【クロムスカル】RE-3981

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洋画

作品データ

公開年月 2009/03/18
ジャンル ホラー
原作 なし
監督 ロバート・ホール
脚本 ロバート・ホール
製作 ボビー・スー・ルーサー、チャン・ツェン
製作国 アメリカ
鑑賞方法 レンタルDVD

あらすじ

真夜中、棺桶の中で意識を取り戻した女性は、自力で脱出するもさらなる危機が迫っていた。
銀色のドクロの仮面をつけ、肩にビデオカメラを装着した大男がサバイバル・ナイフを手に彼女を執拗に追っていく。
その男は全米ですでに数十人もの女性を殺害しており、その光景をビデオに撮って警察に送りつけていた連続殺人鬼のクロムスカルのだった。

登場人物&出演者

プリンセス(演:ボビー・スー・ルーサー)

代表作に『ファイナル・デッドパーティー』、『シルヴィ/恋のメロディ』などがあります。

主人公。棺桶の中で目を覚ました女性。記憶喪失で自分の名前すら思い出せず、クロムスカルから逃げる。

葬儀屋で持ち主がクロムスカルに殺され、反撃して逃げ出して道中でタッカーに拾われた。
シンディが殺された悲しむタッカーを引っ張り、スティーヴンに助けを求めて葬儀屋に戻る。
自分が娼婦で3度の逮捕歴があると知り、商店へ行くとタッカーたちと合流して待ち構える。
最後は瞬間接着剤で倒れたクロムスカルにトドメを刺し、トミーとアトランタへ旅立った。

タッカー(演:ケヴィン・ゲイジ)

代表作に『スペースキャンプ』、『パパラッチ』などがあります。

田舎町の鉱山で働くスキンヘッドの男。妻のシンディとともに他所から来ているせいで土地勘はあまりない。

夜道を歩いていたプリンセスを見つけて親切に車へ乗せ、話しを聞くも混乱していると知る。
クロムスカルに妻を目の前で殺害され、プリンセスに説得されてスティーヴンの家に避難。
プリンセスが記憶を取り戻そうと葬儀屋に立ち寄り、家に戻って銃を手にして商店を向かう。
最後はクロムスカルに追い詰められ、プリンセスはいい人間だと話し囮になって殺された。

シンディ(演:レナ・ヘディ)

近年の出演作に『ガンパウダー・ミルクシェイク』、『スティーラーズ』などがあります。

タッカーの妻。タッカーが記憶のないプリンセスを連れてくると、怪しみながらも彼女を受け入れた。

混乱しているプリンセスに対して真剣に思っておらず、夫の暴力が原因だと推測していた。
プリンセスの話しを聞いていると、記憶が混濁する中で殺人を聞いて真剣に聞いていた。
クロムスカルの幻影を見たプリンセスに寄り添い、翌日に保安官事務所へ行くと安心させた。
最後は居場所を突き止めたクロムスカルに捕まると、夫の前で頭部をナイフで刺され死亡。

スティーヴン(演:ショーン・ウェーレン)

代表作に『ツイスター』、『アイドル・ハンズ』などがあります。

一人暮らしするオタクな男性。母親を亡くしたばかりで落ち込む。電話はないがパソコンを持っている。

プリンセスとタッカーがやって来ると、緊急事態だと言われて家に入れると状況を聞いた。
すぐにメールで警察へ連絡をするが、危険だとして一緒に町へ向かおうとして葬儀屋に行く。
勝手に動いたプリンセスを追って商店に来ると、クロムスカルの薬剤に瞬間接着剤を入れた。
最後はクロムスカルにパンク防止剤を耳から流され、顔が膨張して叫びながら破裂で死亡。

トミー(演:トーマス・デッカー)

代表作に『エルム街の悪夢/2010年版』、『クロムスカル/リターンズ』などがあります。

友人と田舎道をドライブしていた。レイヴパーティーに行こうとして、地殻の商店まで立ち寄ろうとした。

道中で武器を持つタッカーとスティーヴンに遭遇するが、怪しさから乗せずに暴言を吐いた。
商店に到着してプリンセスと遭遇し、クロムスカルに店員が殺されると状況を把握した。
タッカーたちが合流してクロムスカルに備えるが、襲撃と同時に外へ出て店へ入れずにいた。
最後はプリンセスがクロムスカルを倒し、彼女が車に乗って一緒にアトランタへ旅立った。

クロムスカル/ジェシー・クロミアンズ(演:ニック・プリンシピ)

代表作に『クロムスカル/リターンズ、『アメリカン・マッスル』などがあります。

クロムスカルの仮面を被るスキンヘッドの男。右肩にカメラを装着し、警察に殺害した映像を送りつける。

フロリダやジョージアなどで30人以上の女性を拉致殺害し、プリンセスもそのうちの一人。
プリンセスが逃げ出してタッカーに拾われたのを知って、追跡してシンディをあっさり殺害。
逃げ回るプリンセスをしつこく追い、商店で襲撃して抵抗したタッカーを殺害してしまう。
最後は瞬間接着剤が画面を溶かし、苦しみもがく中でプリンセスが金属バットで撲殺された。

感想

[個人的な評価]

評価 :2.5/5。

本作は2009年に完成されてカルト映画化となるが、強烈すぎる残酷描写の為に日本では未公開となっていました。
この作品は特殊メイクアーティストとして活躍するロバート・ホールにとって、長編映画監督デビュー作となります。
長年に渡って欲望を叶えたロバート・ホール監督による作品だが、本作はストーリー性よりもグロテスクな描写がメインとなっています。
さすがに本職が特殊メイクアーティストのロバート・ホール監督が本領発揮し、頭部に対する異常なこだわりがありました。
強烈すぎるグロテスクな描写で未公開となっていたが、個人的にはちょっと物足りないと思うぐらい微妙でした。
同じ路線である『テリファー』の方が圧倒的にグロテスクな描写が強烈なので、どうしても本作は見劣りしてしまう。
『テリファー』が2016年の公開で、本作は2009年と少し早かったせいで未公開になったのかもしれません。
ちょっと早すぎたという感じで未公開になったが、どうしても『テリファー』の方がすべて上回っているから微妙な印象になってしまった。
もし、本作を先に鑑賞していれば強烈なインパクトを残しただけに、タイミングがあまり良くなかったと思います。
肝心のクロムスカルに関してこだわりを感じられるが、残念ながらキャラクターとしての魅力はそこまで感じられなかったです。
銀色のドクロの仮面、サバイバルナイフ、右肩のカメラとビジュアルはいいが、その魅せ方はあまり上手いとは感じられなかった。
やはり、映画監督ではないロバート・ホールという事で、クロムスカルのキャラクターを上手く魅せられなかったと思います。
続編もあるようだが、同じ路線の『テリファー』も続編でやってしまっているから期待値はそこまで高くない。
どうせやるならクロムスカルのキャラクターを全面的に出して、要所でグロテスクな描写を出すべきだと感じました。

コメント

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