作品データ
公開年月 | 2009 |
---|---|
ジャンル | ホラー |
原作 | 都市伝説 『ジェイソン村』 |
監督 | 田川幹太 |
脚本 | 田川幹太 |
製作 | 田川幹太 |
製作国 | 日本 |
鑑賞方法 | レンタルDVD |
あらすじ
DVD制作会社の男性社員が映画「13日の金曜日」に登場する殺人鬼・ジェイソンの話しから、北海道以外の全国に噂のある“ジェイソン村”を調査する企画を決める。
早速と監督は全国のジェイソン村を調査し、神奈川県、茨城県、栃木県、山梨県の4県を安西シエルと澄川知世をレポーターとして現地へ向かっていく。
最初の茨城県つくば市で撮影を始めると、道なき道を進むと廃屋が見つかるど、噂が本物という信頼度を裏打ちしていくのだった。
登場人物&出演者
感想
[個人的な評価]
本作は都市伝説として知られる「ジェイソン村」を題材にした作品となります。
この作品は「本当にあった!!都市伝説」で知られる田川幹太が監督を務めています。
いわゆるモキュメンタリー風の作品であり、日本各地にある「ジェイソン村」と思われる場所に行って独自に調査するという内容です。
当然ながら超低予算で作られていて、一見して本当に初めて現地に行っているような雰囲気で進んでいきます。
映画として考えると少し厳しい内容であるけど、一応はモキュメンタリー風なので最後まで付き合いました。
ハッキリ言って、YouTubeで投稿される動画よりも質が悪く、田川幹太とレポーターたちが廃墟を訪れて怖がる映像しかありません。
途中で完全に仕込みとしか思えない廃墟に住むホッケーマスクを被った男が登場し、なぜかお茶とお菓子を提供するコントのようなシーンもありました。
昔ながらこういうタイプの作品はそれなりに需要があったかもしれないが、YouTubeではもっと簡潔にまとめられている動画が多く、そっちの方が面白いです。
今の時代でこういう企画を立ち上げるのは勇気が必要であり、よほど自信があるか、単なるバカじゃないと作ろうと思いませんし、金を取ろうと思いません。
結局、本題である「ジェイソン村」についての説明が調べれば誰でも分かるレベルで、この作品に紹介する意味がありません。
レポーターの二人もギャルっぽくて雰囲気に合っておらず、途中から笑ってしまっているせいでせっかくの演出もコントにしてしまう。
2009年の頃はまだYouTubeはそこまでじゃなかった事を考えれば、今の充実した時代からするとお遊びにしか思えないです。
そもそも「ジェイソン村」という都市伝説を知っている人間は多くないので、この作品を実際に鑑賞した人数はそう多くないだろう。
映画としての出来は論外であり、内容もすでに知っているか意味がなく、時間と金のムダと言ってもいい地雷みたいな内容でした。
コメント