ハリウッドはご存じの通りアメリカのロサンゼルスにある映画産業の中心地。
アメリカ国民はもちろん、世界各国から多くの人が集まる夢のある場所。
近年ではアメリカ人よりもオーストラリア人の方が目立った活躍をしている。
アメリカ本国じゃなく、遠い大陸から来た彼らはまた違ったオーラを放っている。
今回はハリウッドで活躍しているオーストラリアの俳優・女優をそれぞれ5人紹介します。
ワタシは2009年5月25日から『脳内ミニシアター改』というブログで映画のレビューを書き続け、現在は2000本近い数を書き溜めています
更新日:2022/05/04
オーストラリアの映画事情
まず、オーストラリア出身のスターが活躍するオーストラリア映画の歴史。
実は世界初の映画スタジオと言われる「ライムライト・デパーメント」が1891年から1910年まで救世軍の下でメルボルンに存在していました。
従ってオーストラリア映画はここから始まっていて、1910年代にはブームがありました。
当時は世界中で最も映画産業が盛んな国の一つだと言われています。
しかし、第一次世界大戦やオーストラリア製作の映画に対する関心の薄れなどが原因で衰退を迎えてしまうのです。
長い間低迷期にあったオーストラリア製作の映画だが、70年代から80年代には黄金期を迎えます。
現在では英語圏の映画ではハリウッドが一人勝ち状態で、多くのオーストラリア人たちが自国からスターを夢見て流出している状況である。
オーストラリア出身の俳優・女優の活躍
同じ英語圏という事でハリウッドには問題なく馴染むオーストラリア人。
確かにオーストラリア独自の訛りがありますが、英語圏じゃない他国と比べても、その挑戦は難しくないはずです。
では、早速と現在ハリウッドで活躍しているオーストラリア出身のスターたちを紹介します。
メル・ギブソン
本名 | Mel Colm-Cille Gerard Gibson |
生年月日 | 1956年1月23日(64歳) |
出生地 | アメリカ合衆国・ニューヨーク州ピークスキル |
国籍 | オーストラリア・アメリカ |
職業 | 俳優、監督、脚本家、プロデューサー |
活動期間 | 1976年~ |
オーストラリア映画を盛り上げた『マッドマックス』の主演として知られるベテラン俳優。
ハリウッドでは『リーサル・ウェポン』シリーズが大ヒットし、世界的に有名となっていて、監督業に進出して賛否両論を生んだ『パッション』や『アポカリプト』などを手がける。
やはり、『リーサル・ウェポン』シリーズのリッグスが一番印象に残っています
ヒューゴ・ウィーヴィング
本名 | Hugo Wallace Weaving |
生年月日 | 1960年4月4日(60歳) |
出生地 | ナイジェリア・オヨ州イバダン |
国籍 | オーストラリア |
職業 | 俳優、声優 |
活動期間 | 1981年~ |
オーストラリアを代表する俳優・声優で、悪役から善玉まで幅広く演じられるオールラウンダー。
代表作も多く、『マトリックス』三部作、『ロード・オブ・ザ・リング』三部作があり、声優としても『トランスフォーマー』シリーズのメガトロンを務める。
特に『マトリックス』のエージェント・スミスはハマリ役です
ラッセル・クロウ
本名 | Russell Ira Crowe |
生年月日 | 1964年4月7日(56歳) |
出生地 | ニュージランド・ウェリントン |
国籍 | オーストラリア |
職業 | 俳優、監督 |
活動期間 | 1972年~ |
今ではハリウッドを代表する実力派で俳優として知られ、『グラディエーター』でアカデミー主演男優賞を受賞し、『ビューティフル・マインド』ではゴールデングローブ賞の主演男優賞(ドラマ部門)を受賞しています。
私生活では問題の多い人物だが、俳優としての実力は群を抜いています。
近年では『アオラレ』で演じた無敵の人がリアルに恐ろしい
ヒュー・ジャックマン
本名 | Hugh Michael Jackman |
生年月日 | 1968年10月12日(52歳) |
出生地 | ニューサウスウェールズ州シドニー |
国籍 | オーストラリア |
職業 | 俳優、プロデューサー |
活動期間 | 1994年~ |
今ではハリウッドで活躍するアクション俳優の一人として知られる。
演技派でもあり、ミュージカル映画『レ・ミゼラブル』でも美声を披露しています。
しかし、なんと言っても、『X-MEN』のウルヴァリン役が最強でしょう
クリス・ヘムズワース
本名 | Chris Hemsworth |
