作品データ
公開年月 | 2020/12/25 |
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ジャンル | SF/アクション |
原作 | なし |
監督 | ロバート・ロドリゲス |
脚本 | ロバート・ロドリゲス |
製作 | ロバート・ロドリゲス |
製作国 | アメリカ |
鑑賞方法 | 動画配信サービス |
あらすじ
地球のスーパーヒーロー「ヒロイック」たちがエイリアンによって誘拐され、彼らの子供たちはヒロイック本部に匿われていた。
しかし、ミッシー・モレノはスーパーヒーローで父親のマーカスを助けるべく、他の子供たちと手を組んで謎めいた本部を指揮するミス・グラナダの元から逃げる。
ミッシーたちは親と世界を救うべく、それぞれが持つスーパーパワーを駆使して、お互いに協力していくのだった。
登場人物&出演者

代表作に『ライリー・ノース/復讐の女神』、『Lord Finn』などがあります。
主人公。「ヒロイック」のチームリーダーであるマーカスの娘。能力がなくて悩んでいる。
父親が有名なせいで学校で期待されるが、能力がなくて友達を作らずに過ごしている。
ヒーローたちがエイリアンに捕まると、その子供たちを率いるリーダーとして立ち回る。
ちょっとした失敗や仲違いしても、主人公補正によって問題の答えをすぐに導いた。
最後はチームワークが最強としてエイリアンを出し抜き、リーダーとして引き継いだ。

代表作に『アメリカで最も嫌われた女性』、『A Christmas Story: Live』などがあります。
ミラクル・ガイの息子。パワーに肉体がついていけないせいで車椅子を使う。天才的な頭脳を持つ。
ミッシーが最後に連れて来られると、すぐに何者か分かって、他の子供たちを紹介する。
天才的な頭脳を持ってもリーダーの素質がなく、ミッシーの指示に従っていただけ。
エイリアンたちの侵略を食い止めるべく、ガラクタからカウントを止める装置を作った。
最後はミッシーの作戦で大活躍し、母親から新たなヒーローとして引き継いだ。

本作が長編映画デビュー作となります。
インヴィジガールの息子。体が伸びる特殊能力を持つ。エイリアンの侵略で保護された。
一番最後に連れて来られたミッシーに声をかけ、首を伸ばし外の様子をドア越しで聞く。
ミッシーがマーカスの娘だと分かって特殊能力がないと知って、少しガッカリしていた。
便利な特殊能力で他よりも活躍の場があるが、腕を伸ばしすぎて途中で休んでいた。
最後はミッシーの作戦で大活躍し、母親から新たなヒーローとして引き継いだ。

本作が長編映画デビュー作となります。
ミセス・ヴォイスの娘。高音から低音まで操れる特殊能力。応用して人や物を浮かせられる。
大人たちが外に出ると、待っていたかのように能力を使って自分を浮かせて遊んでいた。
本部から脱出する際に電車を浮かせる声を出し続け、ギリギリでアニータの家に運んだ。
アニータ・モレノの家での訓練によって、声だけじゃなく格闘技の腕も磨いていった。
最後はミッシーの作戦で大活躍し、母親から新たなヒーローとして引き継いだ。

代表作に『バンド・エイド』、『バード・ボックス』などがあります。
シャークボーイとマグマガールの娘。最年少で水を操る特殊能力と怪力を持っている。
ミッシーが連れて来られると、水を操る特殊能力を見せて他の子供たちを楽しませた。
アニータ・モレノの訓練では、感情をコントロールする瞑想を身について落ち着かせる。
エイリアンの宇宙船で敵に囲まれると、ミッシーの許可を得て本能を解放して大活躍。
最後はミッシーの作戦で大活躍し、母親から新たなヒーローとして引き継いだ。

代表作に『Throwback Holiday』などがあります。
クリムゾン・レジェンドとレッド・ライトニング・フューリーの双子の兄妹の兄。
数秒間だけ巻き戻す特殊能力を持つが、使う時は必ず手を動かさないと発動できない。
妹のフォワードとは仲が悪く、相反する特殊能力から時間の巻き戻しを無効化される。
両親がエイリアンに捕まった時、すぐ後ろに座っていた妹を見てお互いに心配していた。
最後はミッシーの作戦で大活躍し、母親から新たなヒーローとして引き継いだ。

代表作に『キャプテン・マーベル』などがあります。
クリムゾン・レジェンドとレッド・ライトニング・フューリーの双子の兄妹の妹。
兄とは真逆の数秒間だけ時間を早める事ができるが、必ず手を使わないと発揮できない。
気に入らない事があると早回しして、ホイールズから注意を受けるも気にしていない。
両親がエイリアンに捕まった時、後ろに振り向いた兄を見てお互いに心配していた。
最後はミッシーの作戦で大活躍し、母親から新たなヒーローとして引き継いだ。

