【テラフォーム/侵略】RE-3936

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洋画

作品データ

公開年月 2021/08/20
ジャンル SF/サスペンス
原作 なし
監督 エディ・アーリア
脚本 エディ・アーリア
製作 エディ・アーリア
製作国 オーストラリア、アメリカ
鑑賞方法 レンタルDVD

あらすじ

ペンシルバニアの田舎に隕石が落下し、そこから発生した有毒ガスで町の住民や動植物があっという間に全滅してしまう。
調査隊に参加した地球圏外生物学者のローレン博士は、隕石の落下地点で奇妙な植物の芽を発見し、犠牲となった住民の検死が始まっていた。
その時、特に落下地点近くで命を落とした49人が突然起き上がり、脈も意識もなく言葉を発しない彼らをローレン博士が調査していくのだった。

登場人物&出演者

ローレン・ストーン博士(演:ニコール・シャルモ)

本作が長編映画デビュー作となります。

主人公。NASAの地球圏外生物学者。アルコール中毒になった過去を持ち、現在は抗うつ剤を飲むほど不安定。

毒素を放出する隕石の調査に呼び出されると、穴の中で発見した赤い芽に大きな興味を持つ。
芽が巨大な植物に成長して、エイリアン化したロブが会話できるようになって説明を受ける。
軍人たちを殺害したロブに過去の自分を見せられ、実はエリア51でエイリアンとなった。
最後は幼少時の自分がエイリアンたちを導き、地球を支配する彼らの仲間として迎えられた。

ジム・ストーン(演:ケン・ウェルシュ)

代表作に『Target Fascination』、『Einstein Himself』などがあります。

ローレンの父親。妻を事故で亡くしてから、長らく娘と会っていない。精神的に不安定だと知っている。

宇宙から隕石が落下して、娘が調査に出ていると分かって久しぶりに会おうと故郷から来る。
どう見ても調子の悪い娘に対して、ぎこちない会話をしながら昔話をしようとしていた。
特に盛り上がらない会話をするだけで核心に迫れず、結局は顔を見ただけで家へ帰っていく。
最後はエリア51の関係者で娘を連れて行って、そのせいでエイリアンと交信する事になる。

エメリッヒ大佐(演:ジャック・キャンベル)

代表作に『ザ・パック』、『ウィズアウト・ボディ』などがあります。

アメリカ陸軍の軍人。田舎町に落下した毒素を撒き散らす隕石を調査するべく、専門家たちに現地調査させる。

あらゆる手を尽くしても消えてしまった隕石が見つけられず、ローレンたちに任せていた。
死んだはずの住民たちが生き返ると、まったく状況が分からずにローレンたちに頼っていた。
ローレンがエイリアンたちに気に入られていると知って、彼女に様子を探るように頼んだ。
最後はエイリアンが超能力で部下たちを殺害して、抵抗できず銃で自殺をさせられてしまう。

ロブ・ウィンザー(演:ドミニク・ストーン)

代表作に『The Script of Life』、『Beat』などがあります。

ペンシルバニアの田舎町に家族と住んでいる。夕食の時に隕石が落ちて家族全員が毒素によって死亡した。

ローレンたちが見守る中で解剖が始まると、流した血が元に戻って傷が治り目を覚ました。
心臓が動いていない状態であり、隕石が落ちた方角に体を向けているだけで反応はしない。
大きく育った植物の前へ連れて行かれると、急に動き出してローレンに目的を話していた。
最後は時間が来たとして軍人たちを殺害して、ローレンが仲間として迎え入れる事になった。

感想

[個人的な評価]

評価 :1/5。

本作は地球外生命が侵略していくSF映画となっています。
この作品はエディ・アーリアが監督、脚本、製作を務めています。
地球をエイリアンが侵略するという題材だが、予算もなければ、監督のセンスもない最悪の作品となりました。
当然のようにジャケットのような派手な展開は一切なく、最初から最後までずっとスローテンポで物語が進んでいきます。
最終的に種を地球に送り込んだエイリアンがテラフォームをしていくが、すべての元凶が主人公というオチになります。
確かに現実的な侵略を考えれば、死ぬ可能性のある武力よりも、徐々に内側から侵略した方がリスクは少ない。
ただ、本作のようなやり方も効率的だと言えないが、それをワザワザ映像化するほどの内容ではなかった。
主人公の目線の物語だと思えば、今度は関係ない人の視点になって、世界スケールを表現しようとしているのが大きな失敗です。
まず、主人公が何者でどのような人物から確立していないのに、視点をあっちこっちに飛ばしてしまうと何がしたいのか分からない。
エイリアンに変異した人間についても、それっぽい雰囲気を出しているが、所詮は肌を青白くして青いコンタクトレンズをつけているだけ。
CGのレベルも金をかけていないのがすぐに分かってしまい、SF映画で予算がないのは致命的であると見せてしまっている。
上映時間が109分もあるけど、内容は10分ぐらいで終わってしまうほど内容がほとんどなく、ずっとスローテンポはそのせいだろう。
インパクトのあるシーンもなければ、魅力的な登場人物もなく、メッセージ性も皆無だから監督の自己満足で落ち着いてしまう。
稀に見るクソ映画であるけど、ネタにもできないほどのクソ映画は怒りの感情すら持ってしまうぐらいひどかったです。

コメント

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