作品データ
公開年月 | 2022/03/06 |
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ジャンル | パニック/アクション |
原作 | なし |
監督 | アンドリュー・トラウキ |
脚本 | アンドリュー・トラウキ |
製作 | ジャック・クリスティアン、ニール・キングストン、ほか |
製作国 | オーストラリア |
鑑賞方法 | レンタルDVD |
あらすじ
三姉妹の次女であるニックは、妹の兄ーと友人のジョディとリサたちと海でシュノーケリングを楽しんでいた。
やがて、カヤックに乗って滅多に人が来ない離島を目指すが、彼女たちを巨大なサメが襲ってリサが殺されてしまう。
更に巨大ザメは島の浅瀬で遊んでいた子供たちも襲い、ニックたちはリサの仇を討つべく、わずかな武器と知恵と工夫で死闘を挑むのだった。
登場人物&出演者
感想
[個人的な評価]
本作は『ランペイジ/巨獣大乱闘』や『猿の惑星:新世紀』のVFXスタッフが参加したサメ映画となります。
この作品は『赤い珊瑚礁/オープン・ウォーター』や『ブラック・クローラー』で知られるアンドリュー・トラウキが監督と脚本を務めています。
そもそも、アンドリュー・トラウキ監督はそこまで上手い監督ではないので、鑑賞する前からの期待値はあまりなかったです。
ただ、本作は受けているバカ映画ではなく、あくまでシリアスな路線を貫いたサメ映画という感じでした。
その為、違ったところでドラマ性を生み出すのに主人公にトラウマを与える冒頭があるけど、後半になってくると足を引っ張る要素になりました。
何かある度にフラッシュバックとして主人公を襲ってくるが、地味すぎる作品のせいでしつこくてクドいような印象を持ちました。
あくまで地味な内容に色付けする為に使っていると思いますが、残念ながらサメとは関係ないから邪魔になってきます。
冒頭で主人公の姉が暴力夫に殺されるが、それがイコール水への恐怖に繋がる点でも少し強引な感じでした。
とにかく、本作はあまりにも材料が少ないし、登場人物におけるドラマだって取って付けたような上辺だけで面白味はありません。
実際に主人公たちがカヤックで海に行くが、それについても普通すぎて何か起こるような雰囲気もなかったです。
だからこそ、ストーカーみたいな人喰いサメが出てくるが、こちらも相手が動物なので動機など一切説明しません。
人喰いサメは主人公たちに恐怖を与える為だけにしか存在せず、時々使われる資料映像の方が画質がいいのは何かの皮肉なのだろうか。
やはり、シリアスなサメ映画というのは出尽くしているジャンルなので、アサイラムなどがやっているぶっ飛んだ内容のバカ映画の方が需要があると思います。
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