生年月日 | 1983年8月11日(37歳) |
出生地 | ビクトリア州メルボルン |
国籍 | オーストラリア |
職業 | 俳優 |
活動期間 | 2002年~ |
現在、オーストラリア出身の俳優若手ナンバー1でしょう。
2014年には『ピープル誌』の“最もセクシーな男性”に選ばれるほどの色気がある。
アメコミ原作映画の『マイティ・ソー』のソー役が最強のハマリ役です
ニコール・キッドマン
本名 | Nicole Mary Kidman |
生年月日 | 1967年6月20日(53歳) |
出生地 | アメリカ合衆国・ハワイ州ホノルル |
国籍 | オーストラリア・アメリカ |
職業 | 女優、プロデューサー |
活動期間 | 1983年~ |
今では、オーストラリア国民の最高栄誉である「Companion of the Order of Australia」を受勲。
オーストラリア人として初めてアカデミー主演女優賞を受賞し、これまで4度もノミネートされている実力派の女優です。
『めぐりあう時間たち』より『アザーズ』の方が記憶に残っています
ケイト・ブランシェット
本名 | Catherine Elise Blanchett |
生年月日 | 1969年5月14日(51歳) |
出生地 | ビクトリア州メルボルン |
国籍 | オーストラリア |
職業 | 女優、舞台監督 |
活動期間 | 1992年~ |
今では、オーストラリア勲章第二位「Companion of the Order of Australia」を受勲。
アカデミー賞では主演女優賞や助演女優賞を受賞し、ゴールデングローブ賞でも常連と言えるほど、高い実力を持つオーストラリアを代表する女優の一人。
最大限の魅力を発揮した『ブルージャスミン』はとても良かったです
マーゴット・ロビー
本名 | Margot Robbie |
生年月日 | 1990年7月2日(30歳) |
出生地 | クイーンズランド州ゴールド・コースト |
国籍 | オーストラリア |
職業 | 女優、プロデューサー |
活動期間 | 2007年~ |
現在では、オーストラリア出身の若手女優で期待値が高いです。
マーティン・スコセッシ監督の『ウルフ・オブ・ウォールストリート』で知名度を上げて、世界的に名前が知られるようになりました。
もう、みんなが大好きなハーレイ・クインはイチオシです
エリザベス・デビッキ
本名 | Elizabeth Debicki |
生年月日 | 1990年8月24日(30歳) |
出生地 | フランス・パリ |
国籍 | オーストラリア |
職業 | 女優 |
活動期間 | 2011年~ |
バレエダンサーとして特訓を受けており、191cmという高身長でもある。
MCUシリーズの『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス』、クリストファー・ノーラン監督の話題作『テネット』の出演で更に知名度が上がっています。
『コードネーム/U.N.C.L.E.』で初めてみて、圧倒的な美しさに目を奪われた
サマラ・ウィーヴィング
本名 | Samara Weaving |
生年月日 | 1992年2月23日(30歳) |
出生地 | オーストラリア州アデレード |
国籍 | オーストラリア |
職業 | 女優、モデル |
活動期間 | 2008年~ |
ヒューゴ・ウィーヴィングは叔父で、妹のモーガン・ウィーヴィングも女優として活躍している。
2015年のテレビドラマシリーズ『死霊のはらわた/リターンズ』に出演し、その後は『ザ・ベビーシッター』シリーズ、『ガンズ・アキンボ』などに続けて出演を果たしています。
まるでお人形のような顔立ちながら、時には狂ったような役が逆に似合います
まとめ
このようにオーストリア出身の俳優・女優を紹介しました。
ですが、まだまだハリウッドで活躍している俳優・女優、それだけじゃなく、製作側として映画監督や脚本家などもいます。
近年ではオーストラリア人に限らず、古くからイギリス人やカナダ人などの英語圏からも多くの俳優や女優がハリウッドにやって来て活躍している。
日本人も最近では活躍の幅を広げているが、大きな障害となる言葉の壁もあって、オーストラリア人のような活躍はできないのが現状です。
今後もオーストラリア出身の俳優や女優に注目していきたいと思います。
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