作品データ
公開年月 | 2021/06/04 |
---|---|
ジャンル | パニック/アクション |
原作 | なし |
監督 | リック・ローマン・ウォー |
脚本 | クリス・スパーリング |
製作 | ジェラルド・バトラー、ベイジル・イヴァニク、ほか |
製作国 | アメリカ |
鑑賞方法 | レンタルDVD |
あらすじ
ある日、新しく発見された彗星が地球に接近し、破片の一部が隕石となって落下、世界各地の都市する大惨事が起こる。
更なる巨大隕石の衝突が予測される事態となっていくと、世界崩壊の危機が迫ろうとしていた。
そんな中、建築技師のジョン・ギャリティは家族とアメリカ政府のシェルターに避難しようとして空軍の基地を目指すのだった。
登場人物&出演者
感想
[個人的な評価]
本作は『ジャスティス・リーグ』などに参加したVFXスタジオ「ピクソモンド」が映像を担当しています。
この作品は主演を務めるジェラルド・バトラーが製作としても名を連ねています。
過去に大ヒットした『アルマゲドン』や『ディープ・インパクト』の系譜と言える隕石による地球滅亡の物語。
上記の作品では同じテーマでありながら、まったく別のアプローチをしていて、歴史に残るような大作となりました。
そんな前例がある中で本作も似たような内容だが、どっちかと言えば、後者の『ディープ・インパクト』に近い要素でした。
あくまで主人公たちはシェルターを目指していくだけで、隕石に対抗する事はなく、ただ生き残りが目的となります。
そうなってくると、主人公たちが目指すシェルターには当然行けず、道中ではぐれてしまい、人々が暴徒化して再会しようとする。
という流れになってくるが、多分、日本に住んでいる我々にとってファンタジーであり、日本人なら潔く諦めるだろう。
さすが個人主義の国であるアメリカだけあって、自分たちさえ良ければいいという精神がとても伝わってきます。
まず、主人公は国から緊急避難者に選ばれてると、選ばれていない家族から子供を連れて行ってくれと頼んでも無視しました。
ここら辺は仕方ない事だと思うが、自分たちの子供が病気のせいで拒否されると、例外を認めろという自己中すぎる発言に呆れました。
必死に生きるのはいいけど、ルールを破ってまで自分たちを特別扱いにするような発言は個人主義のアメリカという感じがしました。
家族によるドラマが展開されているが、あまりにも自己中な彼らに共感はできず、自分の信念を貫いた妻の父親の方が立派だと感じました。
この程度で感動するようならば、日本人として少し恥ずかしいと思いますので、個人的にはあまり面白いとは思えなかったです。
コメント