代表作に『Paper Tiger』などがあります。
ジェットスピードの息子。超高速で動く特殊能力を持つが、速すぎて遅く見えてしまう。
本部から脱出する際に一人だけ遅れて、危うく電車に乗り損ねるがヌードルズが助けた。
エイリアンよ宇宙船でも遅れてしまうが、アニータでの訓練で少し速く動ける事になる。
カウントの装置を落としてしまうと、スローに飛び降る事で問題なく見事に拾った。
最後はミッシーの作戦で大活躍し、母親から新たなヒーローとして引き継いだ。

本作が長編映画デビュー作となります。
クラッシュ・ローの息子。顔を自由自在に変える特殊能力を持つ。ワイルドカードと仲良し。
ホイールズから説明を聞いていたミッシーがマーカスの娘と知って、みんなに話した。
戦闘ではほとんどに活躍せず、ワイルドカードと一緒に行動して茶々を入れていた。
別行動したワイルドカードと動くと、彼に化けてグラナダたちを遠くに引きつけた。
最後はミッシーの作戦で大活躍し、母親から新たなヒーローとして引き継いだ。

本作が長編映画デビュー作となります。
テクノの息子。どんな特殊能力も使えるが、コントロールができず何が出るか分からない。
子供たちのリーダーを自称するが、ミッシーが来てすぐに剥奪されて立場を失う。
ずっとミッシーに敵対心を持っていたが、本部を脱出してから彼女をリーダーと認める。
オホがエイリアンだとミッシーに聞かされ、能力を思い通りに発揮できるようになる。
最後はミッシーの作戦で大活躍し、母親から新たなヒーローとして引き継いだ。

代表作に『Back Roads』、『Bobbleheads: The Movie』などがあります。
上手な絵を描く特殊能力を持つ。話せない代わりに絵で会話ができると認識されている。
戦闘能力はほぼ皆無で、みんなが戦っている中で存在感を消す事で難を凌いでいた。
ミッシーに未来を予知する特殊能力だと断定され、描いた絵たちに従って行動させる。
その正体はエイリアンたちのリーダーで、最初からずっとミッシーたちを観察していた。
最後はミッシーたちのチームワークに感心して、ヒーローを引き継ぐべきと認めた。

近年の出演作に『ワンダーウーマン1984』、『トリプル・フロンティア』などがあります。
「ヒロイック」のリーダー。現場を退いて本部ではデスクワークとして活躍している。
メンバーだった妻が亡くなって以来、ミッシーには二度と現場に行かないと約束した。
エイリアンが地球侵略してくると、グラナダの命令を受けて仕方なく現場に立った。
捕まった場所から子供たちの活躍を見ていて、ミッシーがリーダーとなる姿を見る。
最後はミッシーたちが新たな「ヒロイック」となって、再びデスクワークに戻った。

近年の出演作に『ロマンティックじゃない?』、『ベイウォッチ』などがあります。
「ヒロイック」本部の本部長。エイリアンの侵略を受けて、子供たちを部下に保護させた。
侵略するエイリアンに対抗するべく、すべてのマーカスを含めヒーローを出動させた。
子供たちが保護された部屋から脱走すると、すぐに分かるも手際が悪く逃してしまう。
エイリアンの宇宙船に侵入した子供たちについて行くが、その正体はエイリアンと判明。
最後は実際は世代交代をさせる為に協力し、彼らのチームワークを認める事になる。
感想
[個人的な評価]
本作はNetflixが独占で配信された作品となります。
ロバート・ロドリゲス監督が製作した『シャークボーイ&マグマガール3-D』の続編として位置づけられています。
『シャークボーイ&マグマガール』の世界観を引き継いでいて、子供が主人公の時点で大体どのような内容か分かります。
まず、基本的に登場する大人は揃って知能が子供並みになって、逆に子供たちが大人並みの知能に引き上げられます。
当然のように強烈で迫力あるアクションは皆無で、子供のケンカを少し派手にした感じには満足は得られない。
オチがそのまんまの次の世代への引き継ぎとなるが、引き立て役となった現役のスーパーヒーローたちの知能が下がりすぎじゃないかと思ってしまった。
そもそも、特殊能力があるけど、超人的な能力には感じられない描写はワザとだろう。
本当に子供たちの引き立て役だけで、最終的に鑑賞する側になって彼らの役目が終わる。
物語の主人公たちである子供たちも特殊能力があるけど、決して超人的な能力とは言えない。
まず、リーダーとなるミッシーというキャラクターが個人的に嫌いで、能力を持っていなくてコンプレックスを持つが、リーダーとしての才能を発揮していきます。
そのリーダーとしての素質をみせる伏線がなく、説得力を与えない間に主人公補正だけで気付いたらチームを率いるのは好きじゃない。
他の子供たちも物語を進める上で配置されているだけで、別にいらないキャラクターも半分ぐらいでで棒立ち要員になっていた。
ラストについても少しだけの仕掛けををしているが、劇的に面白いワケじゃないから鑑賞がかなり厳しかった。
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