【シン・アナコンダ】RE-3655

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アクション

作品データ

公開年月 2021/12/31
ジャンル アクション/パニック
原作 なし
監督 マリオ・N・ボナシン
脚本 アレックス・ヘアマン
製作 デヴィッド・マイケル・ラット
製作国 アメリカ
鑑賞方法 レンタルDVD

あらすじ

南米のコロンビアにあるエスカパダ島、マローン教授が率いる学生のチーム学術研究の為に未開のジャングルを訪れていた。
翌日、毒グモに噛まれた教授の症状を和らげるべく、助けを求めた密猟者のホアキンがジャングルの中にある蘭が使えるとして案内する。
すると、蘭が着生する木に巨大なヘビ、20メートルを超えるアナコンダに遭遇し、逃げる最中に学生の一人また一人が呑み込まれ犠牲になっていくのだった。

登場人物&出演者

アリソン(演:ミシェル・オシェア)

代表作に『ディープ・インパクト2018』、『Godforsaken』などがあります。

リサーチ大学の学生でマローン教授の研究助手の一人。元軍人で現在は予備兵として大学に通っている。

エスカパダ島に到着してテントを張っていると、グレイスたちに経験者として頼られる事に。
ホアキンが助けを求めてキャンプ場にやって来るが、怪しすぎる言動に対して警戒していた。
マローン教授の為に蘭を取りに行くが、足がない生き物が苦手で誰よりも文句を言っていた。
最後は廃研究所で巨大なヘビを酸性の池に落とし、棒立ちになりながらもヘリで生還した。

グレイス(演:エミリア・トレロ)

本作が長編映画デビュー作となります。

リサーチ大学の学生でマローン教授の研究助手の一人。ジャングルでは初心者で誰よりも心配していた。

エスカパダ島に到着してテントを張ると、アリソンが元軍人だとして頼れる存在に安心する。
ホアキンが助けを求めてキャンプ場に来るが、アリソンと同様に怪しいとして信用しない。
マローン教授の為に蘭を取りに行くも危険だと主張し、ジェイソンの死体を見て怯えていた。
最後は廃研究所で巨大なヘビに食われるが、ナタで頭を貫いて殺し、ヘリで生還を果たした。

ベンジー(演:ヴィマラ・ウィーラ)

本作が長編映画デビュー作となります。

リサーチ大学の学生でマローン教授の研究助手の一人。ドローンで島の様子を上空から撮影する担当。

エスカパダに到着してテントを張っていると、アリソンが元軍人だと聞いて少し安心する。
ホアキンが助けを求めてキャンプ場にやって来ると、適当に彼の話しを聞いていただけ。
マローン教授が毒に冒されると、みんなが蘭を取りに行く間に残ってドローンで撮影する。
最後は教授と廃研究所でアリソンたちと合流し、巨大なヘビが倒され、ヘリで生還を果たす。

アダム(演:ギャレット・シュルト)

代表作に『Waiting on Mary』、『Young Harper』などがあります。

リサーチ大学の学生でマローン教授の研究助手の一人。ジェイソンの友人でいつも一緒に行動している。

エスカパダ島に到着すると、マローン教授の指示でジェイソンと一緒に薪を拾ってきた。
ホアキンが助けを求めてキャンプ場に来ると、彼の話しを聞きながら少し怪しいと感じる。
マローン教授の為に蘭を取りに行くが、木から落ちて足首を負傷するも巨大なヘビから逃走。
最後は巨大なヘビからアリソンたちを助ける為に登場するが、結局は単なる囮の犠牲となる。

ジェイソン(演:ジェイドン・カール)

代表作に『アメリカン・パイパイパイ!完結編/俺たちの同騒会』、『The In Between』などがあります。

リサーチ大学の学生でマローン教授の研究助手の一人。常にアダムと一緒に行動をしている。

エスカパダ島に到着すると、マローン教授から薪を拾うように言われてアダムと集めた。
ホアキンが助けを求めてキャンプ場にやって来ると、彼に水を渡すも全部持っていかれた。
マローン教授が毒に冒されると、進行を遅らせる為にホアキンの案内で蘭を取りに行った。
最後は巨大なヘビに遭遇して逃げるもみんなと逸れ、結局は見つかって丸呑みされて死亡。

マローン教授(演:エリック・ロバーツ)

近年の出演作に『ロード・オブ・モンスターズ/地上最大の決戦』、『オーシャンズ・ウォー』などがあります。

リサーチ大学の教授で人類学者。エスカパダ島にある洞窟の調査と、島の地図を作って助成金を手に入れようとする。

学生の頃からジャングルに出向いていて、不安を持っているグレイスに自信があると豪語。
キャンプに船が壊れたホアキンが助けを求めると、温かく出迎えて連れ帰ると安心させた。
翌朝に油断して靴の中にいた毒グモに噛まれ、ベンジーとキャンプ場でヘリを待っていた。
最後は廃墟と化した研究所で巨大なヘビが倒され、蘭を食べて毒素を和らいで生還を果たす。

ホアキン(演:ジョー・ヘレラ)

代表作に『The God Cafe』、『インヘリタンス』などがあります。

エスカパダ島で相棒と大物で一攫千金を狙っていた密猟者。相棒を巨大なヘビに食い殺され、船が壊れて脱出できない。

近くの浜辺で滞在していると、マローン教授たちのキャンプに来て助けを求めてやって来た。
教授の毒素を抑える蘭を手に入れるべく、アリソンたちと島の中心で巨大なヘビに遭遇する。
巨大なヘビの存在を知っていた事でアリそうたちに罵倒されるが、一緒に倒そうと動いた。
最後は研究所を襲う巨大なヘビと対峙し、ジップラインから落とされて酸性の池で死亡した。

感想

[個人的な評価]

評価 :2.5/5。

本作はみんな大好きアサイラムの製作とアルバトロスの配給となっています。
この作品は『シン・宇宙戦争』で知られるマリオ・N・ボナシンが監督を務めています。
タイトルに「シン」をつけるのは庵野秀明が手がけるプロジェクトで、それに便乗した形で邦題につけている感じです。
そもそも、アサイラムとアルバトロスが組んだ作品となれば、ヒットした作品に便乗して安く早く作るのは最大の特徴です。
本作はヘビ映画の名作『アナコンダ』をかなり意識していて、巨大なヘビと、蘭の花を取りに行く意味では完全に被っていました。
低予算映画の大物となっているエリック・ロバーツが出演していますが、今回は冒頭から毒グモに噛まれて足手まといになっています。
いつもはちょい役ばっかりしかないが、本作は最初から最後までちゃんと出ていただけでも充分活躍したと言えるだろう。
本来は序盤、中盤、終盤のいいとこ取りしかしないエリック・ロバーツも、本作では単なる足手まといでもいないよりはいるだけでも評価するべきです。
最近のアサイラムはちゃんとした監督や脚本を作れそうな人材が揃っていて、以前のような設定が破綻したり、グダグダの展開だったりと、以前よりもマシになっている。
ただ、本作はどうしても『アナコンダ』と比べてしまうが、それでも以前のアサイラムよりも数段面白くなっていると思います。
登場人物についてもちゃんと役割が与えられているが、それでも尺稼ぎの為に明らかにいらないシーンがあったのは否めません。
肝心の巨大なヘビのCGも思っていた以上にちゃんとしているので、やはり、近年のアサイラム自体のレベルが底上げしているのが分かります。
しかしながら、まだまだメジャーな映画と比べてエンターテイメント性に欠けていて、尺稼ぎもしているから完全に面白いというワケではないです。

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