作品データ
あらすじ
視聴者の課金に応じて私生活やストリップをライブ配信するという過激なチャットルームで荒稼ぎする女子高生たち。
ある日、その中の一人であるニコールがライブ配信をしていた時、何者かに襲われる姿を映されてしまう。
仲間は単なる演出だと考えていて、殺人鬼からの証拠写真も加工アプリだと思い、またしてもストリップのライブ配信をするのだった。
登場人物&出演者
・アシュリー(演:リゼ・ゴードン)
代表作に『Ride』、『Coven』などがあります。
主人公。女子高生。コーチと不倫をしていたせいで、前の学校から転校してきた。
コーチと不倫していた事が転校した学校でもバレて、なかなか友達ができずに悩んでいた。
ヘイリーたちがニコールの穴埋めに声をかけられ、人気者になれると思って仲間入りする。
ストリップのライブ配信が嫌になるが、殺人鬼から和解を求められて安堵していた。
最後は殺人鬼に捕まって逃げようとするも失敗し、ナタで喉をかっ切られて死亡した。
・ジェン(演:ミーガン・メデリン)
代表作に『Kiss and Kill』などがあります。
女子高生。ブロックが恋人。ブロックと楽しんでいる時にニコールの激しい配信を知った。
ヘイリーと同じ意見で薬物中毒のニコールを仲間外れにするが、実はドラッグを吸っている。
ストリップのライブ配信でブロックの命令でおっぱい丸出しになって、少し怒っていた。
トニーやブロックがいなくなってもヘイリーとライブ配信をし、殺人鬼が来て捕まった。
最後はずっと泣きつけて命乞いするが、母親に出かけたと電話をかけさせられて殺された。
・ヘイリー(演:ガブリエル・ロマネッロ)
代表作に『Escape: Puzzle of Fear』などがあります。
女子高生。トニーが恋人。ニコールが配信中に殺された事を知らずにトニーと遊んでいた。
ニコールが薬物中毒として仲間外れにしていたが、自分たちもドラッグを吸っていた。
アシュリーをニコールの代わりとして仲間に入れると、トニーの家でライブ配信をしていた。
トニーやブロックがいなくなってもジェンとライブ配信をして、殺人鬼が来て捕まった。
最後はずっと泣きつけて命乞いするが、母親に出かけたと電話をかけさせられて殺された。
・ブロック(演:チャーリー・イアン)
代表作に『セッション』、『Reawakened』などがあります。
男子高生。ジェンが恋人。金持ちで父親は権力者。豪邸に住んでいるのに小遣い稼ぎをする。
あくまでストリップのライブ配信は楽しんでいるだけで、金稼ぎを目的にはしていない。
金持ちという事で仲間の中では余裕を持っていて、指示を出すような立場になっている。
殺人鬼からのニコールの死体写真を送られ、トニーに怒るも加工アプリと言われて納得する。
最後は家に踏み込んだ殺人鬼に気絶させられ、ドラッグを飲まされ、袋で窒息死させられた。
・トニー(演:コーディー・ブルーノ)
代表作に『The Virginity Hit』などがあります。
男子高生。ヘイリーの恋人。ロン毛でドラッグはいつもで手に入るルートを持っている。
ニコールが殺されたライブ配信をみんなシェアするが、単なる演出として笑って片付けた。
ヘイリーがストリップのライブ配信をしてもなんとも思わず、金が稼げるなら問題ない。
殺人鬼からニコールの死体写真がブロックに送られ、ブチ切れるが加工アプリと説得した。
最後は家に踏み込んだ殺人鬼に鉢合わせし、ナイフであっさりと喉を切られて死亡した。
・ケイド(演:エヴァン・スローン)
代表作に『Out of Focus』、『Escape: Puzzle of Fear』があります。
エンジニア。高校生たちと組んでストリップのライブ配信をして荒稼ぎをしている。
あくまで裏方でライブ配信に顔出しをせず、視聴者から課金が得られる助言をしている。
みんなから気持ち悪いと言われるが、そこまで気にしておらず、下ネタで返していた。
豪邸でライブ配信をしていき、外で物音がしても気にせずに課金するように言っていた。
最後は殺人鬼に捕まって縛られると、母親に会いたいと言って腸を抉られて死亡した。
・ニコール(演:コーディー・レニー・キャメロン)
代表作に『アンデッド刑事<デカ>野獣捜査線』、『ネオン・デーモン』などがあります。
女子高生。一人でストリップのライブ配信をしていた。パソコンを買いたいと言っている。
実際は単なる薬物中毒者でドラッグを買う為にストリップのライブ配信をしていた。
ジェンたちから仲間外れにされている事に気づかず、一人で稼ごうとライブ配信をする。
最後はパンツを脱ごうとして殺人鬼が踏み込まれ、配信中にナイフで刺されて殺された。
・殺人鬼(演:サム・カイン)
代表作に『The List』、『Desert Shores』などがあります。
ストリップのライブ配信をする高校生たを許せない。彼らのスマホをハッキングしている。
全員のスマホをハッキングして映像を見ていて、彼らのやっている事に怒りを募らせる。
外に出る時はなぜかカメラがあるヘルメットを被って、すべてを映して記録している。
一人ずつぶっ殺していくと、転校生で新たな仲間となったアシュリーを捕まえた。
最後はアシュリーを殺し、学校に彼らの淫らな行為を届けて、なぜか自殺を遂げた。
感想
[個人的な評価]
本作は監督を務めるジョー・ホモケイは視覚効果や編集として活躍し、長編映画としてデビュー作となります。
POVという低予算映画定番の演出ですが、今回は珍しく殺人鬼側の視点で物語が進みます。
ターゲットとなるのは高校生らしいけど、どう見ても20代中盤か後半にしか見えません。
ストリップのライブ配信をしてみんなオッパイを出しますが、一人目はガッカリ、二人目は豊胸、三人目はハッキリと見えず。
というように出し惜しみはしていないが、どれもガッカリオッパイで残念な気持ちになる。
全編に渡ってPOV視点なので手ブレが激しいけど、肝心なところではちゃんと止まってくれる優しさが少しだけあります。
殺人鬼の方は一切顔出ししない代わりとして、やたらと饒舌で聖書を引用してふしだらな高校生たちを制裁します。
ただ、ターゲットにされた側に対する殺人鬼の動機があまりにも薄く、すべてが完了してから自殺する意味が分からない。
そもそも、キリスト教は自殺をしちゃいけないはずなので、聖書からの引用をすべて台無しにしてしまっていると思います。
ターゲットにされる高校生たちも揃って頭が空っぽで、世の中を舐めきっているから、全員が死んでも同情の余地がない。
バカ者(若者)をずっと見ていないといけない苦痛、聖書を引用しながらキリスト教を最後に裏切る殺人鬼など面白さの欠片がありません。
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