【デイ・トゥ・ダイ/最後の戦い】RE-3782

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アクション

作品データ

公開年月 2022/03/04
ジャンル アクション
原作 なし
監督 ウェス・ミラー
脚本 ラブ・ベリー、スコット・マラーチェ
製作 DJ・ドッド、ウェス・ミラー、ほか
製作国 アメリカ
鑑賞方法 レンタルDVD

あらすじ

ある高校で人質立てこもり事件が発生し、警察本部長アルストンはメイソン率いる軍の特殊部隊に救助を要請する。
しかし作戦は失敗して多くの犠牲者を出してしまい、部隊が解散した後、保護観察官となった元隊員のコナーは対象者を守る為にある男を殺してしまう。
その男は麻薬組織の一味で報復としてコナーは妻を誘拐し、要求された身代金200万ドルえタイムリミットが12時間となって彼は昔の仲間を集めて危険な作戦を決行するのだった。

登場人物&出演者

コナー(演:ケヴィン・ディロン)

代表作に『プラトーン』、『ポセイドン/2006年版』などがあります。

主人公。元特殊部隊の隊員。人質立てこもり事件の救出に失敗し部隊は解散し、保護観察官として働いている。

証人を逃がす為にタイロンの手下を射殺し、そのせいで妻を誘拐されて利用される事になる。
特殊部隊の仲間たちが集まって売人から金を強奪し、妻を助ける為にタイロンの元に向かう。
弟の裏切りを知るが反撃して形勢逆転となり、黒幕が本部長だと知って金を奪う作戦を決行。
最後は弟や仲間を失うもメキシコに逃げ、赤ん坊が生まれて被害者たちに寄付金を出した。

キャンディス(演:ブルック・バトラー)

代表作に『ザ・サンド』、『リメインズ/死霊の棲む館』などがあります。

ヒロイン。コナーの妻。保護観察官になった夫の収入が激減し、苦しい生活を送っている。

家に帰って妊娠検査薬を使うと、妊娠している事が分かって夫に話して二人で喜んでいた。
タイロンが手下を殺された報復として誘拐されるが、自力で拘束を解くも結局は捕まった。
偽造パスポートを従兄弟に作ってもらい、夫とタイロンたちとメキシコに金とともに逃げた。
最後は無事に赤ん坊を出産して、人質立てこもり事件の被害者たちに多額の寄付金を出した。

ティム(演:ジャンニ・カッパルディ)

代表作に『ジャスティス・ウォー/正義の代償』、『シャドウワールド』などがあります。

コナーの弟で元特殊部隊の隊員。人質立てこもり事件で一般人を射殺し、乗り越えずに自堕落な生活を送る。

兄が久しぶりに訪ねてきて銃を向けるが、殴り合いになってから事情を聞いて協力をする。
見事に売人たちから金を手に入れると、取り分を困っている兄にすべて渡して賛同した。
実は薬物依存症になっていてタイロンに利用されるが、反撃して立場が逆転してしまう。
最後は本部長の金を奪う作戦に参加し、兄が狙撃されるところで身代わりになって死亡した。

ブライス・メイソン(演:フランク・グリロ)

近年の出演作に『U・ボート/オペレーション・シーウルフ』、『バトル・クルーズ』などがあります。

元特殊部隊の隊長。人質立てこもり事件でアルストンを説得し救出作戦を決行するも、失敗して職を失う。

コナーが困った状況になったと知って駆けつけ、その前に本部長へ挨拶して皮肉を残した。
ティムの家でコナーとも会って事情を聞いて、昔の仲間たちを招集して作戦を立てていた。
タイロンのアジトに乗り込んでコナーたちを助け、本部長が黒幕と知って金を奪う事になる。
最後は植物状態の息子を安楽死させ、コナーたちを逃がす為に足止めをして銃撃で死亡した。

スティーヴ(演:アレクサンダー・カネ)

代表作に『オメガ:バトル・エイリアン』、『アンチ・ライフ』などがあります

元特殊部隊の隊員。人質立てこもり事件でドゥエインとともにロケットランチャーを使って外から攻撃した。

部隊が解散してから再婚を果たすが、隊長からの招集を受けてブチ切れながらも参加した。
ワゴンと大量の武器を用意して売人から金を奪うと、コナーの為に取り分を渡していた。
家に帰ると取り分を全部渡したとバレて、再婚相手から怒られて隊長に助けを求めていた。
最後は銀行での銃撃戦に狙撃の援護と弾丸を持ち、足止めしようとして本部長に射殺された。

ドウェイン(演:ヴァーノン・デイヴィス)

