で言い聞かせている。
ウェイドがエイジャックスの本名を知ると、それを聞いて目を合わせるも何も言わなかった。
ヴァネッサを助けに来たデッドプールたちの前に立ち、怪力を発揮して暴れ回っていた。
最後はコロッサスとタイマン勝負するが、ネガソニックの爆撃を食らって失神して運び出された。

フランシス・フリーマン/エイジャックス(演:エド・スクライン)

代表作に『バトルフィールド』、『トランスポーター/イグニション』などがあります。

人工的に作られたミュータント。反射神経が常人以上で感覚がない。自分の本名が嫌いでずっと隠している。

政府に認可されていない人体実験で人工的にミュータントを作る研究の責任者として君臨する。
ウェイドにミュータント化の人体実験を施すが、本名を知られた事で個人的な恨みを持っていた。
部下をウェイドによって殺害されていくと、反撃としてヴァネッサを捕まえて人質にしていた。
最後はデッドプールとなったウェイドに敗れると、命乞いをせず、彼によって射殺されてしまう。

感想

[個人的な評価]

評価 :4.5/5。

これまで様々なスーパーヒーローが実写映画化されてきた。
基本的に正義の味方で人間たちを救うのが彼らの主な活躍であった。
しかし、そこの一石を投じるのがデッドプールというキャラクターである。
彼は傭兵であり、金で雇われる事でなんでもやる危険なヤツ。
今日は正義の味方、明日は悪の味方とコロコロ変わっていくアウトローなのです。
しかも、デッドプールは他のスーパーヒーローにない特殊な能力がある。
それはいわゆる“第4の壁”を突破するという唯一無二の存在だ。
簡単に言ってしまえば、自分は映画の登場人物で、自分をみている観客がいる事を自覚する。
これが第4の壁を突破したデッドプールだけに可能な行動なのです。
だからこそ、彼は絶大な人気を博し、原作コミックやアニメでも大活躍をしています。
もちろん、単独の主演映画になった本作では縦横無尽の活躍をしてくれている。
ずっとしゃべっているので、緊張感がないけど、それはそれで魅力的なキャラクターです。
演じているライアン・レイノルズはハマリ役という言葉が似合うほどハマっている。
元々、『ウルヴァリン:X-MEN ZERO』でもウェイド・ウィルソンを演じているけど、その時でも本作のような面白さの片鱗を垣間見る事ができる。
なぜか『グリーン・ランタン』をやってしまったが、これはこれで本作でネタで使われる。
とにかく、デッドプールというのはメタなネタが詰まっていて、MCUやDCEUを知っている人なら存分に楽しめる。
ちょっとした小ネタも入っていて、鑑賞中は何度も笑わせてくれる楽しい映画です。
早くも続編の企画が持ち上がっているので、是非とも『X-MEN』シリーズとのクロスオーバーを期待している。

コメント

タイトルとURLをコピーしました