【バイオハザードⅤ/リトリビューション】MY-221

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洋画

作品データ

公開年月 2012/09/14
ジャンル ホラー/アクション
原作 カプコン 『バイオハザード』(モチーフ)
監督 ポール・W・S・アンダーソン
脚本 ポール・W・S・アンダーソン
製作 ポール・W・S・アンダーソン、サミュエル・ハディダ、ほか
製作国 アメリカ
鑑賞方法 購入Blu-ray

あらすじ

アンブレラ社が開発したT-ウイルスにより、地球がゾンビに覆い尽くされようとしていた。
人類最後の希望であるアリスは、アンブレラ社の極秘施設で目を覚ますと、導かれるように施設内を駆けていく。
すると、人類の敵であるレッドクイーンを倒すべく手を組んだ人類の組織と合流する。
そのリーダー格であるウェスカーの部下であるエイダとともにレッドクイーンを倒そうと奮闘するのだった。

登場人物&出演者

アリス・アバーナシー(演:ミラ・ジョヴォヴィッチ)

近年の出演作に『フェイシズ』、『三銃士/王妃の首飾りとダ・ヴィンチの飛行船』などがあります。

主人公。クレアやクリスとともにアルカディアに囚われた生存者たちを解放した。

しかし、すぐにアンブレラ社の応援部隊がやって来て総攻撃を受けて海へ落下する。
アンブレラ社に引き上げられ、ロシアの地か研究施設に送り込まれジルから尋問を受ける。
レッドクイーンを倒す組織のリーダー、ウェスカーや部下のエイダによって解放される。
最後はジルから洗脳装置を破壊して助けると、人類抵抗軍と合流して最後の戦いに挑む事に。

エイダ・ウォン(演:リー・ビンビン)

代表作に『ドラゴン・スクワッド』、『ドラゴン・キングダム』がある。

アンブレラ社の元工作員。アジア人。ウェスカー直属の工作員としてアリスの救出をする。

アリスに負けず劣らずの戦闘能力を発揮し、共闘して処刑マジニを二体あっさりと片付ける。
アンブレラ社の攻撃部隊で囮となって、アリスたちの脱出させる隙を作り単独で行動する。
アリスを追ってきたジルに捕虜として連行され、クローンレインに殴られた気絶した。
最後はアリスたちがクローンレインを倒すと、レオンによって救出されて生還を果たす。

アルバート・ウェスカー(演:ショーン・ロバーツ)

近年の出演作に『パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々』、『復讐捜査線』などがあります。

アンブレラ社の元上級幹部。現在は組織を抜けてレッドクイーンと敵対する軍を指揮する。

アンブレラ社に囚われたアリスを救出する為にエイダとチームを送っている。
レッドクイーンを倒すという共通の目的の為に敵の敵は味方の原理で協力する。
人類抵抗軍の本部となっているホワイトハウスの大統領の椅子でアリスを出迎える。
最後はレッドクイーンを倒すべくT-ウイルスの注射で再び超人的な力を手にした。

レオン・S・ケネディ(演:ヨハン・アーブ)

代表作に『オール・イン/エースの法則』、『2012』などがあります。

ウェスカーによって派遣された救出チームのリーダー。先に潜入したエイダを信頼する。

あくまでアリスの救出を最優先とするが、クローンの娘を助けようとする彼女を制止した。
最後はクローンレインと戦うも圧倒される気絶するがアリスとジルの機転で助けられる。

バリー・バートン(演:ケヴィン・デュランド)

代表作に『ウルヴァリン:X-MEN ZERO』、『リアル・スティール』などがあります。

ウェスカーによって派遣された救出チームのメンバー。マグナムを愛用している。

施設から脱出しようとエレベーターを動かそうとするが巨大リッカーの攻撃を食らう。
最後は攻撃部隊と銃撃戦をして、クローンワンを倒すもクローンカルロスに倒される。

ルーサー・ウェスト(演:ボリス・コジョー)

代表作に『ブラウン・シュガー』、『ゴスペル』などがあります。

ウェスカーによって派遣された救出チームのメンバー。前作から引き続き登場している。

アンブレラ・プライムからの脱出に成功し、レオンとともにクローンレインと対決する。
最後はプラーガで強化したクローンレインの強力な一撃で心臓が止まり死亡した。

ベッキー(演:アリアーナ・エンジニア)

代表作に『エスター』などがあります。

実験用のクローンの少女。クローンアリスとトッドの娘。聴力に障害を持っている。

マジニに襲われるもずっと隠れていて、やって来たオリジナルのアリスに助けられる。
最後は巨大リッカーに捕まって繭にされてしまうがアリスによって救出される。

クローンカルロス(演:オデッド・フェール)

