【ジョン・ウィック:コンセクエンス】VD-1000

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アクション

作品データ

公開年月 2023/09/22
ジャンル アクション
原作 なし
監督 チャド・スタエルスキ
脚本 シェイ・ハッテン、マイケウr・フィンチ
製作 チャド・スタエルスキ、ベイジル・イヴァニク、ほか
製作国 アメリカ
鑑賞方法 動画配信サービス

あらすじ

裏社会の掟を破り、粛清の包囲網から生還した伝説の殺し屋ジョン・ウィックは、地下に身を潜め、主席連合から自由になるべく動き出す。
一方、主席連合の新たな権力者となったグラモンは、ジョンを守ってきたニューヨークのコンチネンタルホテルを爆破し、盲目の達人ケインを抹殺に向かわせる。
そんな中、ジョンは日本の友人シマヅを頼り、大阪のコンチネンタルホテルへやって来るのだった。

登場人物&出演者

ジョン・ウィック(演:キアヌ・リーヴス)

近年の出演作に『マトリックス/レザレクションズ』、『ビルとテッドの時空旅行/音楽で世界を救え!』などがあります。

主人公。伝説の殺し屋。グラモン侯爵が主席連合から全権を手に入れ、抹殺される為に殺し屋を相手にする。

残り少ない友人のコウジを訪ねて大阪コンチネンタルホテルに来るが、襲撃を受けて逃げた。
ウィンストンに会って決闘について知ると、その権利を得る為に家族の一員に戻る為に動く。
グラモン侯爵が受けるとルールを決めていくと、代理でケインと戦う事になり複雑な心境に。
最後は決闘で撃たず倒れると、トドメを刺すグラモン侯爵を殺害して静かに倒れていった。

ウィンストン(演:イアン・マクシェーン)

近年の出演作に『ジョン・ウィック』シリーズ、『ヘルボーイ/2019年版』などがあります。

「ニューヨーク・コンチネンタルホテル」の支配人。ジョンに協力した事でグラモン侯爵の怒りを買った。

主席連合から告知人がやって来ると、ホテルの廃業を言い渡されグラモン侯爵の前に行く。
チャンスをもらうとするが、時間切れでホテルが爆破解体されるとシャロンが処刑された。
ジョンに古いルールである決闘の入れ知恵をして、介添人となって復権を秘かに企んだ。
最後は決闘でグラモン侯爵がジョンに殺され、支配人として復権して彼の墓をキングと見る。

バワリー・キング(演:ローレンス・フィッシュバーン)

近年の出演作に『オールド・ナイフ/127便の真実』、『スクール・フォー・グッド・アンド・イービル』などがあります。

地下犯罪組織情報組織の王。普段はホームレスのフリをして活動する。主席連合から厳しい制裁を受けた。

主席連合に反発するジョンの良き理解者で協力者で、彼の為に特別なスーツを手渡していた。
ジョンの為に情報や武器なども与えて、主席連合に復讐しようと裏で暗躍でしてサポート。
決闘のルールを決めたパリまでやって来ると、冠婚葬祭用の特別のスーツをジョンにあげる。
最後は決闘でグラモン侯爵が死亡してジョンも倒れ、彼の墓に来て愛犬を引き取っていた。

シマヅ・コウジ(演:真田広之)

近年の出演作に『ブレット・トレイン』、『モータルコンバット』などがあります。

「大阪コンチネンタルホテル」の支配人。ジョンとは古くからの友人。コンシェルジュで娘のアキラと絆が深い。

グラモン侯爵が全権を握った事を承知している上で、ジョンに協力しようと考えていた。
娘からジョンと関わらないべきだと警告を受けていたが、真っ向から否定して黙らせていた。
グラモン侯爵の手下がやって来ると帰るように指示するも聞かず、争いとなって戦った。
最後は逃げたジョンの行方を探す旧友のケインと対決し、勝てず娘の腕の中で命を失った。

シマヅ・アキラ(演:リナ・サワヤマ)

本作が長編映画デビュー作となります。

シマヅの娘で「大阪コンチネンタルホテル」のコンシェルジュ。コウジの一人娘で戦闘能力も非常に高い。

ジョンが主席連合からも賞金首になった事で、彼を助けようとする父親に激しく警告した。
父親とジョンが会っている事に驚き、グラモン侯爵の手下が来るとすぐに危険だと知らせた。
仕方なく襲撃してくる主席連合の部隊を相手に戦うが、腹部に銃弾を食らって重傷を負う。
最後はケインによって父親が殺され、復讐を誓いジョンに一度会ってから姿を消す事になる。

ケイン(演:ドニー・イェン)

近年の出演作に『シャクラ』、『カンフースタントマン/龍虎武師』などがあります。

盲目の殺し屋。主席連合の為に過去に両目を差し出し引退している。娘を見守るも人質ような状態にある。

ジョンを抹殺する為にグラモン侯爵が呼び出し、娘の命と引き換えに仕方なく従っていく。
大阪コンチネンタルホテルで反対するコウジを説得するも失敗し、仕方なく彼を処刑した。
決闘を申し込んだジョンの相手に代理としてグラモン侯爵に指名され、仕方なく従っていく。
最後は決闘で重傷を負うも死なず自由なり、娘に会おうとして復讐の為に来たアキラが来る。

誰でもない男(演:シャミール・アンダーソン)

