【サバイバー2024】VD-955

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アクション

作品データ

公開年月 2021/10/01
ジャンル アクション
原作 なし
監督 ジョン・キーズ
脚本 マシュー・ロジャーズ
製作 ジョン・キーズ
製作国 アメリカ
鑑賞方法 動画配信サービス

あらすじ

2024年、新型ウイルスの蔓延によって人類の多くが死滅し、世界は荒廃の一途をたどる。
ベンは父親が残した牧場を守りながら孤独に暮らし、その一方で家族を顧みずギャンブルで身を滅ぼした父親への愛憎を抱えていた。
そんなある日、ベンの牧場にサラという女性が逃げ込み、ウイルスへの免疫がある彼女は悪党アーロンの率いる一味に狙われていると知るのだった。

登場人物&出演者

ベン・グラント(演:ジョナサン・リス=マイヤーズ)

代表作に『ベッカムに恋して』、『奇跡のシンフォニー』などがあります。

主人公。元FBI捜査官。世界規模でパンデミックが発生し、実家に戻るも父親のギャンブル依存にブチ切れる。

牧場の防備を固めていたが、借金取りとの口論で父親が殺されると一人で守る事になる。
サラがやって来て友人の妹だと知って匿うと、アーロンたちが脅迫するも一切応じない。
牧場にアーロンの一味が来て一人ずつ殺害していくと、タイマン勝負の撃ち合いで勝利する。
最後は問題を片付けると、感染した事から牧場にいる意味がなくなってサラと旅に出る事に。

サラ・ホッジス(演:ルビー・モディーン)

代表作に『ハッピー・デス・デイ』シリーズ、『サタニックパニック』などがあります。

ヒロイン。新型ウイルスの免疫を持っている。アーロンから人類を救う為に狙われており、ベンの元へ逃げてきた。

納屋で倒れていたところでベンに友人の関係者と分かり、眠ったままベッドに運ばれていた。
目を覚ましてベンに警戒するが、アーロンに見つかったと知って地下室に隠れていた。
アーロンの一味と戦っていたベンが戻ると、症状が出ないだけで感染していると告白した。
最後はアーロンが倒れてトドメを刺し、ベンと一緒に治療法を見つける旅に出る事となる。

ヒース・グラント(演:ジュリアン・サンズ)

代表作に『アラクノフォビア』、『リーピング・ラスベガス』などがあります。

ベンの父親。極度のギャンブル依存を患っている。そのせいで多額の借金を持ち、牧場の維持が危険となる。

帰ってきた息子がFBIの給金で保っているが、ギャンブルを止められず借金を重ねていく。
何度も息子から止めるように言われるが、その度に言い訳すると飽きられてしまっていた。
パンデミックが始まり防備を固めるべきだと息子に言うが、ギャンブルがしたくて堪らない。
最後は借金取りが家までやって来ると、口論の末に抵抗したせいで呆気なく射殺された。

オーウェン(演:ジョン・オルシーニ)

代表作に『シークレット・パーティー』、『ワイルド・リベンジ』などがあります。

アーロン一味の一人。アーロンに希望を持たされた事から一緒に行動するが、人を殺す事に戸惑っている。

ベンの牧場までやって来るが、アーロンにそこまでやる必要性があるのかと意見を言った。
マーリーの強い言葉で意見を引っ込めて、アーロンの強い決意に賛同するように動く。
見張り台でベンの動きを見ていたが、彼がやって来ると銃を撃っても当たらず燃やされる。
最後は見張り台から逃げると、ベンから逃げる選択を与えられるも従わずに殺された。

マーリー(演:ジェナ・リー・グリーン)

代表作に『クロスライン/凶弾のターゲット』、『アイ・アム・マイケル』などがあります。

アーロン一味の一人で紅一点。アーロンにとって右腕であり、誰よりも彼を信奉して強行な言動を持つ。

サラを捕まえて人類の復興を願っていて、アーロンの存在を借りて仲間たちと鼓舞している。
オーウェンが反対する意見を言うと、アーロンの言葉を借りて脅迫して無理やり従わせる。
アーロンの期待に応えるべく仲間とベンの牧場に侵入するが、あっさりと捕まってしまう。
最後は牧場へ乗り込んできたアーロンへの忠誠を示して、望み通り彼に処刑されていた。

アーロン(演:ジョン・マルコヴィッチ)

近年の出演作に『マインドゲージ』、『ワイルド・リベンジ』などがあります。

コロナウイルスから復活した老齢の男性。奇跡だとして希望を失っていた人々の救世主となって導いていく。

サラが生まれつき免疫を持っていると分かって、彼女を捕まえて人類を導く使命を帯びる。
逃げ出したサラの兄を殺害すると、ベンの牧場まで逃げた彼女を引き渡すように脅迫した。
ベンの銃撃でケガして車で待機するが、手下たちがモタモタして仕方なく牧場へ向かう。
最後は捕まったマーリーを殺害し、ベンに撃たれて倒れると、サラにトドメを刺されていた。

感想

[個人的な評価]

評価 :1/5。

本作は新型ウイルスのパンデミックで多くの人類が死滅した世界を描いています。
この作品は『レッド・ブレイク』や『コードネーム:バンシー』で知られるジョン・キーズが監督と脚本を務めています。
どうやら当時流行していた「コロナ」をテーマにした内容で、これが悪化して終末世界という状態になっています。
当時は「コロナ」を取り上げた作品として「コロナウイルス/感染者」があるけど、これはあまりにもひどかったです。
科学的な理解よりも最終的に信仰で救われるという、悪い意味でアメリカらしい内容で笑うにも笑えない内容でした。
そんな本作はよくある終末世界となっているけど、コロナウイルスは単なるきっかけで物語としてそこまで重要じゃない。
結局、やっている事は単なる銃撃戦であって、コロナを治療するという話しとはかけ離れてしまっている。
登場人物も少なく全体的に地味であり、殺るか殺られるかという極限状態なのにテンポが非常に悪いです。
最大の原因は挿入されている主人公の回想シーンで、物語として考えると丸ごとカットしてもなんの影響もなかったです。
多分、これは尺稼ぎの為にやっているだろうけど、監督は主人公に深みを出す為という苦しい言い訳すると思います。
ヒロインについても2万人をぶっ殺す保菌者で同情の余地がなく、彼女を追っている悪党たちとも単なるカルト集団でどうでもいい。
主人公も深みがない上にキャラクターとして魅力がなく、何がしたいのか分からないような状態でストーリーや設定に面白さが微塵にない。
「コロナ」をテーマにした作品は駄作ばっかりで、アメリカが作ると変に宗教が入ってくるから逆に胡散臭くなってしまうと分かります。

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