【ジョーズ/ザ・ファイナル】RE-3805

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洋画

作品データ

公開年月 2022/03/06
ジャンル パニック/アクション
原作 なし
監督 アンドリュー・トラウキ
脚本 アンドリュー・トラウキ
製作 ジャック・クリスティアン、ニール・キングストン、ほか
製作国 オーストラリア
鑑賞方法 レンタルDVD

あらすじ

三姉妹の次女であるニックは、妹の兄ーと友人のジョディとリサたちと海でシュノーケリングを楽しんでいた。
やがて、カヤックに乗って滅多に人が来ない離島を目指すが、彼女たちを巨大なサメが襲ってリサが殺されてしまう。
更に巨大ザメは島の浅瀬で遊んでいた子供たちも襲い、ニックたちはリサの仇を討つべく、わずかな武器と知恵と工夫で死闘を挑むのだった。

登場人物&出演者

ニック(演:テレサ・リアン)

代表作に『Becoming Bond』、『The Spy Who Never Dies』などがあります。

主人公。三姉妹の次女。姉が暴力夫によって溺死させられてしまい、その現場を見たせいでトラウマとなった。

逃げるようにインドでしばらく過ごすと、少し気持ちが落ち着いてから約束した島に来る。 インドアだった三女と再会するが、現実から逃げ出したせいでギクシャクした感じとなる。 サメの襲撃でリサが食われ、トラウマを抱えながらも三女やジョディを守ろうと奮起する。 最後は網を使って対抗するも妹が海に落ちて、トラウマを克服してサメをナタで刺し殺した。

アニー(演:サスキア・アーチャー)

本作が長編映画デビュー作となります。

三姉妹の三女。姉たちが海で遊んでいる間、ニックの家で居候しながらずっとスマホで遊んでいた。

長女が夫に殺され、ニックがインドに逃げてしまうと、一人残って母親の面倒を見ていた。 インドからニックが帰ってくると、アウトドア派になって島に来て一緒に海へ出ていった。 姉に見捨てられた事に怒りを持っていて、サメに襲われた後で不満を爆発させて仲直りした。 最後は姉とともにサメを止めようとして海に落ちて網に絡まるが、助け出されて生還した。

ジョディ(演:アン・トゥロウン)

代表作に『Schapelle』、『ハード・ターゲット2/ファイティング・プライド』などがあります。

ニックの友人でアジア系。リサとはいつも行動を共にしている。いつもニックの姉と魚捕りの競争をしていた。

ニックの姉が殺されてから会っていなかったが、約束した島で再会を果たして歓迎していた。 取っておきのスポットを用意し魚を獲りに向かうが、リサがサメに食われショックを受ける。 ケガした子供の為に助けを呼ぼうとボートでみんなと向かい、ニックに助言を求めていた。 最後は網でサメの動きを止めるも暴れられ、海に落ちるも妹を助けるニックにより生還した。

リサ(演:ケイト・リスター)

代表作に『デス・トラップ/仮面を被った復讐者』、『ヘブン・イン・ザ・ヘル』などがあります。

ニックの友人。常にジョディと一緒に行動している。久しぶりに参加したニックに感想を聞いていた。

ニックがインドからの旅から島に来て再会を果たすが、まだ心の傷が言えていないと分かる。
ジョディが用意したスポットまでみんなで行き、初心者のアニーの面倒を積極的に見ていた。
アニーがサメの存在を見て警戒し、島へ行こうとして彼女が襲われる姿を見て助けに行く。
最後はカヤックをひっくり返されると、アニーの元に行こうとしてサメに襲われて死亡した。

感想

[個人的な評価]

評価 :1.5/5。

本作は『ランペイジ/巨獣大乱闘』や『猿の惑星:新世紀』のVFXスタッフが参加したサメ映画となります。
この作品は『赤い珊瑚礁/オープン・ウォーター』や『ブラック・クローラー』で知られるアンドリュー・トラウキが監督と脚本を務めています。
そもそも、アンドリュー・トラウキ監督はそこまで上手い監督ではないので、鑑賞する前からの期待値はあまりなかったです。
ただ、本作は受けているバカ映画ではなく、あくまでシリアスな路線を貫いたサメ映画という感じでした。
その為、違ったところでドラマ性を生み出すのに主人公にトラウマを与える冒頭があるけど、後半になってくると足を引っ張る要素になりました。
何かある度にフラッシュバックとして主人公を襲ってくるが、地味すぎる作品のせいでしつこくてクドいような印象を持ちました。
あくまで地味な内容に色付けする為に使っていると思いますが、残念ながらサメとは関係ないから邪魔になってきます。
冒頭で主人公の姉が暴力夫に殺されるが、それがイコール水への恐怖に繋がる点でも少し強引な感じでした。
とにかく、本作はあまりにも材料が少ないし、登場人物におけるドラマだって取って付けたような上辺だけで面白味はありません。
実際に主人公たちがカヤックで海に行くが、それについても普通すぎて何か起こるような雰囲気もなかったです。
だからこそ、ストーカーみたいな人喰いサメが出てくるが、こちらも相手が動物なので動機など一切説明しません。
人喰いサメは主人公たちに恐怖を与える為だけにしか存在せず、時々使われる資料映像の方が画質がいいのは何かの皮肉なのだろうか。
やはり、シリアスなサメ映画というのは出尽くしているジャンルなので、アサイラムなどがやっているぶっ飛んだ内容のバカ映画の方が需要があると思います。

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