代表作に『密航者』、『AWAKE/アウェイク』などがあります。

賞金稼ぎ。常に犬と一緒にいる。大金を集める事が目的で、ずっと前からジョンを狙って追跡していた。

ジョンの賞金額が上がっていく事を待っていて、大阪コンチネンタルホテルにやって来た。
大阪コンチネンタルホテルから逃げたジョンの賞金額が上がり、グラモン侯爵と取引をした。
ハルカンの命を狙ったジョンを追跡するもバレて、結果的に助太刀する形で戦闘となった。
最後はジョンが犬を助けてもらい、借りを返す為にチディを殺害して決闘の見守る事になる。

キーラ・ハルカン(演:スコット・アドキンス)

近年の出演作に『デイ・シフト』、『セクション8:リベンジ・ミッション』などがあります。

ドイツのベルリンを拠点に置く主席連合メンバー。ナイトクラブ「天国と地獄」のオーナー。肥満体だが格闘術に優れる。

過去にジョンが在籍した「ルスカ・ロマ」の現首領の父親を殺害し、恨みを持たれている。
ジョンが家族の一員になる為にやって来ると、ケインや誰でもない男を席に付かせた。
イカサマの賭けに勝つが、ジョンの攻撃でケガを負って逃げ回るも諦めて格闘術で圧倒した。
最後は追い詰められて逃げようとしたが高所から落ちて死亡し、金歯をジョンに奪われた。

告知人(演:クランシー・ブラウン)

代表作に『ダム・マネー/ウォール街を狙え!』、『プロミシング・ヤング・ウーマン』などがあります。

主席連合の調停人。中立的な存在として主席連合の指示を伝える。一切の私情を挟まず淡々と任務をこなす。

ニューヨークコンチネンタルホテルに来ると、廃業する指示があるとして砂時計を置いた。
ジョンがグラモン侯爵に決闘を申し込み、その立会人として両者からルールを定めていた。
決闘の当日にグラモン侯爵とウィンストンと待ち、ジョンたちが遅れる可能性を見定めた。
最後はグラモン侯爵がジョンに射殺され、ウィンストンの条件を履行すると宣言して去った。

チディ(演:マルコ・サロール)

近年の出演作に『フィスト・オブ・ザ・コンドル』、『アルティメット・ソルジャー』などがあります。

グラモン侯爵の腹心。グラモン侯爵に絶対の忠誠を誓っていて、少ない言葉による指示を汲み取って行動する。

大阪コンチネンタルホテルまでやって来ると、ジョンを探しているとして探そうとしていた。
コウジの邪魔が入るも主席連合の部隊を使って強引に探すも、ジョンに逃げられてしまう。
グラモン侯爵にジョンが決闘を申し込んで引き受けると、危険だとして助言するも黙った。
最後はジョンを決闘に行かせないように邪魔するが、最終的に誰でもない男に殺害された。

ヴィンセント・ビセ・ド・グラモン侯爵(演:ビル・スカルスガルド)

近年の出演作に『バーバリアン』、『エターナルズ』などがあります。

フランスのパリに拠点を置く主席連合メンバー。ルールを破ったジョンを抹殺する為に主席連合から全権を手に入れた。

引退したジョンの友人ケインに抹殺を命じて、彼の娘を人質にして仕方なく従わせていた。
ニューヨークコンチネンタルホテルを廃業させ、シャロンを処刑すると優位な立場になった。
ジョンから決闘を申し込まれ、ウィンストンの巧みな話術に乗ってしまい受ける事になる。
最後は決闘でジョンが倒れてトドメを刺そうとして、撃っていない彼に頭を撃ち抜かれ死亡。

感想

[個人的な評価]

評価 :3.5/5。

本作は『ジョン・ウィック』シリーズにおける4作目となります。
この作品は『ジョン・ウィック』シリーズで知られるチャド・スタエルスキが監督と共同製作を務めています。
今回は2時間49分というアクション映画として異例の長尺であり、物語のほとんどがジョン・ウィックによるアクションとなっています。
このシリーズ最大の見所はジョン・ウィックによるアクションであり、演じているキアヌ・リーヴスの負担が非常に大きいと言える。
1作目が2014年の公開で約10年続いたシリーズであるが、近年のキアヌ・リーヴスにとって体への負担が大きかったようでした。
本人もこの作品を完結作として考えていて、完全にジョン・ウィックを葬るように懇願したぐらい限界を感じている。
確かに1作目と比べるとジョン・ウィックはずっと疲れている状態で、これはキアヌ・リーヴス本人の状況を現しています。
物語のほとんどがジョン・ウィックによる単独のアクションであり、もう何人葬ったのは分からないぐらいでした。
しかも、ほとんどケガを負わないまま賞金目当ての殺し屋たちを倒しているので、ここら辺のリアリティは完全に失われていました。
圧倒的なスケールのアクションというよりは、キアヌ・リーヴスのジョン・ウィックが頑張るところがメインとなっていた。
もうここまで来ると一人の元殺し屋を倒せない組織に疑問符が付いてしまうが、そこは勢いで乗り切った感じがします。
ドニー・イェンが盲目の殺し屋を演じているが、どう見ても『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』のキャラクターを思い出す。
ただ、盲目にした意味があまりなくて目が見えない設定を活かせていない点で、別に目が見える役でも良かったと思う。
シリーズの特徴である犬はジョン・ウィックではなく、金の為だけに狙う誰でもない男が連れて行く愛犬となっていました。
新しいキャラクターであるけど、こちらも深掘りをあまりしていないので、キャラクターとしての魅力は少し劣っていました。
どうやら5作目の製作が決まっているようなので、ジョン・ウィックはまだ死んでいないと思うような曖昧な終わり方でした。
キアヌ・リーヴスはあと一作ぐらいしかやれないだろうけど、シリーズとして次こそは完結になるだろうと思いました。

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