【テイクオーバー】VD-806

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洋画

作品データ

公開年月 2022/11/01
ジャンル サスペンス
原作 なし
監督 アンネマリー・ファン・デ・モンド
脚本 タイス・ファン・マルレ、ハンス・エリック・クラーン
製作 フェムケ・ベニンク、アンネミケ・ヴァン・ブリット
製作国 オランダ
鑑賞方法 動画配信サービス

あらすじ

うるさいという理由でわずか16歳にして空軍基地のネットをシャットダウンさせたハッカーのメルは、伝説的なハッカーのブディの下でホワイトハッカーとして活動する。
10年後、メルはシステムセキュリティ会社に務めながら、プライベートでは仲間と組んでネット上で不正を働くハッカーを見つけて撃退していた。
そんなある日、メルはバス会社の顧客リストを流用するハッカーを見つけ撃退するが、なぜか殺人の罪を着せられ追われる身となり、無実を証明する為に奔走するのだった。

登場人物&出演者

メル・バンディソン(演:ホリー・ブロート)

代表作に『YOU ARE NEXT/ユー・アー・ネクスト』、『Foodies』などがあります。

主人公。ホワイトハッカー。16歳にして空軍をハッキングしたした天才。ブディの弟子として鍛えられた。

不正を働く人間を許さずネットで抹殺していくが、ブディも同様に見逃さず指名手配にした。
ロトラマックス社の顧客リスト流出を防ぐが、命を狙われるようになってトーマスと逃げた。
ブディを頼ってシャオミン社が黒幕と分かるが、ロジャースに殺されて無実証明に奔走する。
最後は暴走するバスを停止させ、殺人映像が偽物と証明し、トーマスと仲良くなっていた。

トーマス・ディーン(演:ゲーザ・ワイズ)

代表作に『ミクロ・アドベンチャー』、『愛なんてクソくらえ、再び』などがあります。

メルが自宅デートをした男性。中華のデリバリを注文し、春巻きの美味しい食べ方をレクチャーするも振られる。

後日に中華デリバリの支払いをメールで要求すると、追われていたメルが来て勝手に入った。
状況が分からないまま一緒に追われる事になり、電話を使ったせいで居場所がバレていた。
ブディの隠れ家まで行くと、料理などを作るも食べてもらえず、ロジャースの襲撃で逃げた。
最後は暴走するバスに入ってWi-Fiを取り付ける活躍し、メルと友人のような関係になった。

ブディ・ベンツホート(演:フランク・ラマース)

代表作に『闇を生きる男』、『人生はマラソンだ!』などがあります。

有名なホワイトハッカー。空軍をハッキングして電力をダウンさせたハッカーがメルだと突き止める実力者。

16歳のメルが持つ能力を高く評価してホワイトハッカーに誘い、師匠として色々と教えた。
不正に金を貯め込んでいた事をメルに告発され、全国で指名手配されるハッカーになる。
メルから助けを求められて久しぶりに再会すると、殺人の映像はシャオミン社が黒幕と特定。
最後はロジャースに居場所がバレて頭を撃ち抜かれ死ぬが、メルにメッセージを送っていた。

ローサ刑事(演:スーザン・ラデル)

代表作に『君がくれた翼』、『スヘルデの戦い』などがあります。

ロッテルダム警察署の女性刑事。メルが殺人を犯した映像を見て、彼女を疑う余地がないと主張していた。

メルからの電話で黒幕がシャオミン社と聞いて、ダウディとロトラマックス社を訪れていた。
殺人の容疑者であるメルを疑うだけの充分な証拠があるとして、ダウディに訴えていた。
トーマスが連絡して彼が連行されるが、自動運転バスの暴走を知ってダウディに連絡した。
最後は現場に駆けつけて暴走するバスを見るが、メルのおかげで停止して乗客を避難させた。

ダウディ刑事(演:ワリード・ベンバレク)

