【トイ・シャーク】VD-1044

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洋画

作品データ

公開年月 2022/09/15
ジャンル ホラー/コメディ
原作 なし
監督 マーク・ポロニア、アンソニー・ポロニア
脚本 アラン・ワイオミング
製作 ロンダ・ボーマン、ロン・ボンク、ほか
製作国 アメリカ
鑑賞方法 動画配信サービス

あらすじ

噂の人食いザメを仕留めた漁師のブロック・バナーは、その歯を人気テレビ番組のサメぬいぐるみに埋め込んで息子のカービーにプレゼントした。
サメぬいぐるみをもらったカービーは喜んでいたが、母親がボーイフレンドと出かける際に嫌っているベビーシッターのライラがやって来る。
カービーに苛ついたライラは睡眠薬を飲ませ、友達とパーティーしようとする中、悪魔のサメぐるみは隣人を襲い始めるのだった。

登場人物&出演者

カービー(演:リヴァー・ダルトン)

本作が長編映画デビュー作となります。

漁師の父親からサメのぬいぐるみをもらう。両親が離婚している事を理解せず、父親の帰りを待っている。

テレビ番組「シー・シャーク・スイム」が好きで、父親からサメのぬいぐるみをもらった。
母親が恋人と3日間出かける際、ベビーシッターとしてライラが来るもお互いを嫌っている。
大人しくライラの言う事を聞いていたが、彼女が遊ぶ為に睡眠薬を盛られて寝てしまう。
最後は悪魔のサメぐるみが暴走するが、父親がやって来て助けられて久しぶりの再会を喜ぶ。

ライラ(演:ダニエル・ドナヒュー)

代表作に『猿の帝国/女囚戦記』、『ビッグフットvsゾンビ』などがあります。

ベビーシッター。カービーの母親に呼ばれてやって来た。以前にもカービーの面倒を見ているが嫌っている。

あくまでバイトとしてシッターをやっていて、カービーに条件を言って折り合いをつける。
カービーを早く寝かせて友達と長電話しているが、悪魔のサメぐるみの暴走を知らずにいた。
友人を家に招くべくカービーに睡眠薬を飲ませると、悪魔のサメぐるみを捨てようとした。
最後は悪魔のサメぐるみに襲われてしまい、抵抗できないままあっさりとクリコロされた。

ブロック・バナー(演:ケヴィン・クーリッジ)

代表作に『KANIZAME/シャークラブ』、『パンダザウルス』などがあります。

カービーの父親で漁師。海に出ていると、サメを見つけてモリで刺し殺すと、歯をサメのぬいぐるみに入れた。

お守りとして別居している息子へ送ったが、本当に届いたのか分からずに心配していた。
別れた妻がボーイフレンドと出かけている事を知らず、誰も電話に出ないので危惧する。
長期間の漁に出る目前に上司へ相談して、息子の為に休みを取って家まで急いでいった。
最後は息子が悪魔のサメぐるみに襲われる直前に助け出し、歯を取り出して海へ投げ捨てた。

母親(演:ナタリー・ヒムルバーガー)

近年の出演作に『パンダザウルス』、『ジュラシック・シャーク-3.0』などがあります。

カービーの母親。仕事をせず別れた夫から養育費だけで生活する。昼間から酒を飲んでいる。

息子のカービーの面倒を見るのが億劫となっていて、基本的には放置している状態となる。
ボーイフレンドから連絡をもらうと、3日間も一緒に出かける事になってライラを呼んだ。
最後はライラに息子を頼んで、ちょうどやって来たボーイフレンドと一緒に出かけて行った。

刑事(演:タイタス・ヒムルバーガー)

近年の出演作に『パンダザウルス』、『ジュラシック・シャーク-3.0』などがあります。

殺人課の刑事。カービーの隣家で殺人事件が発生すると、なぜかたった一人で捜査をしている。

聞き込みの為にカービーの家に来ると、ライラが対応して隣人が迷惑だったと説明される。
隣人が淫らな人たちだとライラから聞くと、遺体の状態を軽く話して名刺を渡して戻った。
単独で捜査をしている中で検視官から連絡をもらい、サメによる仕業と言われるも信じず。
最後はカービーの家で騒動で侵入し、悪魔のサメぐるみに襲われるもブロックが救出された。

感想

[個人的な評価]

評価 :2/5。

本作は敬愛するマーク・ポロニアと息子のアンソニー・ポロニアが監督を務めています。
この作品はポロニア親子にとって初のサメ映画であり、今後も増えていきそうな気がします。
同時期にブレット・ケリー監督を含めた一族による『パペットシャーク』が出ていて、似たようなコンセプトとなっています。
不思議な力でぬいぐるみにサメが宿って、なぜか凶暴化して持ち主の少年が知らないうちに多くの人間を襲っていきます。
相変わらずの超低予算で作られているサメ映画ですが、今回はポロニア親子による共作という点に注目するべきだろう。
マーク・ポロニア監督の息子であるアンソニー・ポロニアの監督デビュー作となり、今後は活動していくだろうと思います。
もちろん、マーク・ポロニア監督が出演しているだけじゃなく、ちゃんと息子も端役で出演していました。
アンソニー・ポロニアは父親の路線を引き継いでいくだろうけど、どのような独創性を出していくか期待しています。
似たコンセプトの作品である『パペットシャーク』と大きく違って、ちゃんと作品を作ろうとする姿勢が伝わってきます。
サメ映画ファンを小バカにするような姿勢のブレット・ケリー監督と違い、マーク・ポロニア監督は真摯に向き合っている点が違っています。
だからこそ多くのファンを獲得していると言えますが、その遺伝子をしっかりと息子にも受け継いで欲しいです。
サメ映画というのはどんなジャンルにおいても親和性が高いのですが、今後はどのようなアイデアでやっていくか期待しています。
監督の思想や哲学はこのジャンルには必要ではなく、ファンが何を求めているのか真面目に考えて提供してくれるだけでも十分です。

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