作品データ
あらすじ
ミアとその婚約者マックスは、スノーボードを楽しむ為にジョージア国のりぞーとを訪れた。
二人は“ブラック・リッジ”という山から自然のままの斜面を滑り降りるフリーライドを目指すが、そこは行方不明者が続出する危険な場所だと言われる。
今さら中止はできないとチャーターしたヘリでブラック・リッジの山頂近くまで降り立ったミアとジャックだが、突然スノーモービルに乗った何者かが二人に襲いかかるのだった。
登場人物&出演者
・ミア(演:イヴァンナ・ザクノ)
代表作に『クローズド/招かれた者たち』、『パシフィック・リム:アップライジング』などがあります。
主人公。恋人のマックスとクリスマスを楽しむ為にジョージア・スキーホテルまで一緒に来る。
ホテルの受付係のラリを不気味だと感じて、ブラック・リッジは危険だと警告を受けていた。
ブラック・リッジに行くと、濃霧でマックスと逸れ、スノーモービルに乗る何者かに襲われる。
老人に助けられるが、スノーモービルの者から逃げ出し、ケガを負いながらも川にたどり着く。
最後は崖下に落下するも5日後に五体満足で起き上がり、ブチ切れて雪山で大声で叫んでいた。
・マックス(演:アレックス・ハフネル)
代表作に『インベーダー・ミッション』、『ハーモニー・オブ・ザ・デッド』などがあります。
ヒロイン。ミアの恋人。クリスマスの時期になって、ミアをジョージア・スキーホテルまで連れて行く。
ホテルに到着して受付を済ますと、ラリに不気味さを覚えたミアと違って好印象を持っていた。
部屋でノートパソコンを使って仕事をしていたが、シャワーを浴びたミアとイチャイチャする。
警告されていたブラック・リッジへフリーライドをすると、濃霧に包まれて何者かに捕まる。
最後はスノーモービルの者に殺され、手足や耳を削がれ、雪だるまに装着されてしまう。
・ラリ(演:ティナティン・ダラキシュヴィリ)
代表作に『ホステージ 戦慄のテロ計画』、『アビゲイル/クローズド・ワールド』などがあります。
ジョージア・スキーホテルの受付係。気だるそうにマックスとミアの接客をして部屋の手続きをしていた。
マックスがブラック・リッジに行きたいような素振りを見せると、行く事に対して警告をした。
夜の散歩をしようしたミアの部屋に行くと、ワインを渡し、ドアに十字架を描いて去った。
その正体は3年前にフリーライダーによって妹が殺され、復讐の為に母親に協力をしていた。
最後は旅行者をこれ以上殺す事に躊躇いを感じて、母親に電話をして二度協力しないと話した。
・老人(演:ギア・ジャパリゼ)
本作が長編映画デビュー作となります。
3年前に孫娘を亡くしている。ブラック・リッジの近くにある山小屋にひっそりと住んでいる。
スノーモービルの何者かに襲われ、逸れた恋日を探していたミアを雪崩の中から助け出した。
ケガしていたミアの為に傷薬を塗るが、英語は片言でしか話せず、細かい意思疎通ができない。
その正体はラリと同じく暴走する娘を止められなかったが、今回はついに止める決意をした。
最後は裏切ったとして娘に捕まり、拷問していた場所でミアが来て、逃げるように警告した。
・母親(演:タムリ・ブジアヴァ)
代表作に『O, ra tkbilia ganshorebis es nazi sevda』、『Tbilisuri Love Story』などがあります。
3年前に娘を亡くしている。旅行者のフリーライダーのせいで娘が亡くなったせいで心が壊れてしまう。
それ以降、ブラック・リッジを訪れるフリーライダーを狙って、娘の為の生贄にしていた。
ラリから連絡を受けて次の獲物がミアとマックスだと知らせられ、彼らを遠くから見ていた。
濃霧に紛れてマックスを襲って殺害し、手足や耳まで切り落として、雪だるまに装着していた。
最後は雪だるまとともに崖下へ落ちたミアを見送って、死んだと思ってその場を立ち去った。
感想
[個人的な評価]
本作は珍しいウクライナとジョージアが共同で製作した作品となります。
この作品はスタニスラフ・キャプラーロフ監督にとって初の長編映画となっています。
現在のウクライナはロシアによる侵略を受けている最中で、映画を作っている状態じゃないと分かります。
今回の作品は2020年の製作となっているが、ウクライナの美しい女優と、ジョージアの美しい景色がたっぷりと楽しめます。
登場人物は非常に少なく、必然的にドラマも少なくなっているが、その分だけ主人公の美しさを堪能できます。
なんと言っても、主人公を演じるイヴァンナ・ザクノはまだ20代の中盤で、今後もかなり活躍できそうな女優だと感じました。
世界で美女が多い国として知られるウクライナですが、イヴァンナ・ザクノだけじゃなく、ホテルの受付係を演じたティナティン・ダラキシュヴィリもまた非常に美しいです。
これだけの美女が多くいるウクライナは羨ましいと感じさせるし、本作の舞台となったジョージアは以前から知っていましたが、改めて美しい場所だと感じました。
母親が殺された娘の為に旅行者を惨殺のは逆恨みとしか言えないが、それを止められず協力する家族もまた同罪だと言えるだろう。
何より主人公の生命力が驚異すぎて、雪崩に巻き込まれても、崖下に落ちても大きな外傷がない頑丈な体は美しい顔から想像ができないほどでした。
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