作品データ
公開年月 | 2018/01/12 |
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ジャンル | サスペンス |
原作 | なし |
監督 | ケヴィン・ジェームズ・バリー |
脚本 | エヴァレナ・マリー |
製作 | エヴァレナ・マリー、ケヴィン・ジェームズ・バリー |
製作国 | アメリカ |
鑑賞方法 | 動画配信サービス |
あらすじ
銀行強盗を成功させたハリーとミックは組織に指定されたモーテルにたどり着いた。
そこでハリーとミックは新たな仲間と落ち合うはずが、なかなか約束の相手が現れずに苛立っていた。
その一方、車のトランクから手足を縛られた若い女性が発見され、二人は困惑するような状況に陥るのだった。
登場人物&出演者
感想
[個人的な評価]
これまで様々なゴミみたいな映画を鑑賞してきましたが、本作ほど意味の分からない作品は久しぶりかもしれない。
物語の発端となる銀行強盗が音声だけという時点で、怪しいと思っていました。
音声だけなら、いくらでも状況を変える事ができるし、何より製作側の都合に合わせられる。
主人公となる銀行強盗の二人組が組織が何かの仲間とモーテルで会うところまで理解できた。
しかし、彼らが幻覚なのか現実なのか分からないような現象に見舞われていき、解明するはずもなくトランクから縛られた美女が出てきて、謎の渋滞が始まっていきます。
本来なら、そこから謎解きが始まってもいいけど、そんな素振りはせず放置して段々と悪化してワケが分からなくなってくる。
まず、主人公の二人組に起きている現象を消化しないまま、ヒロインが登場するも解決させるどころか更に謎を深めていく。
これが名作ならすべてが伏線になっていて、ラストに向けて点と点が結びついて一本の線になってアッと驚かせてくれる。
しかし、本作にはそんなモノは最初から存在せず、その場の思いつきとしか考えられない脈略のない現象が発生していく。
ルールもなければ規則性もないし、何かの超常現象という前振りもほとんどない。
つまり、本当にその場で思いついて作ったとしか考えられないシーンが連続します。
それが一種の幻覚みたいな感じになるが、そこから何も答えが導き出されないなら本当に意味のないシーンとなってしまう。
これが何回も繰り返されていき、幻覚なのか現実なのか登場人物たちですら分からなくなっていくから、観てる側は尚更分からない。
ラストでは遠回しなヒントしか与えず、そもそも答えに繋がるのか怪しいぐらい説得力皆無。
多分、監督はセンスのある構成だと自己陶酔しているだろうが、伝わらないストーリーに上手いも下手もないです。
基本ができないクセに変なテクニックを使おうとして失敗したが、本人だけが気付いていない痛すぎるパターンの論外なゴミ映画でした。
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