近年の出演作に『ギャング・イン・L.A.』、『ハイブリッド』がある。

オリジナルはU.B.C.S.の隊長のカルロス。クローンワンとともに他の隊員の統制役。

油断したクローンワンがバリーに殺されるが、すぐに反応して彼を素早く射殺した。
最後は施設を破壊する爆発による浸水から逃げ切れず、そのまま呑み込まれて死亡。

クローンレイン(演:ミシェル・ロドリゲス)

近年の出演作に『ワイルド・スピード/MEGA MAX』、『世界侵略:ロサンゼルス決戦』などがあります。

オリジナルはアンブレラ特殊部隊のレイン。攻撃部隊においてサブリーダーのポジション。

プラーガの摂取によって超人的な力を手に入れ、ルーサーを殺害し、レオンとアリスを倒す。
最後は自我を取り戻したジルの機転で足元の氷が割れ、大量のマジニに海中へ連れ去れる。

レッドクイーン(演:ミーガン・シャルパンティエ)

代表作に『赤ずきん』などがあります。

一作目のハイブをコントロールしていたアンブレラ社の最先端技術の人工知能。

目的の為なら犠牲者を何人も出しても気にせず、自己防衛を最優先としている。
アンブレラ社の前システムを完全に支配下に置き、クローンを使って実験を繰り返す。
洗脳していたジルと彼女が率いる攻撃部隊に命令し、生物兵器を刺客として送る。
最後は全生命体を抹殺するべく、アリスたちを攻撃目標にしていた。

感想

[個人的な評価]

評価 :3/5。

本作はシリーズの五作目となり、集大成のような作品となっています。
ついに主人公のアリスの目的であるアンブレラ社の中枢に侵入して破壊しようとします。
前作は完全なる繋ぎ役となったしまったので、本作はその分を穴埋めするかのように以前のキャストを復活させています。
とは言っても、以前のキャストはみんな死んでいるので、必然的に全員がクローンとなる。
普通に考えて地上は完全に崩壊しているのに、地下施設と言っても、これだけの規模を維持するコストは安くもないし簡単でもないはず。
しかも、地上では文明が滅んでいるが、なぜかアンブレラ社の地下施設は最新の技術を保っているというムリヤリすぎる設定。
ここら辺はゲームの方がまだ現実的であり、本作の設定は完全にファンタジーと言える。
前作でアリスは超人的な力を失っているけど、白兵戦は未だに超人レベルである。
いくら訓練されているからって、あのような動きは普通の人間にはできません。
これはウェスカーの打った注射は完全に力を消し去る事ができず、少しだけ残っていると考えた方が自然かもしれません。
本作はもうゲームの原作とかけ離れた世界観なので、それを基準に考えると色々とおかしい。
なので、本作は別の物語でパラレルワールドだと言い聞かせないといけません。
前作では大々的に活躍したクレア、新キャラのクリスたちは登場せず、代わりに登場を待ち焦がれたレオンとバリー、エイダが登場します。
こちらは本シリーズの定番となっているガッカリな感じに仕上がっていて、特にレオンはかなり微妙、バリーはマシで、意外にもエイダは悪くない。
ただ、改めてゲームの原作を見ると、エイダ役のリー・ビンビンだとスタイルが微妙だと気づいてしまいます。
バリー役のケヴィン・デュランドはいい役者だが、この役には若すぎる気がした。
レオンのヨハン・アーブはイケメンかもしれませんが、決してレオンではないと思います。
本作の最も注目するべき点は死んでしまった登場人物の再登場と言えるでしょう。
一作目のワンとレイン、二作目と三作目のカルロスの再登場は本シリーズの真骨頂でしょう。
そして、ジル・バレンタイン役のシエンナ・ギロリーが本格的に登場してくれる。
オリジナルのストーリーを歩む本シリーズにおいて、未だに原作の雰囲気を持つジルのシエンナ・ギロリーは最高の一言です。
黒髪の時も美しかったけど、この人は元々が金髪なので、当たり前のように似合っている。
更にゲームのジル・バレンタインの動きをちゃんと研究していて、原作ファンからの熱烈な後押しで続投しているという経緯もある。
やはり、役に対して敬意を表した役者は製作側の意図を超えて、続投させる素晴らしい一例となってくれました。
本シリーズのオリジナルキャラであるアリス、ゲーム原作のキャラであるジルが共演すれば面白い作品になる事を証明してくれた。

コメント

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