作品データ
あらすじ
タイムトラベルを繰り返しながら死闘を繰り広げる善と悪、二つの軍団、アリス、白雪姫、赤ずきん、眠れる森の美女たち“グリム・アベンジャーズ”たち。
邪悪な敵はアトランティス王国の女王マグダと、狡猾な魔術師のルンペルシュティルツキン。
マグダの狙いはチャールズ王子が持つ魔法の指輪を手に入れ、世界を支配する事だった。
登場人物&出演者
・アリス(演:クリスティーナ・リッチャルディ)
代表作に『アリスvsモンスター・スクワッド』などがあります。
「ルッキンググラス」を組織して、割れた魔法の鏡から出てくる御伽話の住人を見張る。
地上にマグダ女王とチャールズ王子が出現し、関わりのある白雪姫を目覚めさせて仲間に。
マグダ女王の野望を食い止めるべくチャールズ王子を探すが、白雪姫たちは別の世界へ。
ハッターの作った特製のお茶で未来へトリップし、白雪姫たちをなんとか現代へ連れ戻す。
最後は巨大化してマグダ女王の兵士たちを潰し、ルンペルシュティルツキンを投げ飛ばした。
・ハッター(演:ランダル・ヤーブロー)
代表作に『アリスvsモンスター・スクワッド』、『ホワイト・ウォール』などがあります。
「ルッキンググラス」に属して、アリスの助手的な役でサポートをしている。
魔法の鏡を監視していて、ルッキンググラスが使っているビルのセキュリティも担当する。
アリスが縮小化と巨大化する薬の調合、未来へトリップする特製のお茶などを作った。
最後は結婚式を挙げた白雪姫とチャールズ王子の神父役を担って無事に二人が結婚した。
・白雪姫(演:ローレン・パーキンソン)
代表作に『Eastern College』、『CobraGator』などがあります。
魔法の鏡が割れて世界に御伽話の住人が侵略する中、ずっと凍らされて何も知らなかった。
チャールズ王子とマグダ女王が出現した事で、アリスに氷を溶かされて仲間として加わる。
侵略者と戦っていたいばら姫と赤ずきんと接触して、一緒に戦うよう説得をした。
チャールズ王子を見つけるも連れ去られ、ルンペルシュティルツキンにより別世界に行く。
最後は元の世界に戻ってチャールズ王子から指輪を受け取り、マグダ女王を追放した。
・赤ずきん(演:エリザベス・アイリーン)
本作が長編映画デビュー作となります。
世界を侵略している御伽話の住人を始末している。得意の弓矢で敵を次々と倒していく。
復活した白雪姫の誘いを受けて、アリスたちに協力してチャールズ王子を救う事になる。
ルンペルシュティルツキンにより自分たちの世界に送り込まれ、マグダ女王の兵士を倒す。
やって来た白雪姫から自分たちの世界はマグダ女王に支配されたと知り、元の世界へ行く。
最後はマグダ女王とチャールズ王子の結婚式をぶち壊し、アトランティスの兵士たちを倒す。
・いばら姫(演:マラ・フェアクラフ)
代表作に『Sweet Little Lies』、『Blue Hollywood』などがあります。
世界を侵略している御伽話の住人を始末している。魔法によって相手を操る事ができる。
白雪姫とチャールズ王子の関係を知っていて、それを手伝うのは嫌々ながら協力する事に。
ルンペルシュティルツキンにより自分たちの世界に送り込まれ、狭い場所に閉じ込められる。
なんとか自力で脱出して、白雪姫たちと合流してアリスの助力で元の世界へ戻った。
最後はマグダ女王とチャールズ王子の結婚式をぶち壊し、アリスと協力する事になる。
・チャールズ・チャーミング三世(演:マイケル・マルセル)
代表作に『エイリアン:スカイコマンド』などがあります。
伝説的な英雄で王子。結婚式の前に突然姿を消し、人形姫とともに海へ消えていった。
欲深いマグダ女王の企みを知って、アトランティス王国からなんとか逃げ出していた。
ルンペルシュティルツキンと組んだマグダ女王が暴れ回り、それを止めようとする。
結局捕まってしまい、ルンペルシュティルツキンの策略でマグダ女王と結婚する事に。
最後は戻ってきた白雪姫に指輪を指にはめて、マグダ女王を弱体化させて追放した。
・ルンペルシュティルツキン(演:エリック・フェルツ)
代表作に『Callback』、『The Pine Tar Incident: Making of Tar Wars』などがあります。
狡猾な魔術師。以前は悪の世界を支配していた。白雪姫が現れた事をマグダに知らせた。
マグダにチャールズ王子を結婚させれる事を条件にアトランティス王国を欲しがる。
チャールズ王子を捕らえる為にマグダ女王へ作戦を助言し、見事に捕まえて連れ帰る。
マグダ女王に結婚を早めるように脅迫され、なんとかチャールズ王子を説得していた。
最後は戻ってきた白雪姫たちが結婚式をぶち壊し、逃げようとしたらマグダ女王に捕まる。
・マグダ女王(演:キャサリン・マヤ)
本作が長編映画デビュー作となります。
アトランティス王国の女王。チャールズ王子と結婚するはずだったが、逃げられてしまう。
チャールズ王子を追って地上にやって来ると、ルンペルシュティルツキンと接触する。
その狙いはチャールズ王子と結婚する事で指輪を手に入れ、世界を支配できるという事。
ずっとルンペルシュティルツキンの作戦に振り回され、単純に脅迫するだけの無能と化す。
最後は戻ってきた白雪姫たちに結婚式をぶち壊され、弱体化してアトランティスに戻る。
感想
[個人的な評価]
本作は『アリスvsモンスター・スクワッド』の続編に当たる作品となっています。
ただし、引き続き登場するのはアリスだけであり、中身はまた違った内容となっています。
相変わらず中身はショボイの一言であるが、設定だけを見ればロマンスに溢れる可能性だけは秘めている展開でした。
しかしながら、予算もさる事ながら、監督が三流なので全体的に安っぽい学芸会となります。
前作でも言っていると思いますが、キャスティングがあまりにも適当すぎてギャグにすらなっていません。
一作目から引き続きアリスが登場しているが、年増のババアになんの魅力があるのだろうか。
続けて本作の中心人物となる白雪姫のガタイが良すぎて、あの可憐なイメージが一切ない。
いばら姫はこの中ではマシな感じだが、やっぱり、年を取りすぎてファンタジーさが皆無。
赤ずきんなんて、単なる戦闘狂になっていて、平然とアトランティスの兵士たちを惨殺する。
そして、一番の問題となるチャールズ王子がまさかの黒人で、一瞬「ワカンダの国王」かと思うほどイメージを完全に無視しています。
とにかく、本作でのキャスティングが適当すぎて、イメージしている御伽話のキャラクターとは似ても似つかない。
その中でもルンペルシュティルツキンだけはキャラクターがいいので、誰が演じてもそれなりの雰囲気となっています。
内容についてもアサイラムらしく、ずっとグダグダのダラダラした感じで、アクションのキレがまったくありません。
ですが、グリム童話のキャラクターが集結して戦う可能性だけは感じさせる作品でした。
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