【グリーンランド/地球最後の2日間】RE-3605

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洋画

作品データ

公開年月 2021/06/04
ジャンル パニック/アクション
原作 なし
監督 リック・ローマン・ウォー
脚本 クリス・スパーリング
製作 ジェラルド・バトラー、ベイジル・イヴァニク、ほか
製作国 アメリカ
鑑賞方法 レンタルDVD

あらすじ

ある日、新しく発見された彗星が地球に接近し、破片の一部が隕石となって落下、世界各地の都市する大惨事が起こる。
更なる巨大隕石の衝突が予測される事態となっていくと、世界崩壊の危機が迫ろうとしていた。
そんな中、建築技師のジョン・ギャリティは家族とアメリカ政府のシェルターに避難しようとして空軍の基地を目指すのだった。

登場人物&出演者

ジョン・アラン・ギャリティ(演:ジェラルド・バトラー)

近年の出演作に『エンド・オブ・ステイツ』、『穢れと祈り』などがあります。

主人公。高層ビルの建築技師。妻との夫婦生活は破綻していて、不倫がバレたせいで離婚寸前となっている。

大統領アラートで緊急避難者に選ばれると、妻と息子以外は連れて行けないと強い意志を見せた。
基地に到着して薬がないと知って車へ取りに行って、戻るも妻と息子とはぐれて義父の実家へ。
道中でトラックに拾ってもらい、グリーンランドのシェルターを聞いて、義父の家に到着する。
最後は家族と再会してグリーンランドに到着し、9ヶ月後の崩壊した世界を目の当たりにした。

アリソン・ローズ・ギャリティ(演:モリーナ・バッカリン)

近年の出演作に『世界一不幸せなボクの初恋』、『デッドプール2』などがあります。

ヒロイン。ジョンの妻。夫婦仲はすでに崩壊していて、夫の不倫が分かって離婚寸前の気まずい状態にある。

緊急避難者に選ばれると、避難する際に友人たちの子供を連れて行けずに罪悪感を持ってしまう。
基地に到着して息子の病気で拒否され、ルールを無視しろと怒鳴るも結局は夫を探しに行く。
祖父の家で夫と再会して、安堵していたが、隕石が落ちてシェルターを目指す為に出て行った。
最後はグリーンランドにあるシェルターに到着し、9ヶ月後に崩壊した世界を目の当たりにした。

ネイサン・ベケット・ギャリティ(演:ロジャー・デール・フロイド)

代表作に『タイガーランド』、『ドクター・スリープ』などがあります。

ジョンとアリソンの一人息子。重度の糖尿病を患っている。父親と母親がケンカしている事を認識している。

近所とパーティしていた時に隕石が落下し、大統領アラートから緊急避難者として選ばれた。
基地に到着するも病気のせいで拒否され、薬を探しに行った父親を追うも途中で誘拐される。
別の基地で母親と再会を果たし、無事に父親や祖父が待つ家に来て、安心して笑顔を浮かべた。
最後はグリーンランドにあるシェルターに到着し、9ヶ月後に崩壊した世界を目の当たりにした。

デール(演:スコット・グレン)

近年の出演作に『ペーパーボーイ/真夏の引力』、『ボーン・レガシー』などがあります。

アリソンの父親。ケンタッキー州のレキシントンに住んでいる。妻を亡くしていて一人で大きな家に住んでいる。

巨大彗星“クラーク”が大きな被害をもたらす中、仲間たちとトランプをして過ごしていた。
単独で来たジョンが娘と孫と連れて来なかった事に少し怪訝となるが、仕方なく出迎える。
娘と孫たちが到着して迎えに行くと、ジョンがシェルターを目指すとして黙って聞いていた。
最後はジョンを許して、妻と同じように家で死を迎える覚悟を持ち、ジョンたちを送り出した。

感想

[個人的な評価]

評価 :2/5。

本作は『ジャスティス・リーグ』などに参加したVFXスタジオ「ピクソモンド」が映像を担当しています。
この作品は主演を務めるジェラルド・バトラーが製作としても名を連ねています。
過去に大ヒットした『アルマゲドン』や『ディープ・インパクト』の系譜と言える隕石による地球滅亡の物語。
上記の作品では同じテーマでありながら、まったく別のアプローチをしていて、歴史に残るような大作となりました。
そんな前例がある中で本作も似たような内容だが、どっちかと言えば、後者の『ディープ・インパクト』に近い要素でした。
あくまで主人公たちはシェルターを目指していくだけで、隕石に対抗する事はなく、ただ生き残りが目的となります。
そうなってくると、主人公たちが目指すシェルターには当然行けず、道中ではぐれてしまい、人々が暴徒化して再会しようとする。
という流れになってくるが、多分、日本に住んでいる我々にとってファンタジーであり、日本人なら潔く諦めるだろう。
さすが個人主義の国であるアメリカだけあって、自分たちさえ良ければいいという精神がとても伝わってきます。
まず、主人公は国から緊急避難者に選ばれてると、選ばれていない家族から子供を連れて行ってくれと頼んでも無視しました。
ここら辺は仕方ない事だと思うが、自分たちの子供が病気のせいで拒否されると、例外を認めろという自己中すぎる発言に呆れました。
必死に生きるのはいいけど、ルールを破ってまで自分たちを特別扱いにするような発言は個人主義のアメリカという感じがしました。
家族によるドラマが展開されているが、あまりにも自己中な彼らに共感はできず、自分の信念を貫いた妻の父親の方が立派だと感じました。
この程度で感動するようならば、日本人として少し恥ずかしいと思いますので、個人的にはあまり面白いとは思えなかったです。

コメント

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