【ホット・ファズ/俺たちスーパーポリスメン!】RE-3985

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アクション

作品データ

公開年月 2008/07/05
ジャンル アクション/コメディ
原作 なし
監督 エドガー・ライト
脚本 エドガー・ライト、サイモン・ペッグ、ほか
製作 ニラ・パーク、ティム・ビーヴァン、ほか
製作国 イギリス
鑑賞方法 レンタルDVD

あらすじ

ロンドンで市民の安全を守る勤勉な警察官のニコラス・エンジェル巡査だったが、優秀すぎるが故に同僚から反感を買い田舎の村サンドフォードに左遷されてしまう。
事件らしい事件が起こらず途方に暮れるニコラスは、無理やり組まされた相棒のダニーは警察映画オタクで脳天すぎて呆れていた。
ある日から突然彼らの周囲に明らかに不審な死が相次いで発生し、住民は事故だと心配しない中、ニコラスは単独で捜査を進めていくのだった。

登場人物&出演者

ニコラス・エンジェル巡査部長(演:サイモン・ペッグ)

近年の出演作に『ミッション・インポッシブル/デッドレコニング PART ONE』、『スパークス・ブラザーズ』などがあります。

主人公。ロンドン警察に勤務していた優秀な警察官。そのせいで同僚の策略で田舎町サンドフォードに左遷させられた。

法を守らない村の堕落ぶりに落胆するが、真面目に仕事をしても逆に変人扱いされていた。
一連の事故は殺人だと状況から割り出して、スキナーが犯人として問い詰める失敗していた。
ダニーの機転で助かるも帰る事をせず、殺人に関わった住民たちを全員逮捕するべく反撃。
最後は事件が解決して村に残り、署長となって相棒のダニーと問題を解決する日々を送る。

ダニー・バターマン巡査(演:ニック・フロスト)

近年の出演作に『ビリー・ウォルシュとデートする方法』、『スパークス・ブラザーズ』などがあります。

田舎町サンドフォードの警察署に勤務する警察官。極度の警察映画オタクでありながら、警察官の自覚がほとんどない。

本物の警察官であるニコラスに憧れると、相棒としてパトロールするも真剣に仕事をやらず。
仕事ばっかりで余裕のないニコラスと仲良くなり、一連の死亡事件が殺人として一緒に捜査。
スキナーが犯人だと断定したニコラスが失敗し、殺す芝居をして逃がすも戻った彼と同調。
最後は事件を解決させて真面目な警察官となって、ニコラスとともに問題を解決する相棒に。

アンディ・ワインライト刑事(演:パディ・コンシダイン)

代表作に『24アワー・パーティ・ピープル』、『マクベス』などがあります。

サンドフォード警察署に所属する刑事。相棒のカートライトとともに署長から「アンデス」と呼ばれている。

基本的にカートライトと常に行動していて、都会から来たニコラスを毎回小バカにしている。
一連の死亡事件を事故として認識しているが、殺人の可能性をニコラスが言うと否定する。
署長が裏で勝手に部外者の処刑をしていた事を知らず、ニコラスの説明でようやく納得した。
最後はニコラスを認める事になって、事務処理に追われるも以前と違った真面目にやる。

アンディ・カートライト刑事(演:レイフ・スポール)

代表作に『求婚365日』、『ザ・リチュアル/いけにえの儀式』などサンドフォード警察署に所属する刑事。

相棒のワインライトと常にいて、実家はリンゴ園を営んでいる。があります。

基本的にワインライトと行動を共にして、同じく都会から来たニコラスを小バカにしている。
ワインライトに同調してニコラスが断定する事故が殺人について、まったく認めていない。
署長に操られているとニコラスから言われ、すぐにその場で納得して逮捕しようと協力した。
最後はニコラスを認める事になって、事務処理に追われるも以前と違った真面目にやる。

フランク・バターマン警部補(演:ジム・ブロードベント)

代表作に『ブリジット・ジョーンズの日記』シリーズ、『パディントン』シリーズなどがあります。

サンドフォード警察署の署長でダニーの父親。優秀な警察官であるニコラスが来ると知って何度も連絡していた。

実際にニコラスがやって来ると、村はとても平和であるが前任者はおかしくなったと話す。
村では20年間も殺人事件が発生しておらず、勝手に決めつけるニコラスに不信感を持った。
その正体は妻の自殺でおかしくなり、村の秩序を守る為に部外者を容赦なく処分してきた。
最後は息子の裏切りで逃亡してしまうが、白鳥のせいで失敗して悪事が明るみになった。

サイモン・スキナー(演:ティモシー・ダルトン)

近年の出演作に『トイ・ストーリー4』、『ティンカー・ベルと輝く羽の秘密』などがあります。

サンドフォードでスーパーを経営している。ニコラスが村へやって来るとジョギング中に挨拶していた。

村では有力者としてたち振る舞っているが、最初からニコラスに怪しいとして疑われる。
住民が死亡する度に意味深な言動をしていて、そのせいでニコラスに疑われるも余裕を持つ。
殺人犯と確信したニコラスの問い詰めもアリバイを見せつけ、逆に彼の信用を落とした。
最後はフランクと逃げるもニコラスに捕まり、反撃に失敗して大ケガを負って逮捕された。

感想

[個人的な評価]

評価 :3.5/5。

本作は「スリー・フレーバー・コルネット」三部作の2作目となっています。
この作品はエドガー・ライトが監督と脚本、サイモン・ペッグが主演と脚本とシリーズでお馴染みの顔が参加しています。
「スリー・フレーバー・コルネット」三部作はイギリスで人気のアイスクリームが登場するだけで、物語としての繋がりはまったくありません。
ただ、条件として監督がエドガー・ライト、主演にサイモン・ペッグとニック・フロストが揃っているだけです。
1作目は『ショーン・オブ・ザ・デッド』、3作目は『ワールド・エンド/酔っぱらいが世界を救う!』とジャンルも違っています。
本作ではエリート警察官がのんびりとした田舎の村に来るが、その平和には黒すぎる理由があるという内容になっています。
三部作の中でもコミカルな部分がだいぶ少なくなっていて、実はサスペンス的な雰囲気が強い作品だと言えます。
やはり、閉鎖された田舎の村はこういうネタとして使い古されており、アメリカや日本でも題材にする事が多いです。
主人公が部外者で何かおかしいと気づいているが、真相に迫ると実は村全体の異様さを知るパターンでした。
全体的にちょっと無理のある展開だと言えるが、あくまでエドガー・ライト、サイモン・ペッグ、ニック・フロストの作品と考えると納得ができる。
ストーリーの整合性よりもこれがやりたかった感じが伝わってきて、終盤の銃撃戦なんて強引すぎるけど、逆に悪くない勢いがありました。
とにかく、この三部作というのは友人たちで面白いモノを作っているのが伝わってきて、ちゃんと観る側も楽しめるのはいいと思います。
またエドガー・ライト、サイモン・ペッグ、ニック・フロストが組んだ作品を観たいと思わせるエンターテイメント作品でした。

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