作品データ
公開年月 | 2021/08/20 |
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ジャンル | SF/サスペンス |
原作 | なし |
監督 | エディ・アーリア |
脚本 | エディ・アーリア |
製作 | エディ・アーリア |
製作国 | オーストラリア、アメリカ |
鑑賞方法 | レンタルDVD |
あらすじ
ペンシルバニアの田舎に隕石が落下し、そこから発生した有毒ガスで町の住民や動植物があっという間に全滅してしまう。
調査隊に参加した地球圏外生物学者のローレン博士は、隕石の落下地点で奇妙な植物の芽を発見し、犠牲となった住民の検死が始まっていた。
その時、特に落下地点近くで命を落とした49人が突然起き上がり、脈も意識もなく言葉を発しない彼らをローレン博士が調査していくのだった。
登場人物&出演者
感想
[個人的な評価]
本作は地球外生命が侵略していくSF映画となっています。
この作品はエディ・アーリアが監督、脚本、製作を務めています。
地球をエイリアンが侵略するという題材だが、予算もなければ、監督のセンスもない最悪の作品となりました。
当然のようにジャケットのような派手な展開は一切なく、最初から最後までずっとスローテンポで物語が進んでいきます。
最終的に種を地球に送り込んだエイリアンがテラフォームをしていくが、すべての元凶が主人公というオチになります。
確かに現実的な侵略を考えれば、死ぬ可能性のある武力よりも、徐々に内側から侵略した方がリスクは少ない。
ただ、本作のようなやり方も効率的だと言えないが、それをワザワザ映像化するほどの内容ではなかった。
主人公の目線の物語だと思えば、今度は関係ない人の視点になって、世界スケールを表現しようとしているのが大きな失敗です。
まず、主人公が何者でどのような人物から確立していないのに、視点をあっちこっちに飛ばしてしまうと何がしたいのか分からない。
エイリアンに変異した人間についても、それっぽい雰囲気を出しているが、所詮は肌を青白くして青いコンタクトレンズをつけているだけ。
CGのレベルも金をかけていないのがすぐに分かってしまい、SF映画で予算がないのは致命的であると見せてしまっている。
上映時間が109分もあるけど、内容は10分ぐらいで終わってしまうほど内容がほとんどなく、ずっとスローテンポはそのせいだろう。
インパクトのあるシーンもなければ、魅力的な登場人物もなく、メッセージ性も皆無だから監督の自己満足で落ち着いてしまう。
稀に見るクソ映画であるけど、ネタにもできないほどのクソ映画は怒りの感情すら持ってしまうぐらいひどかったです。
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