代表作に『ベイウォッチ』、『ザ・チェイサー/真実の瞬間』などがあります。

元特殊部隊の隊員。人質立てこもり事件で隊長の指示でロケットランチャーを使って犯人たちを撹乱した。

部隊の解散後は職を転々としていて、新しい職場に入るも招集の指示を受けて自ら辞めた。
売人から金をすべて奪い去っていくが、仕事を辞めるも仕方なく取り分をコナーに渡した。
タイロンの元に隊長と援護にやって来ると、黒幕が本部長と知って金を奪う為に参加した。
最後は銀行前での銃撃戦を繰り広げ、警官を何人か射殺するも狙撃で頭を撃ち抜かれ死亡。

スペード(演:カーティス・ニコールズ)

代表作に『ブラッド・ジャスティス』、『女霊館』などがあります。

タイロンの側近でボディガード。コナーが手下を殺害して追い詰めるが、タイロンの命令で殺さずにいた。

ボスと本部長が会う場所でも同行して、護衛していた白人に対して警戒心を持っていた。
金を手に入れたコナーが連絡すると、人質はすべて抹殺するべきだとボスに意見を言った。
コナーたちが金を持ってくるも足りないと伝えるが、ボスが納得するも処刑しようとした。
最後は反撃したコナーたちの銃撃から逃げられず、ボスをかばって背後からの銃弾で死亡。

タイロン・ペティス(演:レオン)

代表作に『クリフハンガー』、『戦争のはじめかた』などがあります。

街を裏から牛耳る犯罪組織のボス。生まれてすぐ母親に捨てられたせいで、子供たちに対して甘い。

手下を殺された事でコナーに20年分の金を要求し、彼の妻を誘拐して敵対する売人から奪う。
裏では本部長と繋がっていて、彼と手を組んだ事で組織が大きくなって選挙戦にも献金する。
コナーたちを解放するも隊長たちの援護で窮地になるが、本部長の真実を話して共闘する。
最後は金を見事に奪ってコナーたちとメキシコに渡り、友人のような関係で寄付金を出した。

アルストン本部長(演:ブルース・ウィリス)

近年の出演作に『ワイヤー・ルーム』、『ザ・ローブ/THE HEROES HIGHT VOLTAGE』などがあります。

市警本部長。人質立てこもり事件で交渉が長引き、メイソンに託すも失敗して多くの犠牲者を出してしまう。

すべての責任をメイソンたちの特殊部隊に押し付け、自身は変わらずに本部長を続けていた。
コナーがタイロンに目をつけられるが、実は裏で繋がっていて選挙戦では資金を得ていた。
タイロンが自分の縄張りを潰すと、金を移動させようとして刑事にバレて目をつけられる。
最後は銀行での銃撃戦を繰り広げるも金を奪われ、部下に悪事をバラされて逮捕される事に。

感想

[個人的な評価]

評価 :2/5。

本作は俳優引退を表明したブルース・ウィリスが出演した作品となります。
この作品は『リリー・グレイス/魔女に囚われた男』、『ブラッド・ジャスティス』で知られるウェス・ミラーが監督を務めています。
ブルース・ウィリスが主演のようなジャケットになっていますが、相変わらずの悪役というポジションになっていました。
最初は主人公たちの味方だと思ったら、実はすべての黒幕で最終的に逮捕されるという結末を迎える事になります。
主人公のケヴィン・ディロンは何発も顔面を殴られたイーサン・ホークに見えて、弟役のジャンニ・カッパルディが太ったジャスティン・ロングに見えてしまった。
それが最初から最後まで気になってしまい、彼らが繰り広げるドラマやアクションがかなりどうでも良くなりました。
冒頭で人質立てこもり事件で救出に失敗して特殊部隊が解散となるが、その原因は自分たちにあるせいでややこしくなってしまった。
黒幕である本部長がすべて裏で糸を引いているなら分かりやすい構図になるけど、なぜ関係ない描写にしたのか意味が分かりません。
当初は妻を誘拐された主人公が仲間たちと暴走していくが、そこからまさの敵の敵は味方という流れになって今一つ分かりにくいです。
そこから黒幕の金を奪う流れになりますが、あまりにもグダグダで分かりにくい展開のせいで爽快感がまったくありません。
何より主人公たちの行動に正義がまったくないから同情ができず、妻が妊娠している一点だけに共感を持たせるにはムリがありすぎました。
それにブルース・ウィリスはマトモに演技ができない病気のせいで、いらない場面でも代役を使っているから不自然な演出となっていました。
とは言っても、病気のせいで引退するブルース・ウィリスが悪いワケじゃないので、残り少ない彼の作品を楽しみたいと思います。

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