作品データ
あらすじ
ラトビアを拠点にする麻薬密売人をイギリスの特殊部隊が排除するも、多くの犠牲者を出すも遺体はことごとく消えていた。
ダイアンは戦場で行方不明になった夫を2年も探していたが、決定的な手がかりがなく酒浸りの日々を過ごしていた。
そんなある日、ダイアンの元に謎の男から電話を受けると、夫がいるとされる森へ案内されると、そこにはゾンビ兵士の訓練プログラムが行われていたのだった。
登場人物&出演者
・ダイアン・キーリー(演:エレリ・ジョーンズ)
代表作に『The Unwelcome』などがあります。
主人公。2年前に音信不通となった夫の行方を探している。毎日を酒に頼っている状態。
謎の男から電話が来ると、行方不明となった夫はある場所にいると言われて向かった。
当初は謎の男からの情報を疑うが、ゾンビ兵士となったマイケルと遭遇して希望を持った。
レッドアイにマイケルが殺されるが、実はそのゾンビ兵士が夫だと分かって呼びかけた。
最後は記憶が戻った夫にブラドック中佐の魔手から逃れ、マイケルとともに埋葬をした。
・ダーク・ソルジャー/マイケル・リース(演:ジョーダン・マーフィー)
代表作に『Silverhide』などがあります。
ゾンビ兵士。特殊空挺部隊の隊長。2年前の戦場で射殺されてゾンビ兵士として復活した。
ブラドック中佐の進める訓練プログラムを遂行し、他のゾンビ兵士たちを倒していた。
遭遇したダイアンから家族の写真を見せられ、生前の記憶が蘇って自我を取り戻していく。
夫を探しているダイアンと協力するが、生きる意味がないとして死を望んでいた。
最後はレッドアイと鉢合わせして銃撃戦を展開するも、あっさりと負けて葬られてしまう。
・レッドアイ・ソルジャー/ピート・キーリー(演:マックス・ステインズ)
代表作に『Mary Queen of Scots』などがあります。
ゾンビ兵士。赤く目の部分が光るガスマスクを装着する。ブラドック中佐に従っている。
常にブラドック中佐の傍に立っていて、彼の命令ならば何も考えず素直に実行する。
訓練プログラムでも忠実に敵を殺していき、多くのデータをブラドック中佐に与えていた。
ダイアンが捕まえる際にマイケルと撃ち合いになり、倒れた彼を蜂の巣にして殺した。
最後は妻の言葉で記憶が戻ってブラドック中佐を殺し、彼女に頼んで自身を殺してもらった。
・クレイブリック博士(演:トニー・エクルズ)
代表作に『Belle』などがあります。
ゾンビ兵士の研究をしている。有用なデータを取るべく訓練プログラムを外から見ていた。
自我を取り戻したマイケルをあくまで殺戮マシーンと称し、命令で制御しようとしていた。
制御ができないと分かると、近くにいたダイアンを人質にしてそのまま殺そうとした。
最後は自我を取り戻したマイケルの銃撃でダイアンを放し、有無を言わさず射殺された。
・ブラドック中佐(演:キット・スミス)
代表作に『Echoes』などがあります。
ゾンビ兵士の訓練プログラムを指揮する。多額の資金を投じた訓練を監視していた。
部外者であるダイアンの存在を察知すると、上層部から排除するように命令されていた。
ゾンビ兵士を繰り出してダイアンを捕まえて、情報はどこから手に入れたか尋問していた。
レッドアイがダイアンの夫だと分かっても、単なる殺戮マシーンだと何度も主張する。
最後は記憶が戻ったピートに停止命令するも聞かず、蜂の巣にされて呆気なく死亡した。
感想
[個人的な評価]
本作はAmazonプライムに新作として配信されていた作品となります。
低予算すぎて字幕ですらAIに任せるほど適当な扱いを受けてしまっています。
とは言っても、少ない予算で何かを作ろうとしている熱意はそれなりに伝わってきました。
基本的にシリアスな展開で相当真面目に作っているが、残念ながら中身は使い古されたネタで目新しさはほとんどありません。
戦場で死んだ兵士の死体を蘇生させて、殺戮マシーンとして訓練プログラムをしているという分かりやすい流れとなっています。
あまりにもベタすぎる展開ですが、自我に目覚めたゾンビ兵士が生前の記憶を取り戻して普通に会話するところは少し面白い。
なんだか『ロボコップ』を思い出しますが、ゾンビ兵士というだけあって、顔が腐り落ちているグロテスクな容姿です。
主人公は戦場に行ったきり帰って来ない夫を待っていて、何者かのリークで軍が秘密裏に研究しているゾンビ兵士の事を知っていく。
そこで偶然にも特殊空挺部隊の隊長と遭遇し、家族の写真を見せた事で記憶を呼び覚まして協力してもらう感じになります。
ストーリー性はそこだけで主人公は夫を見つけて、訓練プログラムをしていた上官をぶっ殺して生還するだけです。
作品として面白くはないし、字幕はかAIが自動翻訳しているから日本語がおかしいけど、難しい事をしていないので問題はありません。
ただ、本作よりも映像の質が悪く、やる気のないゴミみたいな映画が多いのも事実であり、そこまで悪いイメージは持たなかった。
しかしながら、本作は鑑賞する価値はなく、単純に好事家じゃない限りは楽しめない作品だと言えるだろう。
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