代表作に『タイムクルセイド/ドルフと聖地騎士団』、『The Intruder』などがあります。

ロッテルダム警察の刑事。家に銃を持った男たちが侵入したとしてメルの話しを聞き、ハッカーと知って疑った。

殺し屋たちが堂々と警察署に来ても気づかず、メルが殺人した映像を見て彼女を探していく。
メルからの電話でシャオミン社の仕業だと聞かされ、合点のいかない状況を疑っていた。
トーマスから連絡を受けて彼を連行して、メルがロトラマックス社にいると知って向かう。
最後はメルが暴走するバスを止めて、殺人の映像は偽物だと証明されて彼女を釈放した。

リンデ・ヴァン・エルプ(演:ノーチェ・ヘルラール)

代表作に『コレクター/暴かれたナチスの真実』、『ジャスト・セイ・イエス』などがあります。

バス会社「ロトラマックス社」のCEO。最新技術を使った自動運転技術をバスに応用して宣伝をしていた。

メルがシステムチェックの為に乗り込み、顧客リストのハッカーを見つけて排除してもらう。
実際はシャオミン社との契約が破られ、ダウディたちが聞き取りに来て何も知らないと説明。
シャオミン社に文句を言うが、電話に割り込んだロジャースから脅迫を受けて黙ってしまう。
最後は自動運転バスの試運転で暴走してしまい、メルのおかげで停止して命が助かっていた。

ロジャース(演:ローレンス・シェルドン)

代表作に『A Bunch of Amateurs』、『Silencio』などがあります。

シャオミン社に雇われている殺し屋。メルが顧客リストの漏洩を止めた事で、シャオミン社から指示を受ける。

部下たちがメルの家まで訪れるも簡単に逃げられてしまい、自分自身が現場に出て探す事に。
ずっとメルを監視するチームから彼女の発見を聞くと、すぐに部下を引き連れて向かった。
ブディを見つけて銃弾を頭に撃ち込むと、逃げていくメルたちを追いかけるも逃げられた。
最後はロトラマックス社に来たメルを追い込むが、駆けつけた警察に撃たれて捕まっていた。

感想

[個人的な評価]

評価 :2/5。

本作はNetflixで独占配信された作品となります。
この作品は『ジャッキーとオーピエン』で知られるアンネマリー・ファン・デ・モンドが監督を務めています。
珍しいオランダ産の映画となっていて、今の時代でもあまり見なくなったハッカーがメインとなっている内容です。
ハッカーを題材にした作品だと『ソードフィッシュ』から『ダイ・ハード4.0』などとジャンルが幅広い使い勝手の良い素材です。
メインじゃなくてもアクション映画やSF映画などで当たり前のように出てきて、自前のパソコンでキーボードを打てばなんでもできてしまう。
でも、実際のハッカーは映画とはイメージが違っているだろうし、あのような派手なプログラムの書き方をしないと思います。
そんな見た目だけを再現した本作でもプログラムを書き込むシーンはほぼなく、適当にキーボードを打っているだけで魔法のようになんでも分かります。
多分、監督はプログラムについてよく知っておらず、本作の為にハッカーを調べて作ったような感じが伝わってきます。
16歳で空軍をハッキングできる天才なのに、10年後は微妙なシステムチェックするだけのプログラマーみたいな事をしているのは少し設定が弱い。
その裏で悪いシステムを作る側を止めているのはいいけど、それもまた描写が少ないせいで説得力に欠けていました。
ハッカーとアクションが上手く融合した『ダイ・ハード4.0』はシリーズ物ながら、個人的には最高作だと思うほど面白かったです。
しかし、本作はハッカーが追われる身だが簡単に逃げ切り、犯人を突き止めるまで適当にモニターを眺めているだけで発見するのは簡単すぎました。
やはり、ハッカーならばもう少し専門用語なんかを入れて説得力を持たせるべきだが、付け焼き刃じゃ仕方ないだろう。
今の時代だとハッカーをメインにした作品は古臭く感じてしまい、もっとスタイリッシュな感じに描写して欲しかったです。